深夜で、店内は広く、人は まばらだった。
突然、
『ドカッ』と云う音(踏み台を 蹴る音)がして、
『ちょーきもいばばあ』と言いながら、30歳位の女人が、私の背後を通って行った。
ガラガラの空間で、なにゆえ こんな恐怖を味わう?
(オカルト漫画以上に恐ろしい)
(殺されたいの? お嬢さん)
何を目当ての蛮行なのか?
尾行してみた。
アニメ・ゲームの雑誌コーナーで、紐をほどいて中を覗き込んでいる女。
『よし! わかった!』
歓喜の雄叫びを上げ 雑誌を抱え、少女漫画コーナーに行き、
『あっつー、あっつー』とのたまい、レジに向かって行った。
彼女が熱心に見ていた雑誌コーナーに行って見ると、
2次元の美少女が表紙を飾り、『リリカルなのは』などと云う文字が印刷されていた。
メルヘンでリリカルな、その2次元空間には、多分 存在しないのだろう。
パステルカラー(青系)のワンピースに、白い綿ニットのレースのセーターを はおり、大きな鞄を提げた白髪まじりの女はな。
自殺防止を謳ったサイトにいたとき、
『おれたちを おどすのか』って書かれたときのこと、思い出しちゃったわ。
こっちは、現実世界で、
死んだ方が 楽かも…な目に 遭ったり、
人間の尊厳が 保てないような 言葉を、浴びまくったりして、
正気でいるのが難しかった。
でも、恐怖の極みにありながら、狂いきることもできない。
ほとんどいつも、辛い苦しい、いたたまれない。
しにたいと思ってた。
(他者の役に立てそうで 動いているときだけは、許されている気がする 寄生者みたいだった)
でも、しにたいなんて言うと、
現実世界では、努力不足とか甘えとか、本当は生きたいはずとか決めつけられてしまうものだし、
ネット上でも、あまり理解されないだろうし、不快に思われるだろからと、ずっと我慢していた。
半年以上、本音を書けなかった。
荒らされても、罵詈雑言を書かれても。
多分、ばんづいんとか云う ハンドルネームの人だったと思う。
自分が、仏教関係者に尋ねたいことがあって、様子を見てるうちに、
『o(^-^)o』氏が、遊び空間にした、私のスレッドを 看過できなくなり、
回答者として参加し、暴れまわった挙げ句、証拠隠滅。
決め文句が、
『おれたちを脅すつもりか』
1人 2人じゃない。
何十人もの精神の専門家や医師に、死んだ方がましな扱い受けたから、
もうどうしようもなくて、ネットの中に救いを求めた。
それを現実逃避と決めつける、おめでたさ。笑っちゃうね。
しあわせな人なんだろうな。
自分には幸福が許されないと、洗脳されきった人間の苦しみなど、想像したことないだろ?
何とか気分を上向きにして、最悪(不自然な死)を避けようと、本屋に寄ったのである。
ちょっとしたきっかけで、限界の人は自殺に向かうかもしれないのである。
『キモイ』だけでも『ババア』だけでも、暴力である。
『超』までついたら、立ち直りにくいぞ。
『死ね』と言われたも同然だ。
元来、鏡を見るのが辛い、自分に自信がない人間だからな。
女 子どもが、魔法少女(なのは)に夢中になるのは いいが、
その挙げ句、通り魔になるのは 残念極まりないね。
時の首相が言ったとさ。
『弱い者を、集団でいじめている子がいるならば、その行為はとても恥ずかしい、卑劣だ』
虐待されてる人間を、はなから弱い者と決めつけるのは いただけないね。
虐待を行う人間の方が、たいてい病んでるし、弱いから群れるのじゃないのかい?
『人間として大事なのは、自分が相手の立場になった時にどう思うか』
あなたは あるの?
保険代理店の立場とか、
原発の作業員さんの立場とか、
オスプレイの飛行区域の住人の立場とか、
想像したことが?
その痛みを感じたことがあるの?
『いじめられている子がいるならば、ぜひ伝えたいことがあります。あなたは独りではありません。あなたを守ろうという人は必ずいます』
その根拠は?
『お父さん、お母さん』
心配かけたくない気持ち分からないの?
『先生、友だち、誰でもよいから相談してください』
先生に相談した結果、絶望する羽目になったんだろうが!
大津の子は!
『1番大事なのは、その周りにいる子です』
子どもに責任をかぶせるとは。
恥ずかしくないのかい?
『いじめている子がいる、いじめられている子がいると分かっているならば、見て見ぬふりをしないこと』
かばえば、次は自分が標的になることもあるのです。
(私には その体験がある)
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