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2010-08-14(Sat)

プライベート・ビーチ(まぼろし)

稲川淳二さんが 好き。(怪談話は 聞きたく ないけど)
息子さん(障碍をもって 生まれた方)への 思いを 綴った 文章を読んで、好きになった。

ラジオで、たまに 声を聞く。
サービス精神が 旺盛らしく(怖い話も、需要があるから しているようで)、
腰の低い、人気者らしさが、伝わって来る。
人を 楽しませる、天才みたい。

この人の ように 生きられたら、もてる だろうな。
…けど、反骨精神の 塊(かたまり)みたいな 私には、無理な話。

俯瞰(ふかん)して ものを見る 自分が いることは、臨床心理の先生に 指摘された。

相談サイトで(相談者 そっちのけで)、回答者が 討論していたとき、
…相談者が 気の毒で、私は 書き込みをした。
その スレッド全体を 読んだ、先生 曰く、
「皆が、山中で 迷って、喧嘩している ときに、山頂から 静かに『こっちに 道がある』と 言ってるのが、貴女ですね」

「人を見下してる 嫌な奴って ことですか?」
「いいえ、冷静で 視野が 広いってこと」

先生は 褒めてくれたらしい。
…私は ゾッとした。

そう云う 行為は、インターネットでは、『上から目線』と 忌み嫌われる。

それに、先生の喩えは、『上からの視線』そのもの。
(私を 傲慢と そしる人が、某サイトには、たくさん いたっけ…)

視点や 視野を、変えてみる 習性は、
余裕のない環境で 生きていくのに 必要で、身に付いたのだろう。…

現実の 人間関係(つきあい)なら、
シーソーのように、上がったり 下がったりしながら、お互いに、バランスを 取ることが できる。

現実社会で、
『目の高さを、いつも 同じにして 話せ』などとは、誰も言わない。
(不可能だから)

今日は、私が 感情的で、彼が 理論的だった…
昨日は、彼が 感情的で、私が 冷静だった…
そんなことを 重ねて、バランスを 取りながら、人と人は つきあい、信頼を 築いてゆくように 思う。

しかし、インターネット空間に、シーソーは ない。…
ひとつの言葉で、人格まで 測られてしまう。

【反骨】と 云う 生き方があって、…
権力や 権威に こびない 生き方で、…
空気を 無視して、行く道を 決める…へそ曲がり かも しれないけど、
撲滅されるべきとは、思わない。
(権力者の 暴走を 防ぐのに、役立つかも しれぬ…)

私の 反骨精神は 半端じゃない。
(社会的地位が 高い人を 見る目は、厳しい)
(完璧であれ とは、思わぬが)
(力の ある人には、存分に 活躍し、世の中を 良くして戴きたいと 願っているが)

強い立場の 人が、手抜きや 油断をして、
弱い立場の 人間に、そのツケを まわすのを 見たら、ただでは 置かない。
…そう思う ように、生まれついている。

翻って、インターネット上(相談サイトや、カルト検証サイトの 周辺)では、
反骨精神と 傲慢の 区別が、ない のかも…しれない。

そう云う【仮想空間】であるなら(想像)、私の書く 文章など、
『上から目線』でしか ないだろう。
『傲慢 極まりない輩』と 見なされても、仕方ない。…
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