忍者ブログ

2010-10-17(Sun)

この社会 ②

保育者養成科では、先生が、
「一緒に 学んでいきましょう」とか、
「疑問に思ったことは、その都度 手を挙げて 聞いて下さい」と、おっしゃる。
 (ちょっと びっくり)

「社会のしくみ」の 授業(1回目:90分)の、復習の続き。

【社会福祉の概念 その2】
 社会福祉を 成り立たせる(構成する)もの(要素)は 何ですか?

(1) 人の在り方、社会のありよう、福祉哲学など、福祉についての考え…
      【福祉思想】

  ・ 生存権
  ・ normalization (ノーマライゼーション)
  ・ barrier−free (バリア フリー)
  ・ QOL(生活の質) など
   (それをもって、どんな福祉を 目指すか?)

(2) 暮らし(社会生活)の中で、助けが必要な こと…
      【福祉問題】

  ・ 障碍
  ・ 子育て
  ・ 老化(高齢)
  ・ 病気(疾病)
  ・ 失業
  ・ 貧困
  ・ 社会に参加する支援
  ・ 人間らしく生きる支援
  ・ 生き方(思い)を実現する支援(生活支援)  など

(3) 福祉問題を、「解決」あるいは、「緩和」するもの…
  【援助資源】

  ・ 行政、民間福祉団体、地元の人(地域住民)、ボランティア、
    福祉の専門家(福祉専門職)、保健医療機関(病院など?)、
    福祉施設、福祉事業者、一般企業 他

  ・ 福祉に関する 制度、法律、活動など

(4) 問題と 資源を、(効果的に)結びつけ、解決を 図る…
  【援助技術】

  ・ social work(ソーシャル ワーク:社会福祉 援助技術)

【社会福祉の概念 その3】
 社会福祉の 対象になるのは 誰ですか?

「身体障碍者、知的障碍者、精神障碍者、高齢者、児童、児童の養育者、失業者、貧困者、病人、…」

【社会福祉の概念 その4】
 社会福祉の 主体は、どこですか?

「福祉の推進を 目的に持ち、その過程に 参加するもの」
・ 政策の主体 : 福祉体制の 大枠を決める、国や 地方公共団体
・ 実践の主体 : 具体的に行動する、行政、社会福祉事業者、保健医療機関、専門職、地域の人、ボランティア

…『社会福祉の主体』は、私には 何とも理解しにくい。
… (力の弱い)人の 心が、軽んじられることが ままある現実は、
… 解決(緩和)する(力を貸す)側を、『主体』と呼ぶ 発想が、拡大解釈されて 生じているのでは?
… などと 思えてくる。
PR

2010-10-16(Sat)

この社会 ①

保育者養成科(職業訓練)では、…
・保育の 原理や 歴史
・赤ちゃんから 6歳児の 子どもの特徴、心理、健康
・パソコンの基礎
・ビジネスマナー、時間管理
・相談援助
・子どもの遊び、わらべ歌
・子どもの御飯

…などを、ものすごいスピードで 学ぶ。
復習が 追いつかないけど、「社会のしくみ」だけは、復習しておきたい。

(親に なりたての人や、ボランティアの方々とも 仕事をするプロは、
社会のしくみを 牛耳っている人々が、抽象的な言葉で まとめて、管理していることも、
分かっていないと まずいと思うから)

【社会福祉の概念 その1】
 社会福祉って、何ですか?

人(複数)が 暮らしている中で、出会う(遭遇してしまう)、困りごとや、障害(あるいは障碍)を、
行政(市町村や都道府県の 役所、教育委員会、福祉事務所、児童相談所など)や、
民間団体(社会福祉協議会、NPO、社会福祉法人、…最近では 株式会社もあり)、
隣(となり)近所(地域社会)などに よって(力を 借りて…では?)、
解決していく 活動のこと。…らしい。

「社会福祉用語辞典」によれば、
「個人が 社会生活を していく上で 遭遇する 障害や 困難に対して、社会福祉政策、地域社会、個人などが 独自に あるいは 相互に 協働しながら、これらを解決 あるいは 緩和していくための 緒活動」

「広辞苑」の定義では、
「国民の生存権を 保障するため、貧困者や 保護を必要とする 児童・母子家庭・老齢者・身体障碍者など 社会的障碍をもつ 人々に対する 援護・育成・更生を 図ろうとする 公私の 社会的 努力を 組織的に 行うこと」

2010-08-27(Fri)

いじめ 許すまじ

もし 私に、力(知力、財力、権力など)が 与えられていたら、
それを、自分の為だけに 使うような、ケチな真似は したくない。

(手塚治虫の ブラック・ジャックを 貸し本屋から 借りて、夢中で 読んだ 者なら)
住んでいる 土地に、愛されるように、
自分の属する 種(人間) 全体の幸福に、役立つように、
まわりの 生き物を、無闇に 殺したり、苦しめずに 済むように、
…力を 使いたい。

文才が あれば、言葉の力と 毒を 吟味して、…
(弱い者いじめの 文章では なく)

自尊心や 希望を 見失い、自暴自棄に なるなどして、
最悪の選択に、飲み込まれそうな(私のような)、
ボロ雑巾の如き、人間の 心を、洗う 言葉を 綴りたい。

電車内の、某 週刊誌の広告。1番 大きな記事は、
『野田聖子代議士の それでも私は産みたい』で、
次に 目立つのは、
『★★さまの 新作フェンディ バッグが 波紋を呼んだ』だった。

後者の記事を 読んだ感想は…
(嫁いびり のよう)

妃殿下が、…帰国子女で、
「日本の皇族」と『他国の王侯貴族』の 違いに、明るくない らしいことは、婚約会見の様子で お察しした。

ご本人に 罪はない。
(そう云う教育や、情報に接する 機会が、なかったのだから)
周囲の方が、命がけで、お伝えしてゆく以外に、ない…と思った。

けど、一般庶民(私)ですら、…血の気が引いて、青ざめるような 会見を、公開したのだから、…
関係者の【危機管理】は、甘かったのでは…なかろうか。

有識者(知的な仕事で 食べている、脳に 余裕があった人)は、気づいたのでは?
(それとも、うれしさの余り、危機感を覚えなかった?)

