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2012-03-05(Mon)

虐待 許すまじ

駅前で、居酒屋の店員さんに、声をかけられた。
『◆◆◆の割引券、いかがですか』

【体が痛いです/体が辛いです/気持ちが沈みます/早く動けません/どうか助けて下さい/誰か助けて下さい】と 日記に書いて、
1ヵ月後に自殺された 26歳の方が 働いていたのと、同名のお店の人だった。

会釈して 立ち去りつつ、(死んでくれるな)と祈る。

幾人もの治療者から 言われたように、私は 手遅れかもしれない…
狂いが止まらないかも しれない…
愛する人の 子を産み 育てることもなく、
適性を生かす仕事では まともに稼げず、
ひもじさを道連れに、枯れて(死んで)ゆくだけの 生き物だとしても…

若い人には、
健康な心を持った大人に なって下さい、
幸せに働き、自他ともに よろこぶ人生を送って下さい、
良き友、良き家族に 恵まれたまえ!
…そう 願い、頼まずに いられない。

2月に 連絡すると言ってくれた、
言いっ放し 聞きっ放しの会を、遣ってみたいと 言ってくれた人から、連絡がない。

複数の仕事と、ボランティアを遣っていて、忙しいと言っていた。
『待ってて下さい』と言われたのだから、
春まで 待ってみようか?

米国で成功した アルコール依存症の自助グループは、
2人の当事者と、祈りから 始まったそうだ。

『遣りたいことは、遣り尽くした』と云う人も 少なくない アルコール依存症者と、
【苦しい、休めない、思うように動けない、馬車馬】みたいになっている DVの被害者では、
抑圧の度合いが違う。

後遺症に苦しんでいる 当事者2人で 何か始めるのは、無謀かもしれない。
しかし『心の専門家』の 資格と看板を持つ人たちから、…
なけなしの金銭を要求された上で、虐待の続きを 遣られるような現実に、
私は ずっと、対面してきた。
【相性】とか【人間だから】とかの、可愛いらしい問題ではない。
【クライアントの闇】に 抵抗力のないプロが、珍しくなかったのだ。

虐待(暴力や暴言に晒され、人間性を否定され、存在を否定され、もって生まれた性を否定されるなど)を受けた側の人間が、
回復する(自己否定や、無気力、自傷行為から 自由になる)ために、
身銭を切らねばならない(治療の費用を出す)ことじたいが、考えてみれば『弱い者イジメ』ではないか?

因果応報(自業自得)と云う言葉が、強者の(横暴を許す)言い訳に 使われている。
そんな態度は、自然に反している。
自然に反したことは、この地球上では長続きしない。

森のカラスの 鳴き交す声を 聞けば、
雀の群れの 会話を聞けば、
いたわり、いつくしみ、やさしさに満ちている。
恐竜の子孫(鳥類)でさえ、あい助けあっている。
それが自然のことわりだろう。

自然のことわりを忘れ、悩み苦しむ者を、見下して、
『親が死ぬまで あなたは能力を発揮できない』とか、
『本当は死にたいのでしょう? やくざに頼めば殺してくれます。やくざのとこに行きなさい』とか、
『あなたは聞き役に徹して、周囲の人が 重篤な精神病を 発症するのを、防いでくれればいい』
…などと 専門家が断言し、
お金がなくなったら『さよなら』では、
…クライアントは 救われない。

(専門家って何?)
(真剣に【主治医を探した】私が、莫迦なのか?)

「専門家なしで、自助グループを始めよう」と 私が考えたのは、当然の成り行きだ。
けど、成功させるには、…
良くなった人(希望の星のような先輩)や、
排他的でない祈り(大自然とのかかわり)、
そう云ったものが 必要だろう。
…などと思い、2月は終わった。

3月1日、パート先の健康相談で予約した、面談カウセリングに行った。
(職場で加入している 健康保険証についてきた サービスを利用した)

私は 追い詰められていた。
先月下旬は、父の機嫌とりを遣らされ(母の強要。1度は断わったが、逃げ道を絶たれ、追い込まれた)、
暴言を 吐きまくられる結果に 終わった。

パート先では、私の異質さが、排除の対象に なりつつあった。
上司(労働組合の幹部)からは、配置転換も考えると言われたが、…
早く動けず、頭が冴えない自分は、
(あの職場では 痛い存在だ)と、自覚せざるを得ない。

数十名いる 先輩パートは、
『パワフルな シングルマザー』か、
『優雅な 扶養家族の奥様』か、
『Wワークの 独身アーチスト』だった。

(昨日まで、気づかなかったけど)
昨年 採用された新人5人のうち、
イジメに遭わず クビにもならず、先輩たちと肩を並べて 活躍してるのは、
ご主人の扶養家族になっている、生活にゆとりがある主婦1人だけだ。

健康保険組合の、年間5回だけ利用できるカウンセリング。
事前に送られてきた問診票には、何も書けなかった。
(このようなものを、何十枚 書いてきたことか。その結果が 今の私…)
暗然となり、手が動かなかった。

カウンセリングの初回は、問診票を書くだけで 終わった気がする。
今度のカウンセラーさんは、本物みたいだ。

今回、私は 探していない。
追い詰められ、職場が加入している 安全装置(セーフティネット)に引っ掛かり、そこで出会った カウンセラーさんだ。
さしたる期待も、悲壮感もない。
作為がなく、りきみもない。
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