そう云った『邪気・瘴気』が、積もり積もれば、いくさに なりかねない。
そう云う火種は、いち早く 消し止めたい。…
『誰それさんの歌より 貴女のが好き』などと云う 言い方をされると、(褒め言葉でも)悲しくて堪らなかった。
自分の行いが、人の醜さ(ものごとを 他の何かに換算して 判定する行為)を 引き出したみたいで、
自分が、災いの種に 思われた。
ただ…楽しかったとか、ありがとうと、よろこんでくれた人も いたのに、
否定的な反応に 晒され過ぎた せいなのか?
肯定的な反応を 頂戴しても、実感が持てないのかも しれない。
『お世辞のひとつも 言えない奴』と 取引き先のボスに、陰口を言われていたことなどは、笑い飛ばせる。
人には、向き不向きがある。
ダチョウが、カナリアの真似をしても、見苦しいだけ。
猛々しい生き物には、それなりの 生き方がある。
お世辞は 言えない。
ただ、礼を尽くす。
【相手も知らない、相手の美点を 見つけ出す、執念の鬼】と化して、相手に臨むとき(心の中では、死に装束に、鉢巻き巻いたような 覚悟して)、…
信頼の芽 のようなものが、生まれる。
どんな 嫌な相手だろうと、その人の お袋さんに、
『この子を よろしくお願いしますね』と 頼まれたら、(イメージ または 妄想)…
『出来る限りは…』と 答えちゃうのが、人情では なくて?
…とは云え、決死の覚悟が 長期間にわたると、野獣とて くたびれる。
(傍若無人で 我が儘な)自分の【免罪符】に、…
この野獣(私)を 使えると、勘違いしてしまう人も あった。
誤解を与えたなら 申し訳ないが、…私は 奴隷ではない。
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