通勤(出勤)途上、自転車で 限界まで速度を上げ、線路沿いの道を走るとき、
息が上がって、気が遠くなり、このまま昇天したら 楽だろうなーと思う。
職場が穏やかな日、先輩に話を振られたとき、
そんな胸の内を、正直に (うっとりと)言ってしまったことがある。
そして 何ごとも なかったかのように、真夜中の仕事に戻った。
実際に交通事故を起こしたら、はた迷惑だから、
交通安全には気を使い、一時停止の標識にも従っている。
◆ セラピストの仕事場に近い土地で、強盗殺人があった。被害者に、譲れれば良かったよ。私の命を。
(犯人が 狙ったのが、私だったら、あべこべに、過剰防衛で殺してるかもだけど)
私の かなしみが、怒りが、絶望が、諦めが、あの町には、降り積もっていた。
…かもしれない。
2年前と、同じ気持ちを味わっている。
死に損なった少年もどき(女であることを 否定され続けた少女)は、
病んで、汚れ、だまされ、笑われ、腐り、
…どす黒い毒(邪気)を吐く、鬼になった。
毒など、吐きたくなかった。世界を汚すつもりなどなかった。
いろいろと、努力と工夫を試みたのにね。
『貴様は キチガイだな!』と、言ってた、親の呪いを、解くこと、あたわず。
『末おそろしい 化け物』と、決めつけられた、親の期待に、応えようとする誘惑も、断ちがたかった。
助けを求めて 訪ね歩いた、精神科医師、臨床心理士、カウンセラーとの面談は、
一時の気休めになれば、いい方で、ろくでもない結果になることが、多かったった。
『お前(自分)は、幸せになれない』と、念を押されたようで、
『私は、人間の仲間ではない』と、思い知らされたような。
白衣の先生方に、悪意はなかったようだ。ご自分を守りたかっただけで。
それがまた、わたしを絶望的な気分にさせた。誰も責められない。ますます しにたくなって、いよいよ、邪気を吐く鬼になった。
その邪気が、凝り固まって、津波になって 押し寄せたような、罪悪感。
間接的に、津波を起こした犯人は、私や、私を 鬼にした人々(あざ笑ったり、だましたり、都合よく利用した人)みたい。
◆ 去年の5月に セラピストが言った。
『あなたと話すことは、私にとっても貴重な学び』
『本来ならば カウンセリングごとに1万円戴くが、特別に割引きます』
『ただし、このことは 内密に願います』
『予定は 追って連絡します』
10回目までは(正規の受付を 通していたときは)、週に1度の面談(カウンセリング)だった。
その後、2週に1回になり、
やがて、月に1回になり、数ヵ月に1度になり。
最後に連絡があったのは、昨年末か?…
週に1度のペースが、ありがたかったのですがね。
つねひごろ、聞き役(入力)が多く、情報や感情を、ため込み、おさえつける一方で、吐き出す(出力する)機会を、ほとんど持てない 私にとっては。
(ブログも、サービスが複雑になり、手持ちの端末(PHS)では もう更新できなくなり(容量が、圧倒的に足りない)、手書きの日記(メモ)さえ、最近では 書く余裕がない)
不定期かつ、何ヵ月も、間が空くような面談では、
荒れ果てて、自裁への誘惑に揺れる 精神の治療には、なり得ない。
儲けにならないクライアントとの約束は、適当(片手間)で良いと思った?
正規のクライアントが来ないときの 穴埋めに、呼べばいいと?
先生、
貴方が相手にする クライアントは、疲れた人間ですよね?
神経や脳が、限界を超え、焼き切れてるような人間でしょう?
そんな人間を、金払いの良し悪しで、区別して(対応を変えて) いいのですか?
…うらみたくない。人に期待しない主義だろ、自分。
…情けないけど、裏切られたような気持。
…『内密に』などと言われ、秘密を背負ったから?
…約束墨守(秘密は、守らなければ)と思いながら、仮想空間に ぶちまけずにおれない。
思い出したくもない、カルト検証サイトの いざこざまで思い出す。
祈祷師の口車。
誘われて調子に乗り、いろいろ書き連ね、恥を晒した挙げ句、排除対象になった自分。
『踏みにじっていいです』とか『嘘どうぞ』とか、書いてあるのか?
私の顔に!
違うだろ。
私の顔に書いてあったとすれば、それは、
「最高の笑顔を見せて」とか「かっこいい貴方が見たい」とか、他愛ない希望だったはず。
『無理』だと拒絶して、去って行く人もいれば、お説教をする人がいたり、『大言壮語』しちゃう人がいたり。
魂の故郷(母星)が それぞれ 違うから、仕方ないのか!
今、私のすべきことは?
少しでも、身体を休めることだろ!
大事な約束(紹介された仕事など)を、5つも すっぽかす(寝過ごしてしまう)ほど、睡眠時間を省きやがって!
(仮眠時間の15~20分以外、24時間以上、横にならない日などザラ)
「こんなに無茶して、てめえ しにてえのか!」
「そうだよーん」
いつも、そこで終わる自問自答に、
「死んだら猫のミヨちゃんに、もう会えないぞ」と、付け加えてみる。
もう無理、もうたくさんと言いながら、
後悔から遠い道を、心が晴れる方を、選んできた筈だろ。
報われなくても いいだろ別に。
母星に帰れる(はずの)日に、
誰かの怨念(うらみ)に とらえられ、同化してしまい、帰りそびれることさえ、避けられれば。