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2010-08-23(Mon)

もったいないお化け 参上

家賃の 支払いに、農協に 行っても、フワフワした 金魚の ポケット・ティッシュは、もらえなくなった。
文字だけの 広告が印刷された、硬い包装の ポケット・ティッシュを、くれるように なった。
ありがたいけど、感動は 減った。…

農協さんは、商売仇だけど、
大家さんから、JA(農協)の口座に、家賃を 振り込むよう 通告された ときからの、おつきあい。
(余計な 手数料を 払いたく ないので、同じ金融機関に 口座を開設し、月末に 振り込まれるように、手続きした)

先日、窓口で、いつものように 家賃相当の金額を 預けようとしたら、
「キャラクターが サザエさんに 変わったので、通帳を、新しいものに 切り換えさせて 戴きます」と 言われた。

(えーっ!)

「ちょきんぎょ」が 好きだったのに。…
(T-T)

それは、仕方ないとして、…
《キャラクターが 変わった》と 云う 理由で、まだ 半分以上 余白があった 通帳を、交換されたことに、びっくりした。

これまで、幾つもの銀行が、合併や 統合で、社名や 支店名が 変わったけど、…
通帳は、(特に 問題が ない限り) 古いものも 使えた。
さくら銀行(現在は 三井住友銀行?)の 通帳は、今だに 使える。

金融機関の コンピュータ・ソフトウェアは、古い通帳も 使えるように、設計されている、と 思う。
(そんなに急いで、新しい通帳に切り換えなくても、いいはず…)

なのに、キャラクターが 変わったから…と云う 理由で、…
半分も 使ってない 通帳を、お払い箱に されて しもうた。…
私が、窓口で 千円未満(硬貨)を払う 必要がない、…金持ちなら、
ATM(機械)との 遣り取りだけで 済んで、
古い通帳を、最後まで 使い切れた かもしれぬ。
悔しや(もったいない)のう。…

農協さんは、農家さんの 組合でしょう?
今年、130万戸以上の農家さんが、「農業者戸別所得補償制度」を 申請されたのでしょう?
補償を 申請するのは、生活が きついから(お金不足)では、ないのですか?

そう云う 方々の 組合(農協)さんが、
どんな銀行も しなかったこと(まだ 使える だろう通帳の 交換)を、何故なさる?
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2010-08-21(Sat)

ざれごとも ときに よる

安部 譲二さんの、エッセーが 好き。
山本 夏彦さんの 弟子と知って、期待しない訳には いかない。
デビュー小説「塀の中の懲りない面々」以降、単行本に なった エッセーは、殆ど(買って)読んだ。

夏彦の 弟子は、期待を 裏切らなかった。

◆ 中学の時分、ある教師に、
『お前は 将来、学者になる。俺の予言は、外れたことがない』と、言われた。

『社会に 有害な、末恐ろしい 化け物』と、家で 洗脳されていた 子ども(私)は、
明けても 暮れても、死を 考えていて、
宿題を 真面目に やるくらいしか、能が なかった。

宿題のノートに こもる、ただならぬ 気配を 察した(らしい) 教師が、…
戯れ言を、言ったのだ。

IQは 並だし、真面目に 勉強する 生徒だったのに、
実力テストは、いつも、担任が 不思議がるほど、悲惨な結果だった。
(学んだことを、長期 記憶できないくらい、脳が弱ってた。…被虐待の 御陰かと)

首をかしげる 教師はいても、
原因を 見抜く 教師や、救助してくれる 教師は、皆無だった。

『将来 堅気の 社会人に なる』予言、外れないと いいなぁ…と、子どもは ぼんやり 思った。
けど、ぼんやり 思った だけでは、生活は 変わらない。

学者に なるとしたら、自然科学の 分野だろうと、高校では、理数系を 選択したけど、
物理が、全然、分からなかった。

私立大学の 海洋学部なら、行ける 成績だったけど、経済的に 無理だった。
国公立大学を 目指して、一浪したけど、千点満点の 共通一次で、200点しか 取れない私が、入れたのは、…短大の 家政科だけだった。

教師の予言は、外れた。

短大の 図書館で読んだ、…
三島 由紀夫 全集(の中の、戯曲と エッセー)、
別役 実(べっちゃく みのる/べつやく みのる)の、不条理ドラマ。

小学校か、中学校の 時分に 読んだ、…
斎藤 隆介、
宮沢 賢治、
アンネ・フランク。

…若かった 私の脳に(断片的にでも)、残った 本の著者は、それくらい。

教養や、長い小説や、映画は、…
脳みそか 懐に、余裕がある 人のもの。
(私には 縁が なかった)

