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2012-07-27(Fri)

古い(10年前の) 南国(なんこく)市の地図には、
「そうやま」と印刷されているが、
路線バスのアナウンスは「そやま」と言った。

いつも(10年以上前のことだが)、
その辺りで、バスに酔った。
硬い 針金入りのブラジャーを 外したいと思う、
…でも外せない。
(胸だけLLサイズ超で、おさえつけていないと、日本の里山の風景に そぐわない。人目が憚られる)

自分の体型(ムダに大きい胸)を 恨み、
「あと少し、あと少しで 目的地だから…」と、自分に 言い聞かせ、
目的地で バスを降りたときには、ヘロヘロ。

でも そんなことは、
いつも きれいさっぱり忘れてしまう。
そして、半年後とか1年後に、
また同じように、強行スケジュールで 空港からバスに乗り、
左右山を通過する辺りで、いつも 新鮮に苦しむのだった。

今年は、1ヵ月前から 鍼治療に(週1回)通っている。
(厳しい環境下でも 涼しい顔で過ごしたい?)

体質改善を はかっている途中で、
(鍼の先生からは、効果が出るのは 3ヵ月先と言われている)
今回も また、同じ苦痛を味わった。

南国(なんこく)の夏を、なめてた訳じゃない。
これまで、春や秋にしか、先祖の墓地を 訪れたことがなかった。

墓じたいは 山の中腹にあり、雑木林に囲まれているけど、…
空港発のバスを 降りてからの、
道と云う道が(山道さえも)、すべて アスファルトで(舗装された車のための道になっており)、
木陰がない。

秋口でも、残暑の照り返しは 凄まじかった。
真夏に行けば どうなるか、少し考えれば 分かることだが、…
考える余裕がなかった。

暑さ対策(熱中症予防)を何もせず、
高知空港発のバスに乗ってから、飲み水がない(掃除用の水もない)ことに気づき、
あわててバスの運転手さんに ことわってバスを降り、
自動販売機で500ミリリットルの水を買った。

事前に用意した物は、
現地では(時間に追われ、頼る人もなく、バスと自分の足だけが頼りの 墓参りでは)用意が大変な「花」と、
トゲのある雑草を切るための「植木バサミ」と「綿手袋」、
「1リットルの空のペットボトル」、
「プラスチックのカップ」くらい。

買ったはずの虫よけは なくした。
梅肉エキスの粒(去年、猛暑で危なかったとき 救われた)は 買いそこねた。

パート業務でクタクタ、徹夜で一睡もしていない状態で、
帽子も塩も、濡らせば冷えるタオルも持たず、
南国行きの飛行機に 飛び乗った。
隙あらば、死にたかったのだと思う。

バスを降りたのが10時17分、
墓地に着いたのが10時33分。

いつも携帯している 折りたたみ傘を 日除けにして、
20分足らず 歩いただけなのに、
炎天下の山登りと云うのは、人体に負担がかかるものらしい。
1時間くらい、殆ど動けなかった。

寒くもないのに ワナワナ震え(痙攣?)、
気が遠くなってしまい、
へたりこむことしかできない。

2メートル先は崖だ。
下手に動けば、
…転落、行き倒れ、
…数日後には、腐乱死体の出来上がり?

鳥の声が のどかで、
黒い羽根に 白い丸印の(喪服みたいな)蝶が、舞っていた。

墓地は 草に覆われていて、
私が1〜2時間 どうにかしたくらいでは、
(焼け石に水だ)と思った。

1時間半くらい除草していると、
巨大な、蛇みたいなミミズ(シーボルトミミズ?)が現われ、
それを 拝んで帰るのが 恒例(楽しみ)だったけど、
今回は、あきらめざるを得ない。

何故だか 分からないが、…
高峰三枝子さんの「おやすみ坊や」を、唄いたくなった。

唄ってみたが、
最初は 嗚咽になってしまい、歌にならない。

心理学者(特に女の)が 聴いたら、
執着とか、依存と云う言葉で、片づけられそうな 子守唄だけど、
(私の偏見か?)
そんな学術用語(?)だけでは、はかれない大切なものが、多分ある。

