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2010-09-24(Fri)

本気袋45L

良いことを したはずなのに、心が ぺちゃんこに 潰れてる。

役所から もらった、自治体指定ボランティア袋45リットルを 使って、アパートの周囲に 捨てられていた ゴミを拾った。
45リットルの ゴミ袋なんて、大き過ぎるように 感じたのに、満杯になった。

新しい ゴミばさみ(トング)、…3代目(100円ショップで買ったもの)。
…小さくて(長さが 30センチしかない)、使いにくかった。
(また 盗まれるかもしれないので、400円もする、立派なやつは、買いたくなかった)

水切りされていない、生ゴミのようなものが 詰まった、凄く重い、スーパーの 袋入りの (不法投棄された)ゴミが、数個あった。
(1ヵ月以上かけて、溜ったもの)

管理会社に 連絡すれば、また ムカつく 注意書きを、アパートの 全ポストに 投函されそうで、…憚られた。
(思い出すだけで、腹立たしい)

ゴミばさみ、…
小さくて、 短くても、…先端に ギザギザがあって、助かった。

ボランティアの袋を 使ったけど、
周囲のゴミを 拾ったのは、完全なる 私のエゴ。(きれいな処で 暮らしたい! と云う)

不法投棄して行った ヒトの エゴに、私のエゴが、喧嘩を売る。
…自分の部屋だけ 綺麗になれば、いいのかい?
…自分の領域だけ 綺麗なら、満足かい?
…自分だけ、スッキリすれば うれしいのかい?
…自分だけ快適、自分だけ綺麗、自分だけ幸せ、なんて、あると思う?
…おめでたいわね。…フッ…

蚊に刺された。…

アスファルトの上には、つぶらな目の 蝉がいた。
(こんな処で 休んでると、踏まれるぞ(私に))
そっと 手で包んで、公園に 運ぼうとしたら、…
「ビッ!」と鳴いて、飛んでいった。
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2010-07-19(Mon)

遠足

仕事に ほとんど 行けず、電車の回数券が、無駄に なりそう。
来月から 使えなくなる バスカードも、元が取れずに 終わりそう。
…悔しい。

無駄にする くらいなら、何処かに 行くべー。
写真展に 行ってみた。

往復4時間半。最寄り駅から バスを 利用すれば、片道1時間半くらいで、行けたかも しれないけど、…回数券が その手前の 駅までで、バスを 乗り継いで行ったから、時間が かかった。

バス料金は、往路と 帰路で、値段が違う。
何故…?
ああ、そうだった。
市内からの バスには、山岳料金(?)が 加算されるとか。
登りには、燃料が 余計に かかるから、同じ道でも、割高なのか?

バス停で 20分待ってる(立ってる)だけで、焼き豚に なりそうな 快晴だった。(猛暑とも云う)

高原下行きの バスの窓から、川が見えて、泳ぐ魚が 見えて うれしかった。
ニジマスと? ハヤ(うぐい)?

目当ての写真は、
素晴らしい絵と、その絵を描いた ルーマニアの人々 と云うことで、1度は 見たいと、思ってた。

素晴らしい絵を、撮した写真と、
絵を描いた(意志と 故郷と 夢と 希望を 持った)、人の写真と、
そんな 素晴らしい人々が、生きている国の 風景の写真が あった。

誇りがあり、歴史があり、国土を愛する 心があり、希望があるから、…
豊かに 表現できるの でしょうか、心の宝を?

…野獣病の 発作が、出てしまった。
(そんな 素晴らしい人々が いらっしゃるなら、そーゆー人々に、世界を 任せりゃ いいやね)
(そーゆー 素晴らしい 人々の 世界と、私の世界は 断絶しているのだ、別世界なのだ、私なんぞ 居らんでも、…)

…最悪な客だ。(泪)

郷土の 写真家による、風景写真も あったから、ついでに見た。
美しかった。(淡々と 見られた)

鎌田實さんの 言葉が、写真の中に おさめられた 作品も あった。
鎌田さんの本には 興味があったので、思わぬところで 彼の言葉を 読めて、うれしかった。

だけど、…言葉の力を 識り、大切にしている 医師(鎌田實さん)の 文章でも、
今の 私には、きついところが あった。

2010-07-18(Sun)

半月に問う

繰り返し 巻き返し、
駄目な奴、忌むべき存在、取り柄がないと、言われ続けた 私の(心にある)生傷(トゲが 刺さり放題)には、…
ときには、そよ風も しみる。

そんなときは、
闇を 求め、光を 避けたくなる。

集団生活が したいのに、…
傷の上に、挫折(新しい傷)が 重なり、神経細胞が 剥き出しに なってるようで、…

【人の役に立たないと、存在が許されない】と云う、強迫観念と、
【明日は ないかもしれない、あの世に行ってからじゃ、頼まれごとには 応えられない】と云う、責任感(?)からか、

自分の限度を 超えて(倒れて)も、依頼された仕事(私にとって、遺書がわり)を、仕上げようとした。
そして 疲れ果て、孤独を 好むように なった。

休みたい。
自然の中で 充分 休んだら、
忘れた歌を 思い出し(本来の役目を、キッチリ果たし)ますから、
だから、今は、休める方法を 探している、…と 云ってる者に、

