自助グループ(某 断酒会)に 通っている、当事者(アルコール依存症の患者さん)より、多分 貧乏だと思う。
【入院中】の 方も いる。
【飲酒欲求が 強くてつらい】方も いる。
【闘病中】の方も いる。三途の川を 渡りかけ(危篤状態に陥り)、やっと治療する気になった方が 複数。
【家族と暮らせない】状況にある人、錯乱して、家族を傷つけてきたから、別居している、(独り暮らしで)寂しいと 云う方も いる。
【子どもの説得では、酒を止められなかった】けど【孫の言葉】で、正気を取り戻した と云う方も いる。
さまざまな方が いる。
経済的には、余裕のある人もいる。
休職中で、給料は 出ていると云う人や、…
仕事は失ったが、生活保護または、障害者年金を もらっていて、…
1年くらい 治療に専念できる 見通しがあり、かつ、
医師や ケースワーカー、ナースなど(味方)が、複数 ついていると云う人が、比較的、多いみたいだ。
(長年、断酒を続けている 断酒会の 中心メンバーは、いろいろな仕事に 就いている様子)
アルコール依存で 入院した人が 10人いたら、断酒を継続できるのは 約3人と言われている。
断酒会のメンバーは、その【10人中の3人】の、運が良い人たちなのだ。
「孫の話」や「楽器を始めた」話を、
苦しみを 乗り越えた人(乗り越え中の人)が 語るとき、
…純粋な よろこびを、私も味わう。
(共有する。うれしくなる)
私も 明るい話を したいけど、2〜3分に おさめる必要がある。
だから、1番 言いたいことを(そこでしか 言えないことを)、ひとつ 話す。
くどくど話すと、他の人が 迷惑するから、言葉を はしょる。
(このブログより、支離滅裂に なっているような 気がする)
1番 苦しい感情を、叫ぶように 吐き出して 終わる日は、…
司会の人が、黙ってしまったりする。
(一瞬だけど、お通夜みたいになる)
情けないけど、仕方ない とも思う。
資格を持った 臨床心理士(それも複数)から、…
苦しい状態に あるときに、…
『自殺』を 暗示するような言葉や、『手遅れ』と 決めつけるような言葉を、与えられた…
にも かかわらず、…
そんな、プロの体裁を、かなぐり捨てた人たち をも、
【尊いもの】として 認めようと、私は 闘ってきたのだから。
治療(私にとっては 殆ど 役に立たず、有害だった可能性さえある 出会い)に、
治療者たちが 要求した対価は 高額で、
『ドブに お金を 捨てたようなものだ』と、笑う 知人もいたけど、
当事者(私)は、違う 見方を している。
私が払ったのは、【敬意】と【日本銀行券(お金)】で、
得たのは【失望】と、経験値(教訓になるかもしれないもの)だった。
治療者たちは、私の【敬意】を 受け取り、
同時に、私から(無意識に)脅威を、…
自分の存在意義を、脅かすような【恐怖】と【不安】を、津波のように 感じ取り、…
狂った。
治療者としての 体(てい)を なしていなかった、治療になど なって いなかったのに、恥ずかしげもなく、治療費として【金】を 受け取った。
クライアント(私)に、実際に提供したのは、【侮蔑】や【絶望】や【気休めの言葉】や【暴言】や【あわれみ】だったのに。
治療者たちが 差し出した『負の念』を、私は 捨てずに 受け取り、揺り籠に乗せ、あやし、味方に つけようとして、…
自分の心(感情)を、おろそかにすることが、多かった。
知らぬ間に、生き埋めにしてきた 感情(自分の心)を、
断酒会と云う 空間で、解凍している(弔っている) 気がする。
先日は、叫んでた。
「夫の欠点を 愛せない人が、妻の座に 執着するから、子どもが迷惑する!」と。
さんざん殴って、暴言を吐きまくり、ぶっ壊した 娘の心。
(殴ったのは父、暴言を吐いたのは両親)
娘が長じて、亡き祖母の年齢を こえたとき、父は、
夭折した祖母(父にとっては 母)の面影を、娘に見た。…
娘(私)にとっては、迷惑千万だけど、…
心弱い人の 行いとしては、珍しいことでは、ないような 気がする。
(経済的に困れば、私が、実家に 帰ると 思っている父)
(自分の 懇意の顧客と、娘が、結婚するといいな。小綺麗な家に 住んでほしいな。その場所が、俺の 憩いの家に なるといいな、そんな夢を 見ている父)
…気持ちは 分かるけど、考えると 死にたくなる。
妹への 対抗意識から、
理想の夫しか 認めようとせず、
ありのままの夫を、見ようと しなかった母。
夫の マザコンなところを 見下し、あざ笑いながら、
『子どものために 離婚しなかった』と言って、自分の心を だまし続けてきた母。
『厄介な人』と云う 精神的な檻に、父を 閉じ込めてきた母。
被害者を 装う母。
私を ダシに する母。
…気持ちは 分かるけど、考えると、私は 死にたくなる。
断酒会の最後に、会長さんが 話した。
会長さんの話は、いつもと 違っていたような気がする。
『かーちゃん出てってから 30年ずーっと1人だけど、自分が悪かったんだからしょうがない』
『酒やめたって、良いことは ないけど、それでも 1人でも 幸せだって思うことは ありますよ』
メンバー(特に苦しい状態にある人)への 激励が、(いつも以上に)こもってた気がする。
会長さんは、苦味ばしった良い男。
(服装だけ見ると 派手で、ちょっと遊び人みたいだけど)
彼が1人なのは、女どもに 見る目がないからでは ない。
(彼が「今も、前の奥さんを愛してる」か「罪の意識が 強過ぎ」て、新しい女が 入る 隙がないかの、どちらか だと思う)
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