水しか 摂取するものがなく、
唄うくらいしか (自分を鼓舞する方法も)なくて、
ずっと唄っていた。

帰りのバスを 途中下車し(道の駅の トイレに寄るため)、
約1時間半後に 次のバスに乗ろうと、
5分前に バス停(左右山)に着いた。

雨傘の日よけでは、耐えられないくらい暑い。
(アスファルトの照り返しと、強い日射し)
とてもじゃないが、3分も 立って居られない。

100メートル離れた場所にある 建物の陰に避難してたら、
バスが通過して行った。…

(次のバスは、1時間半待ち?)
(タクシー? 選択肢にない)
(財布には、市電とバス賃と、夕飯代と、帰りの旅費のみ)

お遍路さんすら 歩いていない遍路道(真夏の炎天下)を、1時間歩いた。
(帰って地図を見たら 直線距離で4キロだった)

赤とんぼと、銀ヤンマと、空色のトンボに送られ、
子守唄を唄いながら。
(ブラウスを帽子がわりに)

ペットボトルの水は、鞄の中で お湯になっていたが、
私の体温は、そんなには上昇していない。
人体の自律神経の働きには、恐れ入った。

路面電車の駅に近い場所に来ると、
ジャムおじさんの石像があった。


路面電車で向かったのは 次の目的地、朝倉神社。
(本物の森があると云う)

社殿の奥に 山があった。
森の主木(ハナガガシ?)を、間近で見ることは 叶わなかったけど、
本物の森(赤鬼山)の自然は、
その神社があることで、人間の破壊を免(まぬが)れ、保たれてきた。
…と云うことは 分かった。

宿に着いて、1時間休み、
夕飯の買い出しに1時間かかり(市街地から遠い)、
その日 最初の御飯(パンとサラダ)を戴き、
替えの下着を忘れたので洗濯し、バスタオルにはさみ、力を入れてしぼって乾燥させ、
鞄の中を整理し終えたら、日付が変わっていた。

翌朝は 6時前のバスに乗り、空港に向かった。
飛行機は、往路ほど揺れず、無事に到着してくれた。
手荷物を受け取り(ハサミが機内に持ち込めないため 預けていた)、
モノレール、列車を乗り継ぎ、
自転車置き場に 近い駅で 下車。

約4分歩き、たどり着いた精算機に 番号を入力すると、5百円だった。(6時間百円)
財布には、10数円が残った。
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2012-07-20(Fri)

その人の声に 耳を澄ます訳

森も、湿った熱気に満ちていた。
雀が1羽、私の行く先を跳ねていた。

不成仏の死霊と云うものが、もし存在するなら、
それは 多分、私に似ているだろう。

はじめは、しあわせに憧れていたのに、
絶望につぐ絶望に、
無気力になり、自暴自棄になり。…

どこかで思ってしまったのだ。
…どうせ、しあわせになれない(罪悪感から逃れられない)なら、
…世に仇をなす(強欲、無神経、他人を傷つけても 何らの痛痒も感じないような)輩を、
…せめて、地獄の道連れにして、
…私に親切にしてくれた人たちが、住みやすくなるように、
…この世を 掃除してやろうなどと。

現実世界で、いじめが起きそうになったときは、
体を張って(自分が 次の標的になるかもしれないことは 考えず、反射的に)止める。
人(特に子ども)には、とてもすすめられない 私の生き方。

パート先で 上司から、
『××さん』の悪口を 言われた日には、
「××さん 大好き」と返答する。

『ミスが多い』とか『行動様式が 場に馴染まない』と判断され、
『厳しく接して、しめあげろ』みたいに 噂されている同輩にも、
敬意を払う。
(同類だから?)
(何とでも言ってくれ)

そのためか否か しらないが、
最初は、たいそう 親切だった人から、
『口もききたくない、顔も見たくない』ような態度を、あからさまに されている。
(仕事場で)
道端の吐瀉物を避けるように、忌避されている。