この国を愛する 文化人なら、
週刊誌に 語るより、縁の下から 支えては 如何でしょう?
「誰も代われない」お立場にあって、反論できない方を 批評するのは、
言葉の暴力では?

2010-08-19(Thu)

池谷 直士さんの ブログに、読者登録しているので、
ブログが 更新されると、即、メールが 送られてくる。
(インターネットの 恩恵)

今日、私の心を 射抜いた 言葉は、
【特に 自分自身に 強い 劣等感や 罪悪感を 持ち続けてきた人の場合、その 反対側にある感情も 同じ強さで 孕んでいます。つまり、攻撃性や 優越感、差別意識も 持っていると いうことです】

池谷さんは、淡々と 書いておられる(的確に、さらさら 綴られている)けど、
そのことを、本当に 理解している 人だけが、
【先生】に 値すると、私は 思っている。

(被害者と 加害者は、同じ波長で 引き合う、などと云う 指導者は、あやしい)

攻撃性:私の場合、自傷行為と、反骨精神(初心を忘れた 権力者への、激しい怒り など)に、出ている。
(隠し切れぬほど 強い)

優越感:私の場合、お金では 買えない ささやかな体験で、あふれている。

・ この夏、私の手に とまった トンボや、蝶
・ 直径わずか 2〜3ミリメートルの、草花の たたずまい
・ 小さな虫、爬虫類、野鳥との 喜怒哀楽…

テレビや 映画、高級リゾートを 楽しんでいる人が、普段は 見逃して いるらしい、驚異の(小さな)世界を、私は 知っている!
…などと、のぼせ上がっている。

選民意識(差別意識):私の場合、もろくも 崩れ去った。

どこかに 取り柄が、隠れてない?
人に認められる 才能が、埋もれてない?
何も なかったら、私の人生 かたより過ぎ…などと 思い、さまざまな 習い事に 励んだが、
才能らしきものは 発掘できなかった。
(日頃の生活が、いかに大切か と云うことは、思い知らされた)

2010-08-14(Sat)

プライベート・ビーチ(まぼろし)

稲川淳二さんが 好き。(怪談話は 聞きたく ないけど)
息子さん(障碍をもって 生まれた方)への 思いを 綴った 文章を読んで、好きになった。

ラジオで、たまに 声を聞く。
サービス精神が 旺盛らしく(怖い話も、需要があるから しているようで)、
腰の低い、人気者らしさが、伝わって来る。
人を 楽しませる、天才みたい。

この人の ように 生きられたら、もてる だろうな。
…けど、反骨精神の 塊(かたまり)みたいな 私には、無理な話。

俯瞰(ふかん)して ものを見る 自分が いることは、臨床心理の先生に 指摘された。

相談サイトで(相談者 そっちのけで)、回答者が 討論していたとき、
…相談者が 気の毒で、私は 書き込みをした。
その スレッド全体を 読んだ、先生 曰く、
「皆が、山中で 迷って、喧嘩している ときに、山頂から 静かに『こっちに 道がある』と 言ってるのが、貴女ですね」

「人を見下してる 嫌な奴って ことですか?」
「いいえ、冷静で 視野が 広いってこと」

先生は 褒めてくれたらしい。
…私は ゾッとした。

そう云う 行為は、インターネットでは、『上から目線』と 忌み嫌われる。

それに、先生の喩えは、『上からの視線』そのもの。
(私を 傲慢と そしる人が、某サイトには、たくさん いたっけ…)

視点や 視野を、変えてみる 習性は、
余裕のない環境で 生きていくのに 必要で、身に付いたのだろう。…

現実の 人間関係(つきあい)なら、
シーソーのように、上がったり 下がったりしながら、お互いに、バランスを 取ることが できる。

現実社会で、
『目の高さを、いつも 同じにして 話せ』などとは、誰も言わない。
(不可能だから)

今日は、私が 感情的で、彼が 理論的だった…
昨日は、彼が 感情的で、私が 冷静だった…
そんなことを 重ねて、バランスを 取りながら、人と人は つきあい、信頼を 築いてゆくように 思う。

しかし、インターネット空間に、シーソーは ない。…
ひとつの言葉で、人格まで 測られてしまう。

【反骨】と 云う 生き方があって、…
権力や 権威に こびない 生き方で、…
空気を 無視して、行く道を 決める…へそ曲がり かも しれないけど、
撲滅されるべきとは、思わない。
(権力者の 暴走を 防ぐのに、役立つかも しれぬ…)

私の 反骨精神は 半端じゃない。
(社会的地位が 高い人を 見る目は、厳しい)
(完璧であれ とは、思わぬが)
(力の ある人には、存分に 活躍し、世の中を 良くして戴きたいと 願っているが)

強い立場の 人が、手抜きや 油断をして、
弱い立場の 人間に、そのツケを まわすのを 見たら、ただでは 置かない。
…そう思う ように、生まれついている。

翻って、インターネット上(相談サイトや、カルト検証サイトの 周辺)では、
反骨精神と 傲慢の 区別が、ない のかも…しれない。

そう云う【仮想空間】であるなら(想像)、私の書く 文章など、
『上から目線』でしか ないだろう。
『傲慢 極まりない輩』と 見なされても、仕方ない。…