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2013-03-11(Mon)

自殺予防月間に思う

通勤(出勤)途上、自転車で 限界まで速度を上げ、線路沿いの道を走るとき、
息が上がって、気が遠くなり、このまま昇天したら
楽だろうなーと思う。

職場が穏やかな日、先輩に話を振られたとき、
そんな胸の内を、正直に
(うっとりと)言ってしまったことがある。
そして 何ごとも なかったかのように、真夜中の仕事に戻った。

実際に交通事故を起こしたら、はた迷惑だから、
交通安全には気を使い、一時停止の標識にも従っている。


セラピストの仕事場に近い土地で、強盗殺人があった。被害者に、譲れれば良かったよ。私の命を。
(
犯人が 狙ったのが、私だったら、あべこべに、過剰防衛で殺してるかもだけど)

 

私の かなしみが、怒りが、絶望が、諦めが、あの町には、降り積もっていた。
かもしれない。


2年前と、同じ気持ちを味わっている。

死に損なった少年もどき(女であることを 否定され続けた少女)は、
病んで、汚れ、だまされ、笑われ、腐り、

どす黒い毒(邪気)を吐く、鬼になった。

 

毒など、吐きたくなかった。世界を汚すつもりなどなかった。
いろいろと、努力と工夫を試みたのにね。


『貴様は キチガイだな!』と、言ってた、親の呪いを、解くこと、あたわず。
『末おそろしい 化け物』と、決めつけられた、親の期待に、応えようとする誘惑も、断ちがたかった。


助けを求めて 訪ね歩いた、精神科医師、臨床心理士、カウンセラーとの面談は、

一時の気休めになれば、いい方で、ろくでもない結果になることが、多かったった。


『お前(自分)は、幸せになれない』と、念を押されたようで、
『私は、人間の仲間ではない』と、思い知らされたような。

白衣の先生方に、悪意はなかったようだ。ご自分を守りたかっただけで。
それがまた、わたしを絶望的な気分にさせた。誰も責められない。ますます  しにたくなって、いよいよ、邪気を吐く鬼になった。


その邪気が、凝り固まって、津波になって 押し寄せたような、罪悪感。

間接的に、津波を起こした犯人は、私や、私を 鬼にした人々(あざ笑ったり、だましたり、都合よく利用した人)みたい。

 

◆ 去年の5月に セラピストが言った。

『あなたと話すことは、私にとっても貴重な学び』

『本来ならば カウンセリングごとに1万円戴くが、特別に割引きます』
『ただし、このことは 内密に願います』

『予定は 追って連絡します』

10回目までは(正規の受付を 通していたときは)、週に1度の面談(カウンセリング)だった。
その後、2週に1回になり、
やがて、月に1回になり、数ヵ月に1度になり。
最後に連絡があったのは、昨年末か?

週に1度のペースが、ありがたかったのですがね。
つねひごろ、聞き役
(入力)が多く、情報や感情を、ため込み、おさえつける一方で、吐き出す(出力する)機会を、ほとんど持てない 私にとっては。
 (ブログも、サービスが複雑になり、手持ちの端末(PHS)では もう更新できなくなり(容量が、圧倒的に足りない)、手書きの日記(メモ)さえ、最近では 書く余裕がない)


不定期かつ、何ヵ月も、間が空くような面談では、
荒れ果てて、自裁への誘惑に揺れる
精神の治療には、なり得ない。


儲けにならないクライアントとの約束は、適当
(片手間)で良いと思った?
正規のクライアントが来ないときの 穴埋めに、呼べばいいと?

先生、
貴方が相手にする
クライアントは、疲れた人間ですよね?
神経や脳が、限界を超え、焼き切れてるような人間でしょう?
そんな人間を、金払いの良し悪しで、区別して(対応を変えて) いいのですか?
 
うらみたくない。人に期待しない主義だろ、自分。

情けないけど、裏切られたような気持。
『内密に』などと言われ、秘密を背負ったから?
約束墨守(秘密は、守らなければ)と思いながら、仮想空間に ぶちまけずにおれない。

思い出したくもない、カルト検証サイトの いざこざまで思い出す。
祈祷師の口車。
誘われて調子に乗り、いろいろ書き連ね、恥を晒した挙げ句、排除対象になった自分。


『踏みにじっていいです』とか『嘘どうぞ』とか、書いてあるのか?
私の顔に!

違うだろ。
私の顔に書いてあったとすれば、それは、
「最高の笑顔を見せて」とか「かっこいい貴方が見たい」とか、他愛ない希望だったはず。

『無理』だと拒絶して、去って行く人もいれば、お説教をする人がいたり、『大言壮語』しちゃう人がいたり。
魂の故郷(母星) それぞれ 違うから、仕方ないのか!

今、私のすべきことは?
少しでも、身体を休めることだろ!
大事な約束(紹介された仕事など)を、5つも すっぽかす(寝過ごしてしまう)ほど、睡眠時間を省きやがって!

