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2009-12-07(Mon)

光を求め 闇に出会う

犯罪学者の話を聞きに行った。リスクを減らし、明るく暮らしたくて。防犯の知恵を拝借したくて。

・ 「表札」に、油性インクや、小さなシールがつけられていたら、それは(高齢者だけの家とか、女子だけの家とか)、犯罪者の目印なので、即、消してください。
・ 蛇行運転(危険運転)の車に行きあったら、遮蔽物を探して、その後ろにまわり、身を守って下さい。
・ ひとり歩きで不審者と出くわしたときは、携帯電話の通話中(外部とのつながりあり)の姿で通り過ぎると、犯罪者は手を出しにくいそうです。

 そんな話もあったけど、大方は黒社会の話で怖かった。
モグリの病院の話などは、とても書けない。神経過敏な人は、食欲を失ってしまいそう。

 何故、そんな酷いことがあるの?
欲望を持て余して、お金で人を買う人と、貧しくて、身を売る人がいるから?

 数年前、やくざと、Mafia (Chinese)の抗争が起きるぞと騒ぎになり、警察が組織犯罪対策課を作った。
けど、当の Mafia と暴力団は、その3ヵ月も前に手打ちして、それから両者は、協力関係だそーだ。

 やくざは裏の警察だ、秩序を守っているのだと、素敵なことを言う作家で政治家がいたけど、…
現在の暴力団は、素人を狙い、犯罪を企画・立案・下見して、逃走経路まで調べて、海外 Mafia に実行を委託している、との話だった。

 学者先生は、ときどき、犯罪者に敬語を使い、いちいち訂正していた。犯罪に手を染める境遇にある人を、(人間として)認めている人を、はじめて見た気がする。罪を憎んで、人を憎まず?

驚き。

さして違和感を覚えない自分にも、驚いた。
我が身にある野蛮さを、自覚したから?
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