私が生きてて、その職場に採用されちまって、
その人にとっては、気の毒なことでした(申し訳ない)。
(私からしたら、他に選択肢が なかった)

悪いけど、吐瀉物を見るような目で 見られると、
私は、ますます醜くなってしまうかも。

サービス精神旺盛なもので。
ひとさまのリクエストに応えていたら、
地獄の鬼の 釣竿の先の、生き餌になっていた気分。

地獄に招きたかった人と云えば、
『o(^-^)o』さん。
2月のブログの記事、我慢ならなかった。

【守衛さんが、お詫びに来ました。
上司に叱られたみたいで、許してもらえないまでもと。

仕事が円滑にできればと、またよろしくお願いしました。

「ごめんなさい」大事ですよね。
素直に言われれば、その時すぐに怒りが納まらなくても、仕方ないとなりますよね。

私は嘘つきと謝れない人は苦手です。
それぞれが自分の立場を認識していれば、相手に石を投げたりできないはず。

ご心配おかけ致しました。

コメント(8)

①良かったですね。私など言い過ぎと言われることもありますが、頭を下げてすむならと思っています。
少しでも働きやすくなると良いですね。

②大事ですよね。子どもが言い訳をしたがります。
「なんで最初に謝れないんだ!」

③謝るって、結局は自分を救うこと。
「頭など下げてなるものか」こういう生き方、最後は弱く惨めで孤独になります。
守衛さん、自分を救えて良かったのでは。

④よかったですね。人に意地悪して石をなげたら、自分に飛んでくること、理解してくれるといいですね。
うちの職場にも、立場をわきまえず攻撃的な人がいて、結局 自分が痛い目にあってます。
また最近クレームがきて、怒られて謝って。次はクビだとボスに言われてました。

⑤Sさん、こんばんは(^^ゞ
わかります。私も悪いと思ったらすぐ謝ってしまい、相手がもういいと言ってくれても(苦笑)
また気持ち切り替えて、元気に挨拶してみます(^^)

⑥Mさん、こんばんは(^^ゞ
私もです「ごめんなさいは?」と子どもを叱ります。
ごめんなさいは基本ですよね。
それから言い訳を聞いてあげます。

⑦Yさん、こんばんは(^^ゞ
仰る通りです。社会人ですもの。頭下げてなんぼですし、言葉には気をつけなきゃ、足もとすくわれちゃいます。
守衛さん、気づけてますかね。

⑧Cさん、こんばんは(^^ゞ
Cさんの所にも(苦笑)
可哀想ですね、腹も立ちますけど、言動は、やっぱり立場をわきまえてですよね。
失職しちゃいますよね。
世は冷たいものです。
自ら気をつけて行きます】

『私は 嘘つきと 謝れない人は 苦手です』?
あんたが、O寺ネットの『かけこみ部屋』で、
私にした約束(果たされなかった約束)は、『嘘』以外の何なの?

空気も読まず、無神経なことを書き込み、
真剣な(私の問いの)場を ワヤにした行為は、
『石を投げた』以外の 何だというの?

そんな、言動不一致の人でも、人の親であるらしい。
おしあわせな こと。

あんたが、誰かを 無神経に 傷つけ、痛めつけた 報いは、
あんたが 引き受けなければ、
人類の誰かが、引き受ける羽目になる。

その役は、
あんたが 都合よく利用する(私のような)他人が 務めるかもしれないし、
あんたの 大事な身内に、割り振られるかもしれない。
(あんたには、どうでもいいことかもしれないけどね)

人を利用し 嘘を吐(つ)きながら、
その自覚さえない あんたは、
私を 思い出しもしないだろう。
思い出さない以上、謝ることは 到底できまい。

『私は 嘘つきと 謝れない人は 苦手です』だと。
嘘を吐き、
(利害関係にかかわらない人間だった私には)
謝る気配すら見せない人が、
よく言うぜ まったく!
(あんたが逆の立場なら、虚仮にされたと憤慨しない?)

