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2010-11-18(Thu)

悔シイ (欠席ナンカ シタクナイ)

保育訓練では、子どもの保護と 養育だけでなく、
子どもの 保護者(主に お母さん)への 対応も学ぶ。
社会福祉士レベルの 知識と技術が、
現代の「保育の先生」には、求められるそうだ。
何故?

虐待から 子どもを守るため。

弱った人・困ってる人・支援を必要とする人を、
サポートする力が 足りないから、
社会的弱者に 接する機会のある人間に、期待が 集中している。

保育訓練の先生は、
① 保育園の理事や、園長経験者
② 養護施設で、長いこと 先生を してきた方々
③ 現在も、保育園で 子どもを見て、保護者の相談に応える専門家
④ パソコン、ビジネス・マナー、社会学の研究者
…など、その道の【ベテラン】揃いだけど、
3ヵ月間で、保育(補助)者を 育てるのは、はじめてだから、混乱もある。

③の先生には、過激な 男尊女卑発言を 繰り返す(80歳くらいの)医師も いるけど、暴言を 補って余りある 優しさが あふれているので、授業中 何度も 爆笑が巻き起こる。
③と、④の先生からは、得るものが 多い。

①の先生たちは、人は 良いけれど、講義のプロではない。
聞き取り にくかったり、話が 飛んだり、
生徒を ハラハラさせたり、眠らせたり、
…気合いを入れて 聴かないと、90分が 無駄に終わってしまう。
(訓練生が 攻めの姿勢でいないと、得るものがない)

②の先生たちは、デリカシーに 欠けていた。
現場を 長く見てきたと云う 自信(?)のようなものが、鼻についた。
A先生の 最初の授業(テスト)では、私は 泪を流しながら、解答用紙と 格闘した。
(嗚咽を こらえるのが やっとで、子どもの悪態じみた言葉しか 書けなかった)
虐待事件を、面白いものとして語られたら、被害者は たまらない。
(返却された テストは、0点だったけど、悪態のところに 三重丸が ついてた)

その先生の尊大さは、相変わらずだけど、
訓練生の中に、
児童虐待の 当事者(被害に遭った人間)が いることに 配慮して、
講義してくれては いるようで、2回目からは、私も 平静でいる。

B先生は、悪気は まったくないらしいが、
福祉を行う人として大切な、
弱い者の 心に 寄り添い、遅い者から 学ぶ姿勢が、欠けていた。

だから、問題を抱えた訓練生を、排除すればいいと 思ったのだろう。
こういう人の 態度を真似て、現場に 出て行く人が、ないように、…
弱い人の 臓腑を えぐる言葉を、プロが 使うことのないように、…祈る。

(その先生の 授業には、私は、出席しない方が いい気がする。知識を得ても、精神が 破綻したら、元も子もない)

聞く耳と、相手を尊重する 気持ちを、私は 持ち続けよう。
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