自炊を【うまく】やれば よいこと。…
水も栄養も、少し足りないくらいが 鍛えられて良いと、生物学者は断言している。
粗食しか 食べられない時こそ、
謙虚さについて識る 好機なのでは?
(ご馳走や贅沢に 慣れてしまうのは、想像するだに恐ろしい)
風邪をひいて、古い御米を【旨く】炊く気力(工夫する余裕?)が なく、
そのまま食べられる草を、探しに行く甲斐性も ないときは、
この惨めさを 味わうしかない。
猫の仔1匹 やって来ない(昔は 押し入れにまで入り込む 野良もいた)、
真空の中に いるような、この静寂。
(辛いとき、布団を被って泣きながら 詰め将棋を 作り続けたと云う 森信雄さんは偉い)
野宿は せずに、済んでいる。
鼓膜を(虫に)食い破られる、恐怖に 怯えずに 済んでいる。
夜盗に 襲われないように、座ったまま眠る ホームレスの女人が、東京には いると云う。
(明日の私かもしれない)
PR