ヘドロの中から、貴石を探すような、
手をかけ、泥をかぶる覚悟がなきゃ、
いじめは撲滅できない。
私は そう思う。

いじめ(虐待)は、
芽のうちに摘まなきゃ、厄介なことになる。
双方の人格が、ゆがんでしまうこともある。
(加害者が、もとは被害者だったなんてこと、珍しくもない)

ヘドロのドブに 手を突っ込み、貴石を探すような真似、
仕事先でもやっている。

バカにされてる人間(私)が、
バカ扱いしてくる人間(私を見下す人)の、
美徳を探し続けていた。
(あまり 報われているとは思えないけど、
最善は尽くした)

人の世は あたたかいものだと、
信じたくて そうしてきたし、
これからも 多分、そうする。

2012-07-18(Wed)

野けもの降臨

オカルト漫画「憂国のラスプーチン」をたずねて、書店に行った日のこと。
深夜で、店内は広く、人は まばらだった。

突然、
『ドカッ』と云う音(踏み台を 蹴る音)がして、
『ちょーきもいばばあ』と言いながら、30歳位の女人が、私の背後を通って行った。

ガラガラの空間で、なにゆえ こんな恐怖を味わう?
(オカルト漫画以上に恐ろしい)
(殺されたいの? お嬢さん)

何を目当ての蛮行なのか?
尾行してみた。

アニメ・ゲームの雑誌コーナーで、紐をほどいて中を覗き込んでいる女。
『よし! わかった!』
歓喜の雄叫びを上げ 雑誌を抱え、少女漫画コーナーに行き、
『あっつー、あっつー』とのたまい、レジに向かって行った。

彼女が熱心に見ていた雑誌コーナーに行って見ると、
2次元の美少女が表紙を飾り、『リリカルなのは』などと云う文字が印刷されていた。

メルヘンでリリカルな、その2次元空間には、多分 存在しないのだろう。
パステルカラー(青系)のワンピースに、白い綿ニットのレースのセーターを はおり、大きな鞄を提げた白髪まじりの女はな。

自殺防止を謳ったサイトにいたとき、
『おれたちを おどすのか』って書かれたときのこと、思い出しちゃったわ。

こっちは、現実世界で、
死んだ方が 楽かも…な目に 遭ったり、
人間の尊厳が 保てないような 言葉を、浴びまくったりして、
正気でいるのが難しかった。
でも、恐怖の極みにありながら、狂いきることもできない。

ほとんどいつも、辛い苦しい、いたたまれない。
しにたいと思ってた。
(他者の役に立てそうで 動いているときだけは、許されている気がする 寄生者みたいだった)

でも、しにたいなんて言うと、
現実世界では、努力不足とか甘えとか、本当は生きたいはずとか決めつけられてしまうものだし、
ネット上でも、あまり理解されないだろうし、不快に思われるだろからと、ずっと我慢していた。
半年以上、本音を書けなかった。
荒らされても、罵詈雑言を書かれても。

多分、ばんづいんとか云う ハンドルネームの人だったと思う。
自分が、仏教関係者に尋ねたいことがあって、様子を見てるうちに、
『o(^-^)o』氏が、遊び空間にした、私のスレッドを 看過できなくなり、
回答者として参加し、暴れまわった挙げ句、証拠隠滅。
決め文句が、
『おれたちを脅すつもりか』

1人 2人じゃない。
何十人もの精神の専門家や医師に、死んだ方がましな扱い受けたから、
もうどうしようもなくて、ネットの中に救いを求めた。
それを現実逃避と決めつける、おめでたさ。笑っちゃうね。

しあわせな人なんだろうな。
自分には幸福が許されないと、洗脳されきった人間の苦しみなど、想像したことないだろ?

何とか気分を上向きにして、最悪(不自然な死)を避けようと、本屋に寄ったのである。
ちょっとしたきっかけで、限界の人は自殺に向かうかもしれないのである。

『キモイ』だけでも『ババア』だけでも、暴力である。
『超』までついたら、立ち直りにくいぞ。
『死ね』と言われたも同然だ。
元来、鏡を見るのが辛い、自分に自信がない人間だからな。

女 子どもが、魔法少女(なのは)に夢中になるのは いいが、
その挙げ句、通り魔になるのは 残念極まりないね。

時の首相が言ったとさ。
『弱い者を、集団でいじめている子がいるならば、その行為はとても恥ずかしい、卑劣だ』
虐待されてる人間を、はなから弱い者と決めつけるのは いただけないね。
虐待を行う人間の方が、たいてい病んでるし、弱いから群れるのじゃないのかい?