自己中とか、わがままで 進歩なし女 と書いた、
@;;@ さんは、…私に『死ね』と云ったも、同然でした。
彼女の 心の ねじれが、あまりに ひどくて、怒り 以上に、哀しみを 強く感じて、辛かった。

責任者 不在の 駆け込み寺で(インターネット上 とは云え)、自分の言葉に、責任を持とうと、
本来の目的(自分の救済)を 横に置き、必死で 言葉を 探し続ける 私がいた。

最近は、母から紹介された ボランティア婦人に、閉口している。

『停滞している人間 = 劣った存在』
『暗い人間 = 感謝不足 = 自分より、重い障碍を 背負っている方の 苦労などを 想像できない 莫迦 = 視野が狭い = 努力不足』と 決めつけ、
読みたくもない 精神科医の本を、送ってくれて(それだけでも 負担なのに)、…

やっとの思いで、お礼の(くじ付き)ハガキを 出したら、次は、
『本の感想を 聞かせて』と 書いて(要求して)くる。

身体が 不自由に なってきた 老人の、玩具に されてる 気がする。
(やってらんねーよ、と 思う)

だけど、彼女の、暴力的な ボランティア精神を、看過することは できない。
(彼女が くれた本には『ボランティアは 自己満足でよい、何故なら ボランティア無しでは、生きられない人が いるから』と 書いてある。今は、そんな 雑な 考え方が、通用する 時代じゃ ないのに)

施しを 受ける側にも 意思があり、尊厳があることを、
思い出して もらうことが、私に 与えられた 役目なのか…

2010-06-28(Mon)

津軽

岩木山麓から 帰る日、タクシーは 滞りなく、弘前駅に 着いた。
私は バスの、他の方々は 速い列車の 切符を持っていたが、30分以上 待ち時間があった。

女3人は、買い物をした。

私は、仙台で会う約束の ご婦人(70代)への手土産を、キオスクで購入した。
(5百円で 9包入りの、箱入りの 焼き菓子)

これでも、私には 贅沢品だけど、
相手は、どう思ってくれるか 分からない。
よろこんで ほしいけど、キオスクの紙袋に 入れてもらった それは、
洒落も、気取りも、なかった。
(私 好み だけど、会う予定の ご婦人は、私と違って、上品な人だから、少し 不安だった)

シスターは、中身も包装も、上品な お菓子を、お求めになった。

シスターの胸に かかっていた 十字架は、木だった。

誓いを立てて、清貧に 生きておられる シスターも、交際費は 大変だったり するのかな?

買い物も 済み、
時間が 余って、
改札の前で、ぼんやりする 女3人。

目と鼻の先に、キオスクの ドアがあった。

何を 思ったのか、私は、
(いたずら心?)
キオスクの ドアを開け、…
『フフフ、私は これを買いました』などと 言った。

会う 約束の人と、同年輩の ご婦人方の 反応が、見たかったのかも 知れない。

「あら 面白いわね」
…2人とも、レジに直行したのには、びっくりした。

それは【津輕】と印刷され、…太宰治の本のような 体裁に なっていた。

太宰治が 人気者なのか?
ご婦人 と云うのは、幾つになっても 可愛いものが、好きなのか?
(中身が たくさんの大箱と、5百円の小箱があった。そのときは、小さい箱だけが 買われた)

仙台の ご婦人も、面白がって下さった。ほっとした。

太宰治のことは、…私は あまり 知らない。

でも、
正義を 語るときは、はじらいを 持て…と云うような、彼の姿勢が、
日本人の心に、響くのかな?
…と、私は 思っている。

2010-06-06(Sun)

道端の 草の ひとり言

絶望と 孤独に 陥(おちい)ると、人は 自殺を 考えてしまう。
絶望感と 孤独を、確信してしまった とき、…自殺が起きる。

…ラジオで 話しているのは、精神科医(ワタナベ・ヨウイチロウさんと云う)らしい。

自殺予防の電話相談の 傾聴ボランティアさんを、評価していた。

否定せずに 話を聞いてくれる人が いれば、…
自分に 関心を持ってくれる人が いれば、…
人との つながりを 感じられれば、…
苦しむ人も、生きる力を 取り戻せる?

限界まで 疲弊した、砂漠の ラクダの背には、
1本の藁( straw )さえ、耐えがたい(死に いたるほどの)負担に なるかも しれないと、…
苦しむ人の 心の脆さを、表現していた。

お結びや、合掌する お坊さんの絵を 飾り、
『心の疲れた人へ…』と 優しげな言葉で人を誘う インターネット『相談室』では、

上記のようなことに、まったく無知な、子ども(未成年)までもが、
実験と称し(自分の 寂しさを 紛らわす ために)、疲れ果てた ラクダの背に、藁を積むような言葉を 書き込んでいた。

匿名の掲示板を、乱暴な言葉で 荒らしても、
…この国で、罪人と呼ばれることはない。

現実社会で 孤独と絶望に さいなまれている人を、
…より深い 絶望の淵に 突き落としても、法律は 裁かない。

それは、法律 以前の こと(人道に かかわること)だから。