忍者ブログ

2010-03-04(Thu)

末っ子(DNAの最先端)

長男(弟)は、無邪気な子どもだったが、しょっちゅう、
『男がペラペラ喋るな、黙ってろ、黙っていれば、バカか りこうか 分からない』と言われて、シュンとしていた。
実に 気の毒だった。

私は、16で死んだ 意地悪な姉(私にとっては、おば)の身代わりに(仕返しのような)、殴る蹴るの上に 暴言を浴びた。

私と、長男の 頭が、徹底的に 壊れたのは、…
親の暴力と、それを放置した、時代と町の、空気のお陰(与えられた 役目だった)と、私は 思ってるよ。

でも 末っ子が生まれて、親父は変わった。
自分も 末っ子だった親父が、はじめて【かなしい】と思ったらしい。

下品な歌詞の 流行歌を、よろこんでいた男が、
カラスのハネはなぜ黒い…って絵本を買ってきて、赤ちゃんに読んだりしていた。
…驚きました。

私(長女)や長男には、ろくでもない親でも、末っ子への愛情は 本物みたいだ、…と 子ども心に 思ったのでした。

だから 君は、…
絶対に、幸せに ならなきゃ いけないの。

ウイルスのことを、知りたいと思って、君にちょっと聞いてみたのが、1月だった。

【お安いご用です!専門家としての勤めですから!】

恐縮したものです。
でも、立て続けに 質問するのは、気が引けたので、…
2月になってから、改めてメールしてみた。
返事は来たけど、質問の答えは なかった。

【疑問に対して 知識を深めるのは良い事だから、自分なりに 医学書読むのも 手かと…一般向けで 漫画で読み易いのも 最近は沢山あるし。
学べば学ぶほど、疑問って深まってしまうけど。
新型インフルエンザだって、癌だって、病気腎移植だって、答えは出ていません。意見がありすぎて 纏まらないのが現状です】

面倒くさく なったかな?
素人に 難しいことを。…
「誰でもわかるウイルス」って本を読んでも、さっぱり分からなかったから、恥を忍んで 私は聞いたのですよ。

でも いいんだ。私の言葉が、君に通じなくても。…
君の健康を 気遣ってくれる、やさしい伴侶を 見つけておくれ。
PR

2010-02-27(Sat)

幻の私

【忙しいって、言わない人になりたかったけど、今月は、凄く忙しかったです】…と云う 葉書をもらい、返事に窮す。

親子ほど歳下の私を、過大に評価してくれる 人生の先輩。

『貴女は いつか、ペンで身を立てると思う。貴女の手紙は、何時か売れると思うので 取ってある』と云う人。…
(買いかぶりにも 程がある)

彼女は、彼女の夢を、私(と云う スクリーン)に、写しているのでしょう。

私の夢は、…消えてゆくものが ほとんどです。
たとえば、チャンバラごっこをする時間。
たとえば、季節の料理を 供する時間。
たとえば、儚い歌が流れ 消えてゆく時間。…

先日 久々に電話したら、
『来月? 会える? 勿論よ。もう 手の届かない人に なって しまったのかと 思っていたわ』とのこと。
(ひええ、…私は、病んだ 道化者に過ぎないのに)

独立したお子さんが、何人も いる人なのに、
猫ちゃんと 暮らしているのに、
海外にも、よく行く人なのに、
お料理も 上手なのに、
何故 私より、寂しそう?
とても幸せだった【時】に、心が残っているから?

郵便書簡(ミニレター)を取り出し、心をこめて宛名を書き、その字に尋ねてみる。

貴女に 書くべきことは、何でしょうか?

「・・・・・」

天啓なし。(汚れきった 吾が心)

仕方がない。ペンにまかせて 何か書こう。

「アヒルの行進(22.2.22の消印)の葉書、ありがとうございました。

忙しすぎは 辛いけど、
筋肉も脳も、安楽な環境では 早く衰えるようですから、…
臨終の寸前まで、負荷があるのは、良いことかもしれません。

写真、撮っていらっしゃいますか?
日本の写真界には、
芥川賞に喩えられる 木村伊兵衛写真賞と、
直木賞に喩えられる 土門拳賞があるそうですが、
後者(大衆に分かりやすい方?)に、ノミネートされたと云う 写真の本をご紹介します。
【HIV/エイズとともに生きる子どもたち ケニア〜あなたの大切なものはなんですか?】
★さんの 好きそうな本だと思います」

2010-02-23(Tue)

忘れたい

大平光代ママの連載を読みたくて、【婦人公論】を手に取ったが、私の 仇(かたき)が執筆していたから、直ぐに手を離した。

その人物は、ノンフィクション・ライターで、タイトルに【カルト】と云う 言葉を使う。

私が昔、結婚を考えた人が、過激な(一神教に近い)日蓮信仰のⅡ世だった。(結婚話が出るまで、彼は それを隠していた。私が常々、その教会を『大嫌い。いろいろと 嫌な思い出があるの』と公言していたから?)
別れては 戻ってくる彼に 振り回され、…結局、私は振られたけど、あきらめきれず、
脱・洗脳について学ぼう などと思い、ある本で紹介されていた 理科大学の心理学者に、会いに行った。