『人間として大事なのは、自分が相手の立場になった時にどう思うか』
あなたは あるの?
保険代理店の立場とか、
原発の作業員さんの立場とか、
オスプレイの飛行区域の住人の立場とか、
想像したことが?
その痛みを感じたことがあるの?

『いじめられている子がいるならば、ぜひ伝えたいことがあります。あなたは独りではありません。あなたを守ろうという人は必ずいます』
その根拠は?

『お父さん、お母さん』
心配かけたくない気持ち分からないの?

『先生、友だち、誰でもよいから相談してください』
先生に相談した結果、絶望する羽目になったんだろうが!
大津の子は!

『1番大事なのは、その周りにいる子です』
子どもに責任をかぶせるとは。
恥ずかしくないのかい?

『いじめている子がいる、いじめられている子がいると分かっているならば、見て見ぬふりをしないこと』
かばえば、次は自分が標的になることもあるのです。
(私には その体験がある)

2012-07-13(Fri)

いくぜ なんこく

森の閉門時刻は、6時20分になっていた。
夏至の頃は、6時30分だった。
(10分 早くなった)

雀が 1羽で遊んでいた。
人の 踏み込めない 木立の根もとから、私を見つつ。

4万2千円の臨時収入があったので、
墓参りの手配をした。

連続した休みが とれない、
ワーキング・プアな パート・タイマーゆえ、
日帰りが望ましい。

しかし、飛行機代だけで、(正規料金では)片道3万円かかるとのこと。
(予算オーバー)

早朝に出発し、翌日(パート出勤日)の早朝に戻る、
ビジネスホテル1泊+航空機のセットに 申し込んだ。

どこぞの祈祷師が、
(心理のプロであることを売りにして、インターネット・カルトで 目をまわしていた莫迦(私)を、心的外傷・希死念慮に苦しんでいた 莫迦の精神(念)を、キャッチ&リリースした人物が)
伊予ノ国に いたらしく、
何かにつけて『われわれ四国の専門家は』と 書いていたことが、
私には 業腹だった。

(自分が 行きたくても行けない 土佐を含む)
四国の地まで利用する(けがす)かに思え、不愉快 極まりなかったのだが、
そんな憤怒は、私が 土佐の地を踏みさえすれば、
雲散霧消するだろう。

立派なことを考える頭を持ち、
晴れがましいことを発信する技を持ち、
社会的地位や権威があろうとも、
快適で愉快な 自分の暮らしを守るために、
(心理的に)他者を殺す人は、
(人の世で 疎外されてきた私が、野獣のように 彷徨し続けることを 是とした人は)
修羅の道を ゆく人だ。

何故なら、
その振る舞い(病める者:私への対処)は、
闇(病み)そのものだから。

天は 闇をもって、人に問うことがあるのだ。
闇を背負う者を、
「あざけるか?」
「排するか?」
「冷淡に見るか?」
「いたむか?」
「ともがらと見るか?」

あざける人、
排除する人、
冷たく見る人は、
鬼の道を 行く人だ。

あたたかい目で見る人、
仲間と見る人、
共に生きる 手だてを 考える人こそ、
まことの人(成人であり、子どもや弱者に 希望を与えうる人)かと。

パート先で私は、日々、情けない思いをしている。
1番うれしいのは、
…仕事を終えて、部屋の出入口に立ち、退勤の挨拶をするとき。

残る方々が 忙し過ぎて、
何の返答も(反応も)返ってこないときは、
少し寂しいけど、
(自分が1日過ごした空間に、わかれの挨拶ができた)と思えば、わりきれる。

適性が無いらしい仕事を、不健全な心身でやっているのだから、
現場で粗雑に扱われたり、バカにされても、仕方ないかもしれない。

ギョッとすること、心臓に悪いことがあっても、
穏やかな氣を発する人が、1人いてくれれば 耐えられる。

2012-07-06(Fri)