(仮眠時間の15~20分以外、24時間以上、横にならない日などザラ)

「こんなに無茶して、てめえ しにてえのか!」
「そうだよーん」
いつも、そこで終わる自問自答に、

「死んだら猫のミヨちゃんに、もう会えないぞ」と、付け加えてみる。

もう無理、もうたくさんと言いながら、
後悔から遠い道を、心が晴れる方を、選んできた筈だろ。
報われなくても
いいだろ別に。

母星に帰れる
(はずの)日に、
誰かの怨念
(うらみ) とらえられ、同化してしまい、帰りそびれることさえ、避けられれば。

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2013-02-28(Thu)

大丈夫ですか?

平均睡眠時間が 2時間を切っている今日この頃。
深夜勤務の日は、1時間の休憩時間あるが、
移動や、ベットの掃除、ベットメイクなどで、30分以上かかってしまうので、
仮眠できるのは、20分程度。

パソコンで 目を酷使した夜勤明けは、倒れそうなくらい疲れてる。
けど、腹も減っている。
つい、朝食を食べてしまう。

すぐ寝ると、胃腸が働かなくなり、消化が遅れ、
いろいろまずいことが起こるので(私の場合)、

半分 眠りながら、洗濯(給湯器のない台所で手洗い。ストーブで沸かした湯を、最初だけ使う。すすぎは冷たい水。手が痛くなるけど、眠りかけている状態で、お湯を何度も運んで注いで、…火傷せずにいられる自信がないから、真水ですすぐ)や、掃除、買い物、人との電話などをする。
「あ!」っと云う間に 陽が傾き、
また お腹が空くので食べて、
夜が来て、仕事場に向かう。

気がつくと 睡眠時間がほとんどない。
10分しか 横になれないまま、仕事に行く日もあり、
そんな日が続いたら、休憩時間にかけた 目覚ましの音に 気づかなくて、
先輩に 起こしに来て戴いた。
(20分寝過ごし、30分相当の給料を引かれた)

夜勤に入る皆が、大変な思い(無理)をしてるようで、
先日は、帰宅したはずの上司から、電話があった。

『あの資料を読み上げてくれ』って、
なぜ?
真夜中に?
発注の時に使う資料を?

資料を表示できるパソコンの近くに、電話を転送できなかった私は、
時間帯責任者に、電話を替わってもらった。

時間帯責任者は、ベテランのパートの方(先輩)に、電話を任せ、
電話を切った先輩は、
『意味不明』と呟いた。

2013-01-31(Thu)

フック

成人の日の晩、
雪の中を、無理矢理、自転車で職場に向かった。
路側帯には、10cmくらいの雪が積もっており、仕方なく車道を走行していたら、
心ない自動車が、クラクションを鳴らして追い抜いて行った。

自転車(軽車両)が、車道を通るのは、法律では正しいことだけど、
交通弱者を邪魔者と見なして、排除したい四輪車のドライバーは、クラクションを鳴らす。

雪の中を、ヨロヨロ、ヒヤヒヤ、仕事に行かねばならない、貧しき者の心を、
踏み潰して行く。

信号のない横断歩道のたもとに、歩行者が立って(待って)いても、
自動車が止まらないことが多い。
そんなことが、常識と化している社会(日本)だから、仕方ないのか?

『車は、急には止まれない』と、言い訳して、
あらかじめ、スピードを落とすことをせず、
自動車(強者)が、歩行者(弱者)を待たすのが、当たり前の世界を、私は悲しく思う。

職場では、穏やかに仕事が出来たが、
私の着ていったセーター(キリンみたいな柄)について、先輩に注意を戴いた。
『けもの柄の服は、日本男子の大半は、不愉快に思うもの』と、インターネットの記事を見せて、説明して下さった。

「人に嫌われたって、全然かまわない」
強がりを言ってみたけど、…

もらって1回しか着てない服(古着)だけど、あたたかいけれど、
着心地は良くなかったし、職場に着ていくのは、もう止めようと思った。

朝には雪が止んでいたけど、積もっていたので、
自転車を押して、雪の道を、歩いて帰宅した。

安全な道をと、遠回りしたのに、坂道で転倒して、頭を打った。
約1時間後に帰りついたときは、力が抜けていた。

それから1週間、ほとんど動けなかった。
めまいと吐き気がして、起き上がることや、水を飲むことも、困難だった。
仕事は、休まざるをえず、森にも行けなかった。

独り暮らしは、気楽だけど、
ひとくちの水が欲しくても、
立てず歩けず、水道の所まで 行けない間は、どうしようもなく、
寝転がったまま「水…」と思いつつ、半日くらい、うとうとして、
歩ける力が戻るのを、待つしかなかった。

