その本の内容は、古くて、
『原爆投下は真珠湾攻撃の報復であるから、仕方ない』 とか、
『宣戦布告なしに攻撃をした日本が悪かった』 とか、…
私には、賛同できない言葉が多かった。
昭和天皇陛下による「開戦の詔勅」を、
平らな心で読めば、
当時の日本は、戦争に追い込まれた上で、宣戦布告をしたことがわかるし、
原爆の使用は、
人種差別の思想を持った人々が、
ソビエトに対する威嚇と、人体実験のために行なった。
その2点だけは、
たとえ生き神様の言葉とて、反論せずにいられない。
21世紀を生きている私たち(歴史に学ぼうとする者)は、
昭和の時代には隠されていたことを、
識ってしまっているのだから。
それでも、その本をくれた方が親切で、穏やかで魅力的だったから、
イベントに呼ばれると、2回に1度は足を運んだ。
知人に好意を持っていたから。
それに、救いも求めていたから。
でも去年、その教団のホームページの相談メールを利用したら、
困窮している人間に対する配慮が、著しく欠けてた。
有り難いはずの教団本部に、何度か お参りもした。
親切で美しい人々が、対応してくれたけど、
『教祖様にすがる気持ちが 最も大切』 とのことで、
神仏に自分の願いを訴えることを、良しとしない私には、
ご利益がなかった。
それでも、そこの入門書を合計3冊購入した。
そして、年末には御礼参りをさせて戴いた。
それが私の精一杯。
教団のネット担当の方々には、
命懸けで対応してくださいと、
本当に救いを求める人が、自傷他害に及ぶ前に、
救いの場所にたどり着けるように、旗を立ててください。
そう お願い申し上げた。
その用意が出来たら、連絡を下さいと。
信者でもないのに 3冊の本を買い、広報に これ務めた私には、
それくらいの提言する権利は あろうかと。
信者だけが 守られればいい…と 思っているかのような姿勢を、
外部の人間に見せるな、情けないから。
そのように、教祖様が心配しているのでは?
などと思うのは、私が傲慢だからでしょうか?
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