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2012-08-17(Fri)

布団で眠れぬ記録 更新中(28日目)

◆ 横田 滋さんの 写真展にて

友『鳥肌が おさまらない。悪いけど もう いられない』
ト、5分位で出口へ。
(それでも、彼女は署名をしてくれた)

めぐみさんは、
生存していると、拝察される。

成人した 彼女の写真を 見たとき、
(周囲から とても大切にされている人だ)と感じた。

拉致直後の 13歳当時の かげりは消え、
地に足をつけ、堂々と生きている人に 見えた。

宝物のように 守り、育ててくれていた親や、
友だちから 引き離され、
見も知らぬ国へ さらわれると云う、
想像を絶する 恐怖を乗り越え、
美しく輝いていた人が、

郷愁に耐えかね、精神を病み、死に至る などと云うことがあろうか?
ありえない気がする。

めぐみさんを含む、すべての 拉致被害者と、
その ご家族の幸福(回復)を祈る 熱帯夜。


◆ パート先にて

場面1

私「もしもし」
私「もしもし…」
私「…」
私「切りますよー」
ト、電話を切る。
先輩X『はぁ!?』
先輩X『お切りします。でしょう』


場面2

先輩Y『何かかえてるの?』
私「クレームです」
ト、書類を渡す。
私「散々 怒鳴って、気が済んだのか、最後は こちらの話を聞いてくれましたが…」
先輩Y『じゃあ いいじゃん』
私「…」
(依頼した業者さんの対応が、臨機応変でなかった結果、
『せめて応急処置をしてほしい、このま苦しんでろと言うのか!』
と、現場の人が 電話で訴えていた)

私「業者さんに 電話がつながらないので、…この書類を 送りつければ いいのかと…」
先輩Z『まあ!』
先輩Z『送る、でしょう』

…X先輩の言葉には、
…(辞めてやらあ)と思い、
…Z先輩の言葉には、
…(私が悪うございました)と思った。

システム改編後、
手間は倍増。
人員は 櫛の歯が欠けるように減り、
コールセンターでありながら、
電話に出たら、先輩に怒られた。
(電話に出ると、山積みになっている依頼書が、片づかないからだ)

『体調不良で 休みたい』と云う 同僚の電話さえ、
つながらないこともあった。

その会社の パートタイマーの多くは、
元気な人が多くて、…

もっと効率が良い、
自分の能力を 高く買ってくれる場所があれば、
軽々と 移動できると云う感じの、…
自信に満ちた人(技術的にも 知的にも 人間的にも)が、少なくない。
(良いことだ)

社員は、倒れる人が出て、
夜勤の人員が少なくて、
大変だろうと、私は思うが。…

『高い給料をもらってる 社員の手抜きのせいで、パートが苦労している』
『この依頼者、頭が悪い』
そんな言葉が、デスクの上を 飛び交うのは、
時給が安いから?

そう云う言葉は、許しあっている先輩が、
音声が聞こえない 誰か分からない電話の相手に、
敬語を遣わなかった私のことは、糾弾なさる。

悪いけれど、這うようにして やっとこ通ってます。

生きて 息して、
7時間、コンピュータ+電話に合体した システムの部品として、
目と ノドと 耳と 手と、
ときどき、足を使うだけで 精一杯。
脳は、ほとんど 遣えてません。
(疲れと 空腹と、過度の緊張のために)

お客さんと 取引先にも、敬意を抱いてますが、
完全無欠な敬語を 遣う技量も、学ぶ余裕も ありません。

耳障りなら 申し訳ございませんが、
ひとときのことです。
儚い命の おたがいさまです。

欠点をつついて、気力を下げるより、
できるなら、得手に帆をあげ 追い風を受け、気持ち良く行きましょうや。


◆ 森にて

『カナ カナ カナ カナ…』
『オーシー ツクツク』
『ミーン ミンミンミンミーン』
『カァーカァー』
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