その人物は、私が 研究サンプルになると思った(?)らしく、
(最初は 親切だったが)
3回目に会った頃には、私は 喋れなくなっていた。
(あまりにも傷ついて)

時間と お金が 無駄になり、悲しみと 苦しみを 味わった。

本の著者が 紹介してくれた人だったので、(先に ライター氏に電話をしていた)
報告がてら、
辛い思いをした、同じような思いを誰かにさせたくない、…
再発を防止したいと考えます。…などと、私は言った。

変な発言(頭 悪そう)、だったかも しれない。

(だからって、笑うことも なかろう)

そのライター氏は、
『再発防止? 他の人が 苦しまないようにしたい? なんでそんなこと 考えるの? 頭おかしいんじゃない?』と言って、ゲラゲラ笑った。

それ以降 私は、宝島社の本は、決して買わない。

2010-02-21(Sun)

清らかな美女と 険しい美女がいた…

梅さん(仮名)は 大変な美人らしいので、勉強会を、自分のファンの会だと 思っていたかもしれませんが、…
申し訳ないことに 私は、貴女の 名前も 顔も 性別も、存じませんでした。

ネットで 名前や顔を出し、第1に心理学、第2に精神世界(祈祷)と云う、2足のわらじを履いている(器用そうな)人が、管理・運営している勉強会と思ってました。

『お弟子さんが会長』と云うのが 気になりましたが、…
強い絆で結ばれた、(男の)お弟子さんに違いない、と思って不安を隠しました。(愚かでした)

『紳士・淑女の会』と云うので、自分は不適格だと思いました。
でも 坂口安吾だったか? 定かじゃないけど、…
人生は 意外な贈り物(縁)を くれることがあると、何処かに書いてありました。
淑女に接すれば、何か いいことが あるかもしれないと、人生に感謝してみました。

インターネット上の 会員制倶楽部。
驚いたのは、お弟子さんが 女人だったことです。

【以前 禅僧が開発した、波動治療なるものを受けました。
殆ど効果がなく、安価でもないのに(1回5千円)、美人のお弟子さんに 施術してもらうのが うれしく(教祖先生が いない時間に 予約を入れると、1時間 美人を独占できた)、半年通いました。
貌(かお)だけじゃなく、心も美しい(迷いがなく、まったき善意の)人だったのです。
教祖先生は、子もちの既婚者でしたが、仕事の女房役は、その清らかな お弟子さんだったと思います。
(私の身体は楽にならず、生活が苦しくなっただけでした)
信仰の1番弟子が(夫婦ではない) 若い異性であることに、私は 哀しみを 覚えました。
そう云う哀しみは、もう 見たくないと思っていました】

初日は 淡々としたものでした。
会長の梅さん以外は、ほとんど投稿されないので、
『歓迎されてないな、野獣は』と感じました。なかば自棄になり、自虐的な投稿(自己紹介)を、した気がします。
誰か(先生と梅さん以外の人)に 応えて欲しくて、
一所懸命 書けば書くほど、浮いてました。
返信をくれたのは、梅さんと先生だけだった 気がします。…

2日目は、梅さんが、深刻な相談を 先生にしていました。
心的外傷がらみ? 神事関係?
対処できるのは 先生だけ。そう云うことを、先生以外の 皆にも 公開するのは 何故だろう?
何か 言葉を贈らないと いけない気がして、お見舞いの言葉を 私は 送信したと思います。

3日目、梅さんが オフ会(インターネットを離れ、現実で会うこと)を提案しました。
ついて行くのが 難しいと 感じました。(梅さんのペースに)
その心を 読んだかのように、彼女は私に、退会を要求してきました。(唐突に)
『詐欺的な人(占いなどする人間)が、私の会にいると、心が休まらない。会話を楽しみたいのに、貴女のような 先生の本も読まぬ向上心のない人では、相手にならない。早く出て行ってください。貴女の情熱が 報われますように』云々。…

占いは、精神科医も カウンセラーも、私を助けてくれないので、仕方なく始めたことで、人助けのヒントにしたことはあっても、人から 何か奪う道具にしたことは、ありません。
そのことは、事前に先生に伝えてありました。

「確かに私は、淑女でない 変わり種ですが、他ならぬ 梅さんのために、私は 招かれたのでは、ないでしょうか?」
…と、書いて送ってみましたが、梅さんの心は、もう決まっていました。

退会する他、ありませんでした。先生からは、
『すべて私の不徳のいたすところです 申し訳ありません』と云うメールを戴きました。

片手に心理学、片手に信仰(祈り)を掲げる 師弟のやることにしては、お粗末極まりないと思いました。

何か、誠意らしきものを 見せて戴きたいと私は思い、…
後日、数通のメールを、先生に送ってみたりしましたが、返信は 一切なく、…
先生のブログは、ご立派でした。

梅さんと先生にとって、私は ゴミの一種だったのかも しれません。

梅さん 貴女は、
強いDNAを求め、男を乗り換えて行く 狩人みたいですね。

『向上心』と『バカ』と『奴隷』と『闇に引き込まれる』と『悲しい』が、貴女を動かす 鍵だったのですか?

「素直」と『居直り』の違いを、教えて戴き 感謝します。
お幸せに。