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2019-03-31(Sun)

心の眼の曇りを菊に教わる

 
片野貴夫さんの古代文字教室で習った
龍体文字の「ふとまに」

私の拙い手で書いた物でも、花瓶の下に敷いたら、
切り花の菊の寿命が延びた。

https://ameblo.jp/selfo55/entry-12396796682.html

黄色い花をつけていた菊を、2ヵ月前に買ってきた。
花は咲き終わって枯れた。
小さい葉っぱは 何枚か残っていたけれど、
他の菊と比べて、全体的に艶が無いように見えた。
葉も茎も のっぺりした感じだった。
(質感がヤモリの肌みたいだな~と私は思った)

だから 花瓶(フトマニを敷いていた)から下ろした後は、
ペットボトルに挿して、使い古しの「ホオポノポノもどきシート:龍文字で アリガトウ、スキデ、ダイジ、ゴメン、ユルシ と十字に書いた ビニール袋の切れはし」の上に置いていた。

枯れたら ゴミの日に 雑草や落ち葉と同じ袋に入れて、
『植物ゴミ』として出すつもりでいた。

ただ、葉っぱが1枚でも生きている間は、
光合成して酸素を作ってもらおうという魂胆で、水だけは与えていた。

根が生えるとは思ってなかったのに、何本か生えてきた。
慌てた私は フトマニ図を書いて、敷いて遣った。

別に そうする義理は無いのだが、……
(のっぺりしてて艶が無い)とか、
(もう先が知れてる)とか、
他の菊とくらべて、その菊の命を 少し見下していた自分が恥ずかしい。
詫びる気持ちから 直径7センチの龍文字フトマ二を作り、敷いて置いた。

 
後日、この菊の根が勢いを増して立派になったのは、
季節が春だからということもあるだろうが、
私の贈った謝罪「フトマ二」に対して、拒絶しなかったものと想像する。






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