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2016-09-30(Fri)

心の医師を求めて

  
Question : これは、いったい何でしょう?

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Answer : 日向夏という果物の中から、夏の終わりに発見された生き物。


室内に安置された果実の皮は、
日光にも 雨にも 風にも 土にも触れず、厚くて堅いままだった。

そんな不自然な環境下で 誕生してしまった この子らは、
親の果肉の中で、一所懸命に成長したが、

厚くて堅い皮を、自力で突き破ることが出来ず、屈折してしまった。
外気に触れることなく伸びた茎が、太った青虫のように見えたのは、
食い過ぎで太って 皮膚がたるんだ 訳じゃない…

身をすくめることが、身を守る唯一の手段だと、信じたから。
(蛇腹のように背を縮めたい)と 願っていた 子どもの頃の私と同じ。

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オカルト(地獄に通ずる道)である 『引き寄せの法則』 を 信じる人は、
私を『愚かな人生を 自ら選んだ』と 嘲笑う。

筋肉反射テストの達人であるB氏に言わせれば、私は、
『被害者のドラマを味わいたくて、関係者を振り回し続けた』エゴイスト。

超能力者を名乗るA氏の目に写った私は(闇の?)権威者で、
『かよわい精神科医や心理学者の群れを、イジメ抜いてきた』嗜虐者。

報われないのは、努力と感謝が足りないからとか、
成功者の真似をすれば、成功するとか、…

心の問題を、
体育や物理の問題のように扱う『成功法則』の指導者

かれらも、最初は
純真な求道者(困っている人を助けたいと願う人)だったのかもしれない。

でも、私と出会った時は、ほとんどが魔界への案内人みたいになっていた。
(その自覚がないのは、周囲を信奉者が取り巻いているから?)

スピリチュアル・カウンセラーを名乗る 歌手の解釈を ひもとけば、
『強姦されても感謝しなさい』みたいなことになる。
(冗談じゃないよ)

『将来、世の中の害になる』
『死んだ方が良い子ども』
そう言われて育った、そう信じ込んだ。

そう言ったのが実の親だった。
親を立てるには、親を正当化するには、
自分は犯罪者になるか、若くして死ぬしかないと思ってた。

そんなのは狂った考えだと思う。
でも、思考回路がそうなってしまってる。

苦しくて、心の医者を探した。
それが依存ですか?
それが甘えですか?
それが許されないことですか?

お日さまや、風や、土や、雨から、隔絶されたような場所で、
狂気に引きこもった親(2人)の支配下で、
知らぬ間に『魔道』に堕ち、
祈りより先に、呪詛を覚えた。

そういう人間(未成年だった私)が、健康になりたくて、病院に行ったら、
『泣いてるだけじゃ何もわからない。帰れ!』と怒鳴られた。

だけど、懲りずに探した。
尊敬に値する医師は、何処かにいるだろうと。

20年探しても見つからなかった。
途方に暮れ、とうとう『オカルト』に走ってしまった。

高額納税を誇っていた人の本を読み、
1ヵ月間に人様から『有り難う』の言葉を100個集める、という行を、
2年くらい続けた。
(乞食みたい…)と思いながら、藁にもすがる思いだった。

その本の著者が(無償の愛を説いていながら)
お稲荷さんのように、
信者(読者)に 見返りを要求する 『契約』の人だってことは、
理解していたつもりだが、

ついて行ったらどうなるか、…
私が実感したのは、
懇意になった薬局が、閉店したときだった。

(自分は無価値な存在)
そう思い込んでいたので、気づくのが遅れたようだ。
(親しくなった人が、悲しむまで、分からなかった)

本を薦めてしまった方々に、どう詫びれば良いか 分からない。
(世に仇なす…)という、昔の、
信じなければ 効かなかったはずの呪いが、こんな形で実現してしまった。

※ 浄化を祈念し、リンクを張らせて戴きます。
安部 浩之 先生 の 講座
日常三徳

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1度は 枯れかけた 日向夏、頑張った。
(もう1本は、まだ 根を伸ばすことに 専念している)


 
 
 
 
 
 
 





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