そのモデルとなった タフな野性の女の子とは、
= ベイビー = 赤ちゃん = 甲斐よしひろさん家の お嬢さん(名都さん)だった、と云う噂がある。
そのお嬢さんが、ストリートを経て メジャー歌手(作り手)になり、今や 映画の主題歌を うたっている。
小説「聖の青春」のラストで、…森信雄先生は、お弟子(船越隆文)さん(17歳)を 震災で亡くし、ご自分を責めて、もう弟子はとらないと 泣いておられた。
後日、他ならぬ 船越さんの お母さんから 励ましを受けて、森先生は 新人を育てることを 再開され、ご自分も(七段に)昇段された。
時の流れの 速いこと。…滝壺みたいじゃ。
その流れに、全力で さからってきたような私。…
前向きに 進めなかった私を、責めたくない。
心が壊れていると感じ、怒涛(どとう)の如(ごと)き憤怒(ふんぬ)を抱えたまま、がむしゃらに前進すれば(勝ちに行くとか、上を目指せば)、地獄が出現する(死人も出かねない)と、四半世紀前に予感し、その最悪の事態を回避するために、…歩きまわり、あらゆる手段を講じて来た。誰が信じなくても、私の足は知っている。
精神科医や臨床心理士が、私をみて 錯乱したり 笑ったり、ふざけた対応をしても、…提示された(安くない)お金を その都度払い、相手を 人として尊重した。
私が野獣となったのは、故なきことではない。
心の、天に通ずる道 その途上にある意識体を、内なる子どもと呼ぶ人がいる。
子ども(未熟で 育てる必要がある)と云うふうには認識できず、…おそらく同じものを、私は野獣と呼んでいる。これは 野獣のままでよい。
しかし 外なる自分、人と接するときの私は、野獣では まずいのである。
それは 私を人間扱い出来ぬ、親やドクターに合わせた 仮の姿で、半分 腐っているから。…
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