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2010-06-01(Tue)

鈍重

怒り、恐怖、憎悪、全体主義(思想信条を 異にする人を否定し、その破滅を願う)、…
そう云った『邪気・瘴気』が、積もり積もれば、いくさに なりかねない。

そう云う火種は、いち早く 消し止めたい。…

『誰それさんの歌より 貴女のが好き』などと云う 言い方をされると、(褒め言葉でも)悲しくて堪らなかった。

自分の行いが、人の醜さ(ものごとを 他の何かに換算して 判定する行為)を 引き出したみたいで、
自分が、災いの種に 思われた。

ただ…楽しかったとか、ありがとうと、よろこんでくれた人も いたのに、
否定的な反応に 晒され過ぎた せいなのか?
肯定的な反応を 頂戴しても、実感が持てないのかも しれない。

『お世辞のひとつも 言えない奴』と 取引き先のボスに、陰口を言われていたことなどは、笑い飛ばせる。

人には、向き不向きがある。

ダチョウが、カナリアの真似をしても、見苦しいだけ。
猛々しい生き物には、それなりの 生き方がある。

お世辞は 言えない。
ただ、礼を尽くす。

【相手も知らない、相手の美点を 見つけ出す、執念の鬼】と化して、相手に臨むとき(心の中では、死に装束に、鉢巻き巻いたような 覚悟して)、…
信頼の芽 のようなものが、生まれる。

どんな 嫌な相手だろうと、その人の お袋さんに、
『この子を よろしくお願いしますね』と 頼まれたら、(イメージ または 妄想)…
『出来る限りは…』と 答えちゃうのが、人情では なくて?

…とは云え、決死の覚悟が 長期間にわたると、野獣とて くたびれる。

(傍若無人で 我が儘な)自分の【免罪符】に、…
この野獣(私)を 使えると、勘違いしてしまう人も あった。

誤解を与えたなら 申し訳ないが、…私は 奴隷ではない。
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2010-05-14(Fri)

来た 見せた 分かった

スーパーの マネージャーさんから 葉書が来た。

白杖の方が、【呼び出しボタン】と『シャッター開閉キー』を 間違えたことを、店内の目安箱に 書いて入れたからだ。

『改善を 検討しますが、100% お約束はできません』?

(伝わってないな)
予想はしてたけど、凹む。

お店に行き そのマネージャーさんに会い、見たことを(現場で)再現しながら 説明し、やっと分かってもらえた。

先方は、呼び出し装置の『古いこと』を気にしていた。
(点字も磨耗し、読み難くなっている)

そのため、【視覚障碍者】+【呼び出しボタン】の クレーム = 装置(予算)の問題と、思ってしまった由。

「ゴミ箱の位置」や「シャッター開閉キー」のことも 書いたのに、
相手には、伝わって いなかった。

言葉だけでは、半分も 伝えられなかった。

思い込みがあると、人は、読み違うものらしい。

文章の粗雑さも、相手の心を硬直させ、誤解を招いたことだろう。

言葉で伝わらないときは、…足を運び、誤解が解けるまで、繰り返し語る。
目的を持った人間は、決して 途中で投げ出さないもの。

…と思いつつ、投げ出した(棄ててきた) 自分(の本心)に、立ち返れるのか? くたばる前に。

2010-05-01(Sat)

モグリでも、白髪でもないけれど

U先生

「回復に伴う泪」とは、…
心の傷が癒えるとき、巨大な流氷が溶けるように、不意に大量の泪があふれたり、泪もろくなることが ままある、と云うことでしたか。

必ずしも 泣かなくてよいのですね。

『泣かなければ トラウマから解放されない』訳では ないのですね。
ほっとしました。

セラピストとは、医師くらいの 権威者(薬を使った治療も 行える人)のことですか。

アメリカと日本では、心の治療(臨床心理の在り方)、医師と 心理士の役割などが 全然違うのに、
用語だけは 流用しているので、混乱しやすいのですね。

ドラマなどで 虐待が扱われると、知った気になる 評論家は増えても、
啓発には なっていない気がして、腹立たしいと云う私に、

「本当の虐待行為を 再現ドラマで見せたら、発狂する視聴者が 続出するでしょう。重いテーマを 一般受けするドラマにすれば、娯楽としても教養としても、中途半端にならざるを得ません」
「中途半端で満足できるのは 変態です。変態の人に、振り回されないでください」と言う。

