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2010-05-01(Sat)

モグリでも、白髪でもないけれど

U先生

「回復に伴う泪」とは、…
心の傷が癒えるとき、巨大な流氷が溶けるように、不意に大量の泪があふれたり、泪もろくなることが ままある、と云うことでしたか。

必ずしも 泣かなくてよいのですね。

『泣かなければ トラウマから解放されない』訳では ないのですね。
ほっとしました。

セラピストとは、医師くらいの 権威者(薬を使った治療も 行える人)のことですか。

アメリカと日本では、心の治療(臨床心理の在り方)、医師と 心理士の役割などが 全然違うのに、
用語だけは 流用しているので、混乱しやすいのですね。

ドラマなどで 虐待が扱われると、知った気になる 評論家は増えても、
啓発には なっていない気がして、腹立たしいと云う私に、

「本当の虐待行為を 再現ドラマで見せたら、発狂する視聴者が 続出するでしょう。重いテーマを 一般受けするドラマにすれば、娯楽としても教養としても、中途半端にならざるを得ません」
「中途半端で満足できるのは 変態です。変態の人に、振り回されないでください」と言う。

今は それでいいことにします。
先生、過激な回答 ありがとう。

心理士は マラソンの伴走者のようなもの、と云う先生は、生き生きしている。

「いろいろ期待されるけど(政界進出して 社会の仕組みを 変えて欲しいなど)、自分もトラウマが多い。帰る港が決まっていない状態で、大冒険はできない」と おっしゃる、正直な先生が 好きです。

私にとって、先生は、
【BLACK JACK】そのものです。
腕は立つけど、高額な報酬を要求する 冷酷な専門家。
でもそれは、先生が 贅沢に暮らすためでは、…ない。
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