冷たい風が 知っている

めまいを なだめつつ たどりついた森には、
白いキノコや、
房のような白い花つけた、茎もガクも白い 不思議な草が 生えていた。
美しいコケにも 出会った。

曇天の夕方だったのに、
森の中は 霧(きり)も靄(もや)もなく、澄んでいた。

『ズザザザザ、ズザザザザ…』
何の騒音かと思ったら、自分の足音だった。
疲れていて、足を引きずりながら、玉砂利の上を 歩くから。

その日も 朝飯・昼食抜きで、
行き帰りの列車内で考えることは、
(おなかすいた)、(はらへった)ばかり。

車内広告(難民支援のポスター)の 子どもの写真を睨んで、毒を吐く。
(難しい表情をした、賢そうな子)
(でも、私の子どもの頃より、ふっくらしているような気がする)

(難民を支援するのは正しい、必要なことに違いない)
(わが国には、かつての私のように 困っている子どもが いないので、篤志家は 支援の対象を、海外に求めるのか?)
(日本国内には、もう支援すべき対象がいないだと?)
(莫迦な! 国内の困ってる子どもには 目を向けないのか? なぜ? 絵にならないから?)
(www)

でも森(神域)の中では、そーゆーことは考えず、
空腹も忘れ、ぼーっとしていた。

足を引きずりながら、空きっ腹を抱え、
森に行って ただ ぼーっとして、蚊の餌食になるなんて(4箇所 食われた)、
交通費と時間のムダだと、人は笑うかもしれない。

しかし、人に傷つき、人に疲れ、人に怯え、人から(自分からも)逃れたいと 強く願う者が、心を癒す場所は、
大いなる自然のふところ以外にない。

『o(^-^)o』氏のブログに接して、私が吐きそうになった理由は、
私を騙し、私の避難場所(仮想空間の)を 滅茶苦茶にした ホラ吹きが、
有頂天になっているのを見て、
(現実に会ったら 半死半生の目に遭わせてやりたいね)と思う程度に、
私の狂暴な血が 刺激され、かつ、

彼女の魔性を 肥え太らせている誰か( enabler )の、
勘違いと甘えが、たまらなく悲しく、
(甘やかしと 優しさを 取り違えていることに 気づかず、
パートナーを より深い闇へ 誘導した、母や義妹を見るようで たまらないのだ)

そう云う 自覚なき加虐者たちに、心を踏みにじられた人の痛みが、
なまなましく感じられるからだ。

幸せは 祈ってんだよ!
(女の幸せ自慢、それ自体は可愛い)
心のゆがんだ奴が 貧しかったり、苦しかったり、孤独だったら、
周囲の人間が 悲惨な目に遭うからな!

立派な振る舞いの裏の、正義の貌した鬼の陶酔物語など、もうたくさんだ。

『母の検診の送迎を 定期的にしています』
…ご立派ですね。

『人の悪口ばかり言うかと思えば、自分の自慢話』
…あなたは違うの?
…あなたこそ、そう云う人に見えますが?
(私も、あなたと同じ設定の人生を 与えられたら、同じことをしたかな?)

『大人しいお婆ちゃんになってほしいのですが』
…あなた いったい何様ですか?

『自分では常識人だと思っているようで、ある意味幸せなんですよね』
…ご自分のことみたい。

『素敵なお母様ですね。私もそんなお母さんが良かったです』
…あなた いったい何様ですか?

『私は母親を好きだなんて思った事はありません』
…それは、お気の毒。

『親なので大切、出来る事をしようみたいな感じ』
…その程度の認識(覚悟)では、被害者意識から 逃れにくいでしょうね。

『出生に問題がある人なので仕方ないかも』
…そうかもしれませんが。

『冷ややかに見ています』
…そう云う態度は、相手の心をかたくなにし、蝕む、暴力に等しい。
つまり あなたは、心の世界で、親をいじめてたのね。