死は受け入れていたのに、あまりにも理不尽に母に責められ、土壇場でキレてしまった(火がついたように泣き、抵抗した)。…
殺人犯になれば、(国家に?)救済されたであろう母の機会を奪った贖罪に、母の話を聞き、父との緩衝材に、私はなった。
血脈を浄化せんがため。(何がなんでも清めると云う一念)
己の幸せなど、当然、度外視。
何より誰より、母の幸せを願った。
その母が、私に『実家に戻れば?』と言い出した。
彼女は分かっていない、自分の本心を。
『父とは絶縁すべき』と、私に言い続けてきたのに、…私の体調不良が長引き、給料に見合う働きがない今、アパート暮らしは贅沢だ?
生活保護は、兄弟の心を傷つけるから止めろ?
スペードの2(己の死)しか思いつかない愚かさを恥じるも、為す術なし。
にもかかわらず、運転免許証の写真は、ミルクを舐めた化け猫みたいに、薄く笑っている私だ。
(力を振り絞ったので、ちょっとふやけてもいいでしょ?)
ひとかけらの希望・共感、もしくは、励ましを、誰かにと、…この1年、必死だった。(自殺防止を掲げるサイトにて)
始めは T・M と名乗った。(悩める莫迦てんてこまいまい とバレても、許されますようにと)
ベテラン回答者さんもいたようだけど、数が足りないと思うときがあった。
「この悩んでいる人の心を、重くしない言葉遣いは?」…思案してるうちに、人格が分離独立して行った。浄化草・破れ傘・海馬・猫娘・石屋。
(尋常じゃない。けど、あの場を借りている間は、私は、そうせずにいられなかった)
後悔したことは、数えきれない。…
不愉快に感じた方がいたら、お詫びします。
溺れて沈みそうな人間が、
「私の身体には間に合わないけど、浮き輪があります。貴方には、合うかもしれません」…そんな思いで、遣ったことでした。
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