まだ、のどが痛む。たまに めまいがするけど、頭のコブは治った。
歩ける。仕事に行ける。

職場では うれしいことがあった。
仮眠室に、フックがついた。

仮眠室の利用者ノートは、紐でドアのノブに 掛けることになっていたけど、
そのドアノブは、レバー式で、開閉のたびに、下に下げるので、
ノートが、床に落ちてしまうことがあった。
落ちたノートが、ドアの下で開いて、つかえて、仮眠室になかなか入れない、なんてこともあった。

師走に「フックをつけてほしい」と、上司に お願いして、もう あきらめかけていたのが、先日、取り付けられていた。
とてもありがたく、うれしかった。

2012-12-31(Mon)

しますえ よしおさんの「コマン・サ・バ」 朝吹 タツヤさんの「夜明けの港」

そのとき、私は空腹だった。
(この仮想空間は、数年前の「命の日」から、今日まで、プロレタリア・ブログでした)

でも、朝吹タツヤさんの 歌声を聴いたときに、
空腹を忘れた。
(極上のコーヒーって、こんな味じゃないかしら)と思った。

(私は、最近、差し入れで頂戴した オーガニック・コーヒーを、
とても美味しい、と思った)

(豆から淹れるコーヒーは、大昔、職場の先輩に教わって、
…1年間くらい、昼休みに、美味しく戴いた 記憶があるけど、
それ以後は、飲んだ記憶がない)

歌声を、味に喩えたらコーヒーで、
色に喩えたら、粉雪のような 銀のキラキラ。
ブローチの色が、銀だったから、そう感じただけ、…じゃないと思う。

しますえ よしおさんの 歌声を聴いたときには、
この方の歌は、心と身体の栄養補給になる、と思った。

色に喩えたら、朝陽か夕陽の 金色のキラキラで、
(ブローチの色が、金だったから、そう感じただけ、…じゃないと思う)
味に喩えたら、
極上のフェアトレード・チョコレートか、お赤飯か。

…私は、こわかった。
…芸術に親しむことで得られる恩恵を、
…人への優しさや、自然への畏れに 昇華できずに、
…何か、偉くなったように勘違いし、
…持たざる人、機会に恵まれない人、孤独な人を さげすむような、
…そんな人間に なってしまうかもしれない、自分が。

だから、ずっと、
貧しく、報われず、孤独であることを、
選び続けてきたのかもしれない。
(いい加減、そーゆー自分に、飽きてきた)

四谷 蟻ん子を訪ね、
ピアノ(雄太さんの)や、ベースギター(海児さんの)に酔い、
しますえさんと、朝吹さんの歌で 夢心地になっても、
私は、膨張もせず、縮みもしなかった。
(少し、ほっとしている)

仮想空間に 栞(しおり)をはさむように、
印象に残った曲を タイトルに記して、
好き勝手な言葉を 書き散らせたのも、
(冷静に考えると、冷や汗が出そうになるが)
しあわせなことだった。

2012-12-30(Sun)

森の恩恵

夜勤明け、土曜の朝。
職場の傘立てから、私の新しい傘は消えていた。
雨は止んでるから、よしとしよう。
太いビニール傘よ、さようなら。

森への坂道を、トボトボ上って行くと、
ハクセキレイの つがいが 現われた。
1羽は 歩道を歩き、
1羽は 車道へ出て行く。
優しく美しい姿。

森には、朝日が 差し込んでいた。
濡れた 玉砂利の道には、
ゲジゲジも、ミミズもいなかった。
(先週まではいた)

念のため、虫を踏まぬよう、
下を向いて 歩いていたら、
玉砂利に紛れて、小鳥がいるのに気づいた。

薄暗い中でも、美しい鳥だった。
頭は 灰色と黒で、胸は オレンジに近い茶色で、足先は 灰色。

何故、足先の色が 見えたかと云うと、
こちらに 向かって来たから。

最初に見たときは、数メートル離れた 左斜め前方にいた。
歩みを止めた私を、小鳥が見て、
少しずつ 近づいて来た。
(え? 何故?)

大きな餌に見えた?
縄張りを主張するため?
好奇心?

私の足もと、左足の10センチ前まで来て、飛び去り、
右側の森の 木の枝に止まった。

そこから また降りてきて、
こちらに向かって来る様子を見せたが、
後方から、大きな人間が歩いて来て、私を 追い越して行ったとき、
左側の森に 飛んで行ってしまった。

私は 友を選べない。
私は 来る人を選べない。
私は 去る人を追えない。

でも、
小鳥のように、のびやかに、
身体を存分に使って、心を解放することは、
実は、出来たのじゃなかろうか?

何故、許されないと 思い込んでしまったのだろう?
自分の いたらぬところや、あやまちや、罪ばかり 数えていたからか?

すっかり 重苦しくなってしまったから、
小鳥のように、飛び跳ね、うたい踊るなんて、とてもできそうにない。
でも、重いなりに 動くことはできる。

森を出ても、愛しいものに 出会えるか?
嫌いな自分を、嫌いなまま、許せるか?