何故、震えていたのか?
信長への 恐怖、憤怒(ふんぬ)に?
骨になった人と、親しかったから?
…子どもの 私には(平和な 状況で、テレビを 見ていた訳では ない)、分からなかった。
不条理で 悲しい 集団の中に、子どもは いた。
逃げる 術(すべ)もなく、
残忍な 生き物に なる道を、急ぐように、
『ヒト』への 怒りと 憎悪を、(心の奥で) 育てていた頃、…
似たような 心情の(負の念に とらわれて、震えている)人を テレビで 見たので、
記憶に 残ったのだろう。…
◆ 自分と 誰かを、『同じ 人間同士』などと 思うから、
『専門家に、気持ちよく 働いて戴こうと 心がけた、…
良き クライアントであろうと、心を砕いたのに、…
信頼関係を 築けず、大金を 払った 挙げ句、笑われて 終わり(ほぼ 成果なし)。
…何故? どうして?』
…などと、悲しむ。
『自分は人間』と云う こだわりを、捨てよう。
私は 誰も 試さない。
(人を 試す行為は、危険。
三蔵法師くらいの 人徳と、頭脳を 併せ持った人が、
相手の【安全を確保】しつつ、【命がけ】で やるなら、有益かも しれないけど)
貧しい人間が、理想を語っても、それは、
奴隷の発想でしかない と云う人も いるけど。…
『世界を 良くするには、強い力(人を動かせる地位)が 必要なのだ』と、
上を目指すのに 懸命になり、…
【クライアントの 本質を見抜き、不安材料を減らし、
信頼を 勝ち取り、安心させ、治癒力を 引き出し、回復に導くこと】を 忘れたような、…
心理の専門家も いたけど。
社会的地位が 低そうな人間に、どう接するかは、
…人の 心根が、浮き彫りになる瞬間。
見すぼらしい人物に、親切だった人(と その子孫)が、…
災難を免れる(もしくは、幸運に恵まれる)昔話は、いろんな国にある。
日本では、夏越(なごし)の祓(はらえ)の、
茅輪(ちのわ)くぐりの神事に、伝えられている。
人を試す 才覚のない者(私など)の 陰からも、
天は 人を観ているのかも しれない。
この先も 私には、…
誠意を尽くして、
舐められて、笑われて 終わるだけの 縁が、訪れるのかも しれない。
くもの糸を 独り占めして、自分だけ 助かろうとした 亡者が、地獄へ 舞い戻るように、…
弱った者を 舐めてかかり、利用する人や、
困っている者を 見て、笑うだけで 済ますような人は、
険(けわ)しい道を 自分で選ぶ。
それは 天のせいではなく、くもの責任でもない。
くもは、くも としての 生命を、まっとうするしか ない。…
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