「陸の生き物を 殺したくなかった」
「大地が震えたら 私も震える、そうなってるだけ」
「逃げてー!」
「引いては 揺り戻す 潮の力を、人が 完全に 阻止できるなんて思わないで!」
「場所を空けて! 私は止まれない! 逃げて! 早く!」
(号泣)
自分が、【冷却機能を失った 原子炉】だった気がして 悲しい。
【止まるに止まれない 原子炉】に、同調してると云うべきか。
間に合わなかったと、自分を責め続けた。
(ずっと、40年も 寂しくて 悲しくて 辛かった)
地震国でない アメリカで 設計された原子炉は、地震大国に居るのが 怖かったに違いない。
(死ねとか、化け物とか、末恐ろしいと言われて、心が ねじ曲がり、ねじ曲がってた お陰で、厳しいときも、笑ってやり過ごせたけど、ねじ曲がったままでいるのは 苦しい)
(でも身構えずに生きるのも 怖かった)
食うために、稼ぎなさいと言われるのが、悔しかった。
私は 喰うより、休みたかったのだから。
自分が生きていることは 災いなのだと 洗脳された心を 雪(すす)いで、明るくなりたかった。
ひとりでは難しい。
でも、誰も、助けては(共に生きようとしては) くれなかった。
(寄りかかろうとして、一緒に暮らそうと言う人はいたけど、それは 論外)
地獄の沙汰は、金次第?
(そうじゃない人も いたよ!)
(そう、通りすがりの人や、遠いところの人や、みずからも 大変で てんてこまいな人たちの 情けがあったから、今、私は此処にいる)
でも、
好きで 不幸なんでしょう?
好きで 不細工なんでしょう?
好きで ひとりなんでしょう?
違うよ、嫌いだよ。孤立とか、汚い貌なんて。
嫌いだけど、…
ひとりでいれば、きたなくしてれば、期待とは 無縁でいられて、抵抗が少なくて済んだ。
(でも それは、不自然なこと。結局 苦しいことだった)
誰のせいでもない。
私が とてつもなく孤独なのは、
誰のせいでもない。
私のせいでもない。
(自分の心の 底無しの闇に、人を引きずり込みたくなくて 頑張ってたら、こうなった)
好きで こうなった訳じゃないけど、
最悪を 避けようとして、こうなった。
(私には、そうせざるを得ない 苦しみがあった)
人間(他者)のことは、本当に 分からない。
重荷を背負い、潰れかけている者に、
説教して(独善を押しつけて) 追い詰めて、死にたくさせたり、…
苦しんでいるのを見て 笑ったり、…
人の助言を 聞き入れないから 助からない、などと、言い放つ人のことは。
神経が 焼き切れるほど 疲弊した者の心が、
ますます かたくなになるように しむけて どうするつもり?
増えすぎた人間が、地球を 喰いつくすことに 怯えてるの?
目障りな奴には 死んで欲しい?
人生を 椅子取りゲームと 信じてる?
私に そうせざるを得ない 訳が あったように、…
自分の正義で 他者(私)を裁いた人にも、
そうせざるを得ない 理由があったのかも。…
もう いい。
私は もう、いたいけな私を むごく扱った 過去の人(悪を 斬り捨てられると 思ってた人?)と 同じ道は、行きたくない。
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