昨年末、知人のYさんから 玄米(モチ米の)を戴いた。
『古米なので、早めに処理してね。すぐに 虫がつくわよ』とのことで、
早速 計量し(4合、3合などに)、密閉しておいた。
虫は湧かなかったけど、
傷んで黒くなっている粒が けっこうあった。
水につけて、1昼夜 置いてから、
黒い粒や、
発芽した芽(根?)が ボロボロになっている(傷んだ)粒を、除けた。
10日前は、3合中 864粒を 取り出した。
細かい作業で、けっこう疲れた。
昨夜は、3合中 2000粒以上を 取り除いた。
(時間の経過とともに、生き物は 変化する)
(腐敗の波に乗った生米は、どんどん傷むのだった)
選別には、膨大な時間がかかった。
徹夜してしまった。
目と手と、脳が疲れた。
(実は 発狂しそうになった)
しかし、炊くと 甘くて美味しい。
こんなに美味しいものが、この世にあるのか?
…と 思うほど、美味しかった。
モチ米の玄米は、近隣の スーパーマーケットなどには 置いてない。
私が昔 働いていた 自然食品店でも、扱っていなかった ような気がする。
(玄米を常食する人が、少ないからだと思う)
(知人も 普段は 白米を食べている人で、扱いに困って 古米にしてしまった様子)
貴重品であった。
(黒い粒は、土に還す)
(黒くても 芽が 元気な奴は、しばらく 茶碗で 水栽培してみよう…)
一晩で、3ミリくらい 発芽した奴があった。
なんという強さ。
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