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2017-01-31(Tue)

油断大敵

東日本大震災のあった年、ある信仰を持つ人から本を貰った。
その本の内容は、古くて、
『原爆投下は真珠湾攻撃の報復であるから、仕方ない』 とか、
『宣戦布告なしに攻撃をした日本が悪かった』 とか、…
私には、賛同できない言葉が多かった。

昭和天皇陛下による「開戦の詔勅」を、
平らな心で読めば、
当時の日本は、戦争に追い込まれた上で、宣戦布告をしたことがわかるし、

原爆の使用は、
人種差別の思想を持った人々が、
ソビエトに対する威嚇と、人体実験のために行なった。

その2点だけは、
たとえ生き神様の言葉とて、反論せずにいられない。

21世紀を生きている私たち(歴史に学ぼうとする者)は、
昭和の時代には隠されていたことを、
識ってしまっているのだから。

それでも、その本をくれた方が親切で、穏やかで魅力的だったから、
イベントに呼ばれると、2回に1度は足を運んだ。

知人に好意を持っていたから。
それに、救いも求めていたから。

でも去年、その教団のホームページの相談メールを利用したら、
困窮している人間に対する配慮が、著しく欠けてた。

有り難いはずの教団本部に、何度か お参りもした。
親切で美しい人々が、対応してくれたけど、
『教祖様にすがる気持ちが 最も大切』 とのことで、

神仏に自分の願いを訴えることを、良しとしない私には、
ご利益がなかった。

それでも、そこの入門書を合計3冊購入した。
そして、年末には御礼参りをさせて戴いた。
それが私の精一杯。

教団のネット担当の方々には、
命懸けで対応してくださいと、
本当に救いを求める人が、自傷他害に及ぶ前に、
救いの場所にたどり着けるように、旗を立ててください。
そう お願い申し上げた。
その用意が出来たら、連絡を下さいと。

信者でもないのに 3冊の本を買い、広報に これ務めた私には、
それくらいの提言する権利は あろうかと。

信者だけが 守られればいい…と 思っているかのような姿勢を、
外部の人間に見せるな、情けないから。

そのように、教祖様が心配しているのでは?
などと思うのは、私が傲慢だからでしょうか?














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