だけど 私も、生きて行かなきゃ ならない。
…なるべく 幸せに。

「幸せに生きるために、大切な(必要な)のは、希望と 仲間と 自由だ」
安部 譲二さんの エッセーは、そんな(小学校の)某先生の 教えを、思い出させてくれる。

◆『RAINBOW 二舎六房の七人』は、手元に ない(生活のために 売った)けど、…
アンチャンと マリオ、スッポン、キャベツ、バレモト、ヘイタイ、ジョーと メグ、節子さんと リリィさんの ことは、忘れない。

2010-08-19(Thu)

池谷 直士さんの ブログに、読者登録しているので、
ブログが 更新されると、即、メールが 送られてくる。
(インターネットの 恩恵)

今日、私の心を 射抜いた 言葉は、
【特に 自分自身に 強い 劣等感や 罪悪感を 持ち続けてきた人の場合、その 反対側にある感情も 同じ強さで 孕んでいます。つまり、攻撃性や 優越感、差別意識も 持っていると いうことです】

池谷さんは、淡々と 書いておられる(的確に、さらさら 綴られている)けど、
そのことを、本当に 理解している 人だけが、
【先生】に 値すると、私は 思っている。

(被害者と 加害者は、同じ波長で 引き合う、などと云う 指導者は、あやしい)

攻撃性:私の場合、自傷行為と、反骨精神(初心を忘れた 権力者への、激しい怒り など)に、出ている。
(隠し切れぬほど 強い)

優越感:私の場合、お金では 買えない ささやかな体験で、あふれている。

・ この夏、私の手に とまった トンボや、蝶
・ 直径わずか 2〜3ミリメートルの、草花の たたずまい
・ 小さな虫、爬虫類、野鳥との 喜怒哀楽…

テレビや 映画、高級リゾートを 楽しんでいる人が、普段は 見逃して いるらしい、驚異の(小さな)世界を、私は 知っている!
…などと、のぼせ上がっている。

選民意識(差別意識):私の場合、もろくも 崩れ去った。

どこかに 取り柄が、隠れてない?
人に認められる 才能が、埋もれてない?
何も なかったら、私の人生 かたより過ぎ…などと 思い、さまざまな 習い事に 励んだが、
才能らしきものは 発掘できなかった。
(日頃の生活が、いかに大切か と云うことは、思い知らされた)

2010-08-18(Wed)

痛いのは 昔の傷

立秋と お盆の間に、次のような コメントを 頂戴した。

≫ 私は、発言内容 その対象 等、違いは あれど、
≫ あなたと、B氏の本質は、同じと感じます。
≫ 他者を傷つけないように 配慮されている点は、違いますが、
≫ 同じ種類の『上から目線』を お持ちだと、思います。

…何を思うのも、お書きになるのも 自由だが、
人格攻撃は、あまり 良い結果を、もたらさない ように 思う。

会話では、【いつ】、【どこで】、【誰に】、【何を】、【どう語るか】、…どれ ひとつ、気を 抜けない。
意図せずとも、誰かの 逆鱗に 触れれば、果てしなく 脱線してゆく。

いつ、何処で、誰に、何を、どう語るか、…どれも 大切。
(私は 余裕が ないので、儀礼を 捨てている。
文体や、…相手のプライドを 害さないよう 下座する、…と 云うような ことまでは、気が まわらない。
粗野で 野蛮な 私を、許せぬ人には、嫌われても 仕方がないと、あきらめている)

悩み相談の 掲示板で、
(相談者の、痛みや、焦り、不安や、悲しみを やわらげ、
相談者に、平静な 心理状態に なってもらう ことを、最優先すべき 場所で)
『持論を展開』し、相談者に 評価を下し、褒めたり 切り捨てたり していた、(臨床心理士 曰く) カルトの 教祖のような人と、
『本質が同じ』と、書かれた 野獣。

(私の言葉が、コメントを 下さった方の 逆鱗に 触れたか、地雷を踏んだ ことに 起因する、人格批判かと 思う)

…疲れた。
…このブログ、捨てたくなった。
(傷つく程の 繊細さは、既に ないけれど)

…望んだのは、オアシス。(処刑場など、全然 欲しくない)

