背骨が 太鼓橋のように 反り返った、赤ちゃんの写真。
保護者から、『立て抱き』され続けた 結果、とのこと。
昔、赤子を抱くときは、…
片手(左手)で (敷布団のように?) 下から 赤ちゃんの 身体を支え、
もう 片方の手は(掛け布団のように?) 上から、赤ちゃんを 包んだ 気がする。
(赤ちゃんは、大人の腕の中で、横になっていた と思う)
働く お母さんは、おぶい紐を 使って、赤ちゃんを 背負った。
(万一、お母さんが 転んでも、…赤ちゃんは、守られていた。
お母さんが 擦り傷を こしらえたり、尻餅をつくことは あっても、
赤ちゃんが 押し潰される危険は、少なかった)
けど、今(日本では)、赤ちゃんの 首や背骨に 負担がかかる、『前で立て抱き』が、流行と云う。
(赤ちゃんは、立て抱っこを、心地よく 感じるらしい。緊張してる 赤ちゃんは、特に)
お母さんは、赤ちゃんに ぐずられたくない。
おぶい紐は、胸の周囲に 食い込み、鬱陶しい。
混んだ電車や バスの中では、前に抱いた方が 迷惑がられない。
…そんな、大人の都合で、子どもの リスクが、増えてしまったらしい。(哀しい)
せめて、快適な おぶい紐、出(いで)よ!
(誰か、発明してくれ)
…などと 思っていたら、蛾に キスされた。
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