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2010-01-28(Thu)

しだれ梅ほころび 野獣の目を和ます

元ヤンキーと云う 臨床心理士さんに会った。(1970年代生まれ)

ずっと考えていた。
「何故 2万円なのですか?」

時間いっぱい、そのことが 頭から離れなかった。

前日の夕刻までは、アイドルに 会いに行くみたいに、浮かれていた。
一睡もできなかったのは、…絶望の予感がしたから。

当日キャンセルは、全額を負担しなければならない。
(1ヵ月分の 食費相当の金額を)

その メンタル・クリニックに1回 行けば、2月末まで 食糧品が 買えなくなる。(計算上)
米・塩・味噌・豆は、若干ある。(餓え死ぬことは、まずない)

「2回目以降の料金は、相談に応じます」
…予約の電話で、そう言われたわ。
(その言葉を信じたい)

キャンセルも 遅刻も まぬがれた。

『この分野では、日本に 10人もいない 専門家の私を、ばかにするのか 君は』とか、
『米国で 勉強してきたんだぞ、僕は』などと 言われたり、
優秀な医師であることを 証明する(?)資料や、外国語の本を、突きつけられたり 、…なんてことが無く、さいわいだった。

水槽に魚がいた。…ポチャ…ポチャ…チャポ…チャポ…絶えず 水音がしていた。

いろいろ尋ねられ、分析・診断され、説明され、…
最後は、心理療法と云うものに いざなわれた。(さほど不快ではなかった)

2週間以内の、再訪を 勧められた。
3ヵ月を過ぎるまでは、それが望ましいと。
間隔が 開きすぎると、治療前の状態に、戻ってしまうからと。

明るく 綺麗で 華やかな スーパー コンピュータと、お話ししたような 気がする。
U先生、…お会いできて 光栄でした。

5,250円しか 払えない人や、生活保護受給者は、U先生以外のセラピストが 担当するとのこと。

何故、院長U先生は 2万円なのですか?
相場だからですか?

家族全員が病んでいる(被害者と思い込んでいる)中で、
先祖に 心を乗っ盗られたような、被害者意識が 軽い(現実には 殴られた側で、自尊心を 紛失したような)野獣が、…
死ぬより面倒くさい思い(半断食もどき)をして お金を用意し、
密かに 心の治療に赴き、
継続する 目処がたたず、途方に暮れるのは 何故ですか?

『専門家の私を、ばかにするのか』とか、
『米国で 勉強してきたんだぞ、僕は』とか、
『死にたいなら、やくざのところに 行きなさい』とか言う、
治療者の 異様な姿を、数え切れないほど 見てきて、治療どころでは なかった私が、安定した 良質の治療者を 確保したいと願うのは、そんなにも図々しい 許されないことですか?

生産性のない愚か者は、壊れたまま バランスを とり続けろ、消耗したら 死ぬがいい と云うのですか?

ハハハハハハハ…

そんなこと 誰も考えてやしないわよ。
(眼中に ないと思う)
社会を 動かしている人も、
クライアントに希望を持たせる (紛らわしい)ほのめかしをして、それを断つことを ためらわない、臨床心理士さんも。
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