従姉妹(いとこ)の お下がりの本 だったけど、きれいな 挿絵(白黒)が、たくさんあった。
主人公の、従兄弟(いとこ)の エピソードが、印象に 残った。
行方不明(生死不明)だった 従兄弟は、…ある日、森に 帰ってくる。
彼は、人間の ペット(愛玩動物)に されていて、
成長した今、狩りの獲物として 放たれたのだけど、
彼に、その自覚は ない。(人間と 友だちに なった つもり)
彼の帰還を、よろこぶ 仲間たち。
老いた鹿が、尋ねる。
「お前の 首に あるのは 何だ?」
『首輪の跡です』
「お前は 哀れな鹿じゃ」
(正確には 覚えてないけど、そのような やりとりがあった)
悲劇は 間もなく 訪れる。(彼は、撃たれて 死ぬ)
何かを 知った気に なったとき、…この話を 思い出す、自分で ありたい。
調子に 乗り過ぎた 人間は、天狗や 餓鬼の、餌になる。
天狗に とり憑かれると、…小さな(静かな)命から、学べない。
餓鬼に とり憑かれると、…際限なく むさぼっても、心は 渇いてる。
そう 思いませんか?
o(^-^)o さん…
泥の中から 咲く はちす(蓮)の花は、泥を 愛する命。
蓮が、泥に、語る 言葉は、…
「うれしい、楽しい」とか、
「しあわせ、ありがとう」とか、
「助かります、感謝してます」とか、
「愛してます、許します」の 類(たぐい)では、ないですか?
泥が あってこそ、咲ける 蓮。…
泥を笑う 蓮など、ありえましょうか?
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