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2011-10-01(Sat)

風前の灯

自分の凶暴さに 早くから気づいていた
それを昇華したいと 願っていたが
その願いは なかなか叶わない

人から 冷たい目で見られたり 邪険にされたり 笑われるたびに
その願いと 自分の存在を
共に 否定されている気がした
思い出の中にさえ 帰る家がない 裸のヤドカリみたいな 心細さ

こんな人間に 叱咤激励や説教することが 如何に乱暴(危険)なことか
何故 分からない?
狂気に触れて 死にたかった?
(天狗たちよ)

自助グループの帰りに、私に 説教した人。
危険人物と感じてた。彼の話は いつも、嘘くさく 異様だったから。
『依存症に興味はない。いろんな人の話を聞くのが有り難い』
『酒は、必要ないと思って以降、飲んでいない。死んだ家族が 止めてくれたみたい』
『生活保護で充実した人生。アルコールで入院したことはない』
『昔とった杵柄で、芸能関係者から助っ人を頼まれる。皆さんの話が役に立つ』

何を話してもいい会だけど、
【人の話に 意見や助言するのは禁止】
【よそで 内容をバラすのも禁止】

貴方は、解散直後に(心が ゆるんで、無防備な状態の)私を つかまえて、
私が話した内容に関して、役に立たない有害な(私の生き方を否定する)アドバイスを 押しつけてきました。
悪質 極まりないです。

死にたくなりました。
(以後3週間、私は会合に出ていない)
だから遺書がわりに、禁を犯して ここに書くのです。

『皆さんに聞いた話が役立つ』
『いろんな人の話が有り難い』と 言いつつ、
『依存症に興味はない』
『精神科に入院したことはない』と語る心には 何がある?

【自分は軽症で済んだ】と云う安堵。
それは良いでしょう。しかし、
【何度も入院したり スリップ(再飲酒)する人とは違う】と云う優越感が ありはしないか?

依存症者の回復のための会で【依存症なんかに興味がない】と言うのは、失礼千万です。

『死んだ家族が 酒を止めてくれた』
それは良いでしょう。
だけど、貴方以外の 大半の参加者は、
アルコールに狂う【依存症】に 苦しんでいます。
【依存の恐ろしさ】や【依存ゆえの苦しみ】について語り、分かちあう 自助グループですよ。

『生活保護を受け、病気治療も順調』
『舞台に呼ばれている』
良かったですね。
だからって調子に乗り、思い遣りを忘れていいの?
威張った天狗は醜いです。

私を裁いた人たち…
何故 貴方がたは、私を裁けたのですか?
私を見て、
【強欲】だとか【陰湿】だとか【言い訳ばかり】とか【執着】だとか【傲慢】などと評価(判断)したとき、
貴方が 見たのは、私と云う【揺らぐ鏡】に映った【貴方の姿】かもしれないことを、想像しなかったのですか?

ご自分のブログで、虐待について、時折 語っていた人。
憚りながら私は、当事者として コメントさせて戴きました。

悪を排除して、世を浄化することを標榜(ひょうぼう)していた貴方。
玉蔵さんが云う処の、獣道を行く貴方。
でも私は、貴方から引き出してみたかった。
【排除せずに生きる知恵】を。

貴方が 虐待について取り上げるのは、
本当に 犠牲者を減らしたいから?
観念の お遊戯?
知りたくもありました。

貴方が、真剣に考えて コメントを返して下さったことは 分かりました。
有り難うございました。感謝申し上げます。

しかし貴方は どうしても、異物を排除したいのですね。
ドラマの可憐な主人公に対しては、純粋な労りと同情、励ましを示した貴方が、
現実の虐待の被害者に対しては、精神論に終始し、あまつさえ裁いてみせた。

【精神面の不安】以上に【身体的不安】や【経済的不安】そして【周囲の無理解】により、追い詰められている。そのような状況に長くいると書いてるのに、
『欲張らなければ、分相応の幸福が与えられます』みたいな言葉を 繰り返す。
(見下してるだろ?)
(この野獣を)

哲学、宗教、ずいぶんと学ばれた様子。
凝った文章を 編まれますね。
中学校の作文で 挫折した、私とは 大違い。面白いです。

だけど、残念ながら、肝心な処で【外して】おられます。
それは貴方が、弱った者の救済より、ご自分の理想に、価値をおいているからでしょうか?

私を評して『過ぎ去ったこと、形のないものに執着しすぎです。記憶が良すぎるのでしょうね』と書かれましたが。…
逆ですよ、現実は。

私くらい 忘却力の強い健常者に、私は会ったことがない。
一緒に仕事をしてたとき(ボスだった)親父は、信じられないと よくわめきました。(私の記憶力の脆弱さを)

『忘れることは許す愛することよりも、生きる上で大切な方便です』
『それにはコツがあるのです』
『心のなかに浮かび上がってくる思いや感情に、いちいち真面目にとり合わない、冗談ではぐらかす』
『真面目な性根に生まれついた人にはなかなか難しいことですし、そもそもそういう事でいいのかと思われるかもしれませんが、良いのです』
『本当に大切な事なら、何度でも心のなかに浮かび上がってきます』
『無視されれば様々な幻影に形を変えてでも、関心を引こうとします』
『それでもあなたが気にとめなければ、やがて消えるか、真実だけを端的にあなたに向かって示すでしょう』

やってきたのです。そのように。
裸のヤドカリみたいな、貝のない カタツムリみたいな私は、
25年以上の歳月をそうやって。…

だけど、人の世から拒否されているようで、いたたまれず、
勇気が挫けて 前に進めなくなったり、…
向かい風が強くて、前を向いていられなくなったり、…

それでも 腹這いになったりしながら、この世に 命を つなぎとめてきた。

それを【過去や見えざるものへの執着】と云う貴方。

目が、疲れて かすんでいるか、曇っているか、…
自分が理解できないもの(私)を 排除(拒否・否定)せずにいられない、貴方の闇ではありませんか?

もしも 後者なら、
貴方が罵倒した 祈祷心理学者と似てますね。
自分を守るために、弱った者を傷つけて その隙に逃げる、病める心を 抱えた人みたい。
(ならば お気の毒です)
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