(以前 海外ドラマで、放射性ヨウ素を使った話がありました。
放射性ヨウ素131の入った注射器を、ヘロインと思い込んだ男が、自分に注射して 死体になって発見されます。
捜査官のひとりは『一時的に、生殖機能に支障が出るかも』と言われ、お守り代わりに ガイガーカウンター(放射能探知機)を持たされます。
犯人の標的は 社会派弁護士(女)で、…
放射性ヨウ素131を 扱っている企業(不法投棄をしている)の関係者に、不法行為の証拠(写真)を、提供してもらったことが仇になり、
その男に 恋愛感情を持たれ、被害に遭います。
『彼女は病人にしか興味がなく、自分の気持ちを利用した』だから殺す…と云う 動機で 彼は、
彼女の家に侵入し、ジュースに 放射性ヨウ素を 混入させます。
ジュースを 飲んでいた彼女は、余命１週間と 宣告され、
優秀な捜査官たちは、彼女の意識があるうちに、犯人を逮捕し、彼女が担当してた裁判の 勝算も得る と云う話でした)
私が知りたいのは、放射性物質の大量摂取で、人が 放射性物質になる基準です。
被災者に対して『放射能が うつる』と言って 逃げた子どもを、責める人がいるけど、
正しい情報が 絶対的に足りないのが、諸悪の根源だと思います。
ドラマ(ＣＳＩマイアミ)では、ラボでも ちょっとパニックになってたし。
官房長官の視察スタイルは、伝染性の病を恐れる人の それに見えたし。
自分が調べたこと(以下)が 正しいのか、確証が持てません。
もし間違いがあったら、指摘してほしいのです。
時間のあるとき、読んでくれたら 有り難いです。
① 放射性医薬品 放射性ヨウ素131
(β線 → γ線を 放出する)
半減期(放射線の強さが半分になる時間)が８.０２日と短いため、一時的に内服しても、放射性物質の残留がない。
活発に分裂して増殖するガン細胞を、β線が効率よく倒してくれる。
副作用もなく、転移も抑えられる。
② 甲状腺ガンの治療１回あたりの 内部被曝は、３７〜７４億ベクレル。
放射性ヨウ素131カプセル 内服後は 一時的に隔離されるが、
『治療者が長時間、その患者に近づけない』などと云うことはない。
患者さんの 体の表面から、１ｍの距離で測定した放射線が、１時間あたり３０マイクロシーベルト以下になれば、帰宅できる。
そのような治療には、３日程度を要する。
③ 避難区域に 長期間滞在していても、内部被曝の量は(高濃度の放射性医薬品を 服用する治療などにくらべれば)微量で、
その人が(遠い将来 白血病などを 発症するリスクは 増すかもしれないが)汚染源になり、周囲の生き物を 被曝させることは、あり得ない。
④ 汚染源になるほどの放射能を 被曝した人がいたとしたら、危篤状態か 死亡してしまい、公園には来られない。
以上
【放射線を浴びる事と、放射線に汚染される事は、全く違います】
【医療現場では、必要量の放射線を、患者に浴びせ掛けるけれど「汚染された！」って激怒する奴は、いませんよね？】
【放射線を一定の量以上浴びれば、その人は放射線を放出し、他人に迷惑がかかります】
【隔離されるはずのレントゲン室が、開放されているようなものですから】
【一定量がいくらかは、私も知りません。勉強不足ですみません】
【今回の福島原発事故で疎開してる児童に対して「放射線が移る」なんて言うのは、イジメ以外の何ものでもない】
【その児童達が、それほどの放射線を浴びていたとするならば、とっくに発熱や酷い下痢などの症状が出ているはず】
【そもそも、地球上には、放射線は絶えず降り注いでおり、バリウム検査やＭＲＩ検査などすれば、かなりの放射線を浴びるんです】
【原発事故という重大なアクシデントで、皆、舞い上がってるんですよ！】
【放射線に関しての研究や知識は、実はかなり特殊で、医師でもよく理解してない人がいるのが現状です。被爆国なのに情けないですが】
【これに関しては、私のアトピーの先生、土佐清水病院の丹羽院長が相当詳しいです。著書も多数なはず】
放射線を(管理下で)浴びるのと、(事故で)被曝するのが違うのは、素人でも分かります。
素人がパニック気味なのは、
・ 放射線を一定量以上浴びれば、その人は【一時的にせよ】放射性物質と化すらしい。
・ 被曝地の遺体を 放射能の影響で、収容できなかったニュースも流れた。
…にもかかわらず、一時的とは 何時間くらいか？
一定量とは どれくらいか？
そう云った情報が ないからです。
気の毒な人を 差別していいとは、まともな神経の人は、誰も思っていないでしょう。
だけど、安心できる情報がないと、恐怖から 逃げたくなるのが素人です。
ヒロシマ・ナガサキから、何も学んでいなかった自分に、呆れてます。
【長時間、放射性物質で あり続けるほど 被曝していたら、体調悪化で 倒れているだろう】ことだけでも分かって、有り難いです。
丹羽さんの本、探してみます。
どうもありがとう。
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