残念ながら、…悩める 莫迦風情が、学士さま(大学院出の 専門家)の 仕事に、文句をつけるなど、許せぬ…と 云う、向きも あろう。

莫迦なら 莫迦らしく、助言を聞けば いいのに、聞かない こやつは 愚の骨頂…と、思う人も あり得る。
(現実は、助言を取り入れる 余裕とか、選択の余地など、なかった)

長い時間、この人物の 文章を 見てきた、
本人以上に、本人を知っている筈の 善意の人に 対して、
『現時点で、私を 判断するのは 早計では?』などと、書きよる。…
時間をかけ、手をかけ、心をかけてきた人の、見識を 疑うのか、…
ブログ主よ、何様の つもりか、…
かような 言い草は、ブログ主(莫迦風情)が、天狗(人を 見下す 傲慢な性質)である 証拠だ、…と 思う人も、いるかもしれない。

【いつ】、【どこで】、【誰に】、【何を】語るかに、精魂を こめても、…
【どう】語るかを 違えたら、…天狗の 烙印を 押されると、知った。

インターネットは、哀しくて、怖い、怖い、怖い、ところ だった。…

2010-08-14(Sat)

プライベート・ビーチ(まぼろし)

稲川淳二さんが 好き。(怪談話は 聞きたく ないけど)
息子さん(障碍をもって 生まれた方)への 思いを 綴った 文章を読んで、好きになった。

ラジオで、たまに 声を聞く。
サービス精神が 旺盛らしく(怖い話も、需要があるから しているようで)、
腰の低い、人気者らしさが、伝わって来る。
人を 楽しませる、天才みたい。

この人の ように 生きられたら、もてる だろうな。
…けど、反骨精神の 塊(かたまり)みたいな 私には、無理な話。

俯瞰(ふかん)して ものを見る 自分が いることは、臨床心理の先生に 指摘された。

相談サイトで(相談者 そっちのけで)、回答者が 討論していたとき、
…相談者が 気の毒で、私は 書き込みをした。
その スレッド全体を 読んだ、先生 曰く、
「皆が、山中で 迷って、喧嘩している ときに、山頂から 静かに『こっちに 道がある』と 言ってるのが、貴女ですね」

「人を見下してる 嫌な奴って ことですか?」
「いいえ、冷静で 視野が 広いってこと」

先生は 褒めてくれたらしい。
…私は ゾッとした。

そう云う 行為は、インターネットでは、『上から目線』と 忌み嫌われる。

それに、先生の喩えは、『上からの視線』そのもの。
(私を 傲慢と そしる人が、某サイトには、たくさん いたっけ…)

視点や 視野を、変えてみる 習性は、
余裕のない環境で 生きていくのに 必要で、身に付いたのだろう。…

現実の 人間関係(つきあい)なら、
シーソーのように、上がったり 下がったりしながら、お互いに、バランスを 取ることが できる。

現実社会で、
『目の高さを、いつも 同じにして 話せ』などとは、誰も言わない。
(不可能だから)

今日は、私が 感情的で、彼が 理論的だった…
昨日は、彼が 感情的で、私が 冷静だった…
そんなことを 重ねて、バランスを 取りながら、人と人は つきあい、信頼を 築いてゆくように 思う。

しかし、インターネット空間に、シーソーは ない。…
ひとつの言葉で、人格まで 測られてしまう。

【反骨】と 云う 生き方があって、…
権力や 権威に こびない 生き方で、…
空気を 無視して、行く道を 決める…へそ曲がり かも しれないけど、
撲滅されるべきとは、思わない。
(権力者の 暴走を 防ぐのに、役立つかも しれぬ…)

私の 反骨精神は 半端じゃない。
(社会的地位が 高い人を 見る目は、厳しい)
(完璧であれ とは、思わぬが)
(力の ある人には、存分に 活躍し、世の中を 良くして戴きたいと 願っているが)

強い立場の 人が、手抜きや 油断をして、
弱い立場の 人間に、そのツケを まわすのを 見たら、ただでは 置かない。
…そう思う ように、生まれついている。

翻って、インターネット上(相談サイトや、カルト検証サイトの 周辺)では、
反骨精神と 傲慢の 区別が、ない のかも…しれない。

そう云う【仮想空間】であるなら(想像)、私の書く 文章など、
『上から目線』でしか ないだろう。
『傲慢 極まりない輩』と 見なされても、仕方ない。…