今は それでいいことにします。
先生、過激な回答 ありがとう。

心理士は マラソンの伴走者のようなもの、と云う先生は、生き生きしている。

「いろいろ期待されるけど(政界進出して 社会の仕組みを 変えて欲しいなど)、自分もトラウマが多い。帰る港が決まっていない状態で、大冒険はできない」と おっしゃる、正直な先生が 好きです。

私にとって、先生は、
【BLACK JACK】そのものです。
腕は立つけど、高額な報酬を要求する 冷酷な専門家。
でもそれは、先生が 贅沢に暮らすためでは、…ない。

2010-04-08(Thu)

四季五巡

『…冬は涙 (中略) 春が また…』
そのような詩の、
【は】と【が】が、私には 分からない。

その歌を 拝借するときは【てをには】を、3箇所 変えて、利用していた。
『冬は涙』を「冬の涙」に、
『春が また』は「春は また」に、変えて 唄っていた。

でも、作詞・作曲者に 聴いて戴くときに、変えて唄っては 失礼よね?
…5年前の春に リクエスト(???)を戴いたのに、悩んで 沈黙していた。

録音すると、信じられぬほど 声量が乏しい 自分に出会う。
(めりはりを つけようとすると がなり声になり、たちまち のどを痛めてしまう)

伊藤先生、今更ながら よろしくお願い致します。
楽しく 唄わせて戴きました。できは悪くても(泣)。

2010-03-08(Mon)

スミレ 四輪、道端に 群れていた

妻である【自分】が、夫の幼さを、冷たい目で見て 否定したことで、
夫の 心の闇が、陰の念(力)を得て、犠牲者(妻と長女)を見つけ、吹き出し、家が 荒れたことを、
…母は 知らない。

16歳で 口減らしのために 実家を出て、寮生活の看護学生となり、
20代なかばで 主婦になった彼女は、無償の愛を尊びながら、…
人の弱さを 許さなかった。

寮生活が 辛くても 逃げられず、
夜間学校に学び、裁縫 華道を学び、…
好奇心や 向上心を おさめ、
慎ましく暮らし、親に 仕送りをしてきた、彼女の記憶には、…

夫の 感情の暴走に 困り果てては、私(長女)を呼びつけた(利用した)事実は、
無いことに なっている。

だから、…
『虐待してた父親と 決別しない限り、心身が 回復する はずがない』
『治療者が必要 などと、人を あてにしているから、力があるのに 働かないのだ』
『親の影響が 及ばない 海外にでも行き、生活すべきである』
…と 言い放つ。(決めつける)

あまりに 疲れたとき 私は、親の影響が 及ばない 彼岸(あの世)に、逃げたくなる。
しかし、そんな 逃避行を試みる、気力はない。(幸いなことに?)

人格に 問題を抱えた父は、はやりの言葉で云えば、DV男、毒になる親に あてはまろうか?

子どもに復讐されても、文句は 言えない人だろう。

弟たちが 利用しながら 莫迦にするのも、分からなくはない。
…でも それは、餓鬼の 振る舞いでは なかろうか?

『DV男』とか『毒の親』とか、癒されるべき者への『仮の名』を 使って(道義上)許されるのは、…
そう云う人に 向きあい、補足しようとする人 だけなのでは?

【命】や【人の尊厳】を守るために、逃げることが 必要だとしても、

痛い人の 精神の救済のために、命がけで かかわった者にまで、『依存者』とか『暗愚』などの 蔑称をつけて、逃げながら 笑う人は、…
加害者の側に まわってしまう 可能性が、高い気がする。

『何故 むだ金を使う』
『何故 独居生活など続ける』
『何故 実家に帰って来ない』と 言う父は、…
自分が、娘に与えた さまざまな恐怖を、完全に忘れ去り、悲嘆に暮れている。

矛盾している 双親が、それぞれに 正論を主張するので、私は 疲れる。

乱暴な(自分の) 振る舞いを忘れ、
誰かが 深く 傷つき、動けなく なっていても、…
『あのとき 私には、余裕がなかった』
『向上心のない 愚か者が、過去に こだわる。私は違う』
『人を 欺(あざむ)かず 陥(おとしい)れず 正直に生きてきた。恥ずべきことは していない』
…と 言って 済ます人たち。

祈祷心理学者先生の お弟子さん だった人も、同じ主張を していたような 気がする。