弱っていたが 産卵し、光沢のある白い卵に、自分の羽根を すりつけていた。
羽根から 鱗粉をはがして、卵に つけていた。
淡い茶色の鱗粉で、卵を隠すように。(保護するように)
虫でさえ、…
母親は、わが身(わが命)を削るようにして、子を産み、守ろうとする。
自分の子どもに「いっそ殺された方が ましでした」と 言わせる親でも、
(DNAに操られてか、若気のいたりかは 知らないが)
伊達や酔狂で、子どもを産んではいない。
腹を痛めて産んでくれた人への 配慮ゼロの自殺論。
自殺率が高い アルコール依存症者や、貧困者のことは、まったく かえりみられていない医師の自殺肯定論。
ブログだから、ファンだけを想定して書かれたのでしょうか?
私の心には 散弾銃のように刺さった。
私は【読むな】とされた側の人間に見えるかもしれないけど、
悩みに押し潰されっぱなしではないし、死神とも距離を置いている。
だから、読んでもいいと思った。
心に刺さった無数の銃弾を、丁寧に取り除かねばならない。
これは事故。
『自殺者を可哀想と思う必要はない』とか、
『誇りをもって 旅立った 自殺者の可能性もある』とか、
『人の死に方に、他人(あなた)が 口出しする権利はない』みたいな文章を、
医師が書く 不思議な国、日本。
『子どもは読むな』と書けば、子どもは むしろ読む。
やわらかい子どもの心が、私的な自殺肯定論に染まらないことを 願う。
かの医師の世界には、私のような、厄介なカタツムリは存在しないのでしょうか?
だから無邪気に、正論を展開できるのでしょうか?
(ドクターXの、自殺肯定論への反論の続き)
> 子どもの受ける『倫理・道徳教育』に、
> 『人の物を盗んではいけません』とか、
> 『人を殺してはいけません』というのがある。
> こうした教育(洗脳)により、
> そうした行為(一般的な悪)を、減らす試みが なされている。
> 『殺しあったり、盗みあったりしていては、穏やかな生活ができない』
> 『そうした行為を取り締まる法律』が ある。
> 社会が不安だと、おちおち『金儲け』にも 専念できないので、
> 『人々が仕事に専念できるよう、社会を安定化させる方向に、国民を教育(洗脳)しようとする方針』がある。
> 【個人のため】かつ【経済の発展】あるいは【国家の安定(治安維持)のため】に、
> そうした洗脳が行われる。
> その洗脳は、個人や、集団、組織の都合によるもので、
> 『ものごとの本質とは、関係がない』
> 『真実を追求する哲学(あるいは科学)する者には、どうでもいいことである』
> 『人生の意義とは?』
> 『何のために、自分は生きてるの?』
> 『本当に正しいことって何?』
> などと、あなたが『本気』で考え、
> その答えを見出すことが、自分にとって(何よりも)価値があると考えた場合は、
> 子どもの頃から教わってきた『社会通念』を、ぶち壊す必要がでてくる。
> 誰かが作った前提によらず、最初の一歩から 自分で考えてゆくために。
>『人に迷惑をかけてはいけない』
>『人を殺してはいけない』
>『人の物を盗んではいけない』という概念がある。
> 比較的、純粋な子どもだった私は、それを素直に信じた。
>『人に迷惑かけちゃいけないんだ』
>『お互いに、相手に迷惑かけないようにすれば、自分も他人も、両方 幸福かも』
>『それは、素晴らしいことだ』
> わりと素直に、そう思っていた。
> しかし、幾つかのことに気づき、その『理想社会の概念』は崩壊した。
> ① 受験(競争社会)
> 高校入学の時などに受験があり、
> 頭のいい奴が、いい高校に入り、
> 頭の悪い奴が、悪い高校に入る、という制度があった。
…あなたの目には そう見えたかもしれないけど、
…そんな制度はありません。
偏差値の高い学校 イコール、
良い先生がいて、設備が整っていて、上等な教育が受けられるとは、
(必ずしも)決まっていません。
> 本当かどうかは別にして、
> いい高校に入ると いい大学に入れて、将来 いい会社に入れて、
> 金持ちになれると教えられた。
> だから、勉強しなさいと。
…ピノコなら、こう言うでしょう。
「勉強好きなら、頭のいい人が集まる学校に行けて、将来、難しい仕事を頼まれる人に なるかもしれないわのよ」
「そえで、高いお給料もらったり、褒められるかもしえない」
「でも、勘違いしないでちょうらい」
「地位が高いほど、多くの人に支えられていることを 知りなしゃい」
「いい会社に入れたり、いい家に住めたら、そえは、あなたが、いい仕事して、不完全な社会を補って、人の幸せに貢献するために、与えられた資源と思って、気を引き締めるのよさ!」
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