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2011-09-22(Thu)

できるなら

ウチダ・タツルさんが、
権力者の『暴言』や『威張った態度』に、警鐘を鳴らし続けているように、…

私も 語るのを止められない。
「虐待された側の人間を、批判したり あざ笑う人は、病んでいる。健やかなれ!」とか、

「自殺を肯定したり、助長しかねない『権威者の発言』は、絶対に容認しない。死んでも許さん」とか。
(私に憑いてる死神が、自殺は迷惑だと言うのさ)

情理を尽くして 書き続けよう。
死んだ方が まし なくらい、疲れてても、…
ひもじくても、…
孤独でも、…

私が今、放射能汚染からの 疎開どころか、
唄うことさえ 許されない(ノドが痛い、自由に騒げる場所に 行けない)現実を 生きているのは、…
努力が 実を結ばないのは、…
罪悪感を 背負い続けているのは、…

『虐待された人間を、責めたり 笑う』人々(家族や知人)に、
打ちのめされて いるからで、…
そのような『瘴気』を 作り出している源泉は、
権威者の、『虐待』や『自殺』についての 認知の歪みと思われるから、…
看過できない。

罪悪感に苦しみ 腐り、社会から 消えた方が良い存在(ゾンビ)のように 扱われ続ける、私のような人間は、私だけで たくさんだ。

反骨の、病める貧者に向かって、
『傲慢きわまりない』とか『何様だ』とか『下らないポエムもどきの垂れ流し』とか『死ね』とか『縁なき衆生』とか『苦しみ足りない』と 言えた人たちは、…
「反骨精神」と『傲慢』の違いも識らず、
瘴気の中で、正義感に燃えて、私を叩いた。
私を叩くことで、虐待者に与(くみ)し、自殺者を増やす方向へ 舵を切ったとは、気づかずに。

私の意見は、心ある人に 届けたかった。
でも、無理だろうとも思ってた。

絶望と 怒りが 強かったから、文体は、【丁寧】じゃなく、【穏やか】でもなかった。
ヤケクソだったから、『うかつ』に『断定的』だったりもした。

1秒でも長く、自分の文章を 読んでもらわねば、…と云う熱意はなかった。

すがりつき、かきくどき、
「兎に角 読んでくれ」と請い願い、しばし「耳目を貸してもらう」
そのような綴り手に、(どうせ書くなら)なりたいものだ。

現実の私は、穏やかに語ることを 心掛けている。
『威圧的』な言葉や、『断定的』な言葉、『冷笑を含んだ』言葉が、
如何に人を不快にし、傷つけ、気力を失わせるかは、
嫌というほど 味わった(受け取ってきた)私は、よく知っている。

でも 文章については、…
「私の文章を読んで、支持してくれる人は稀少だ」
「どうか消え去らないで下らない」と、思えずにいた。

しかし、
私の文章が まずくて、誰にも読まれなくなったら、【私が言いたいこと】を、私に代わって 書く人はない。
私の意見(虐待と自殺を防止する知恵を、皆が持つ未来への提言)は、雲散霧消してしまう。

だから 私は、現実の 語り口調と 同じように、
綴り方を、なるべく論理的にし、検証を怠らず、情理を尽くそう。

私に代わって 論理的に語ってくれる人が 出てくるだろう、
私に代わって 検証してくれる人が 出てくるだろう、
私に代わって 読み手への気遣いを 果たしてくれる人が出てくれれば、…
(そう云う人たちに、誘導されて 出来たブログなのだから)
と思っていたけど、そんな人は、出てこない。…

ハンドルネーム 「o(^-^)o」さんは、その場しのぎの 嘘吐きだった。
ハンドルネーム 「凡夫」さんは、オテラ・ネットと、3Qさんを 支持してた。
ハンドルネーム 「T」さんは、Qさんの 熱烈なファンだった。

私が信じた 仮想の人たちは、私以外のものを 大切にしていた。
あの仮想寺院で、一瞬だけ 心が通じた(気がした)けど。…

あの人たちには、このブログは必要ないし、不愉快なのだ。

どうせ読まれてない、…
そんな気持ちから、自分を冷笑していた。
あきらめたくて、断定的になった。
あきらめ切れない自分に怒り、(いっそ死んでしまえと)自分を威圧していた。

「私と意見を同じくする 稀少な人」の心に、配慮する余裕が なかった。
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2011-09-18(Sun)

鏡(アナタノ心 映シマス)

共依存:不安を解消したくて、【人からの承認】や【褒め言葉】を、渇望する人がいる。
本当は、自分の『思考の偏り』や『情緒の不安定さ』が、トラブルを招いているのだけど、…

自分の内面を見る勇気が 持てないと、
外側(自分以外)に原因を探し、責任を逃れよう…となる。

何か 問題を起こす人物が 身近にいて、迷惑を被っていると、
『こいつのせいで…』と、思ってしまう。

トラブルメーカーの心配をしたり、世話を焼いていると、
『私は 人のために 心を砕く、善人』とか、
『自分の楽しみを あきらめて、人助けに奔走する私って 素晴らしい』などと思えて、気分が良くなる。
第三者から、好意的に 見られることもあり、気持ちが浮き立つ。

そんな人が、自分を苦しめる相手を 引き寄せる。
薬物や アルコールに依存している人、パーソナリティ障碍者などを、伴侶や師匠に 選んでしまう。

相手の問題行動を 非難しつつ、『こんなに難しい人を 支えられるのは 自分だけ』と思い、ひそかに 誇りに思っている。

そう云う【自分の内面と 向き合っていない、被害者意識と自意識が過剰な】人に 選ばれた相手は、…
自分の問題が、相手の心を 楽にしている気配を、察知する。
相手に 目を奪われている間は、自分の問題に 向き合わずに済む。
お互いが 相手を利用し、相手の成長を 止めてしまうような、人間関係。

【傷つきたくない思い】や【被害者意識】が鬱積している関係だから、
『私は悪くない』のに『私ばかり苦労している』と 思い込む。
だから、当然の権利のように、他人を利用する。
パートナーを 動かそうと【コントロールしよう】として、
『誰々が、お前を批判している』などと、第三者を 悪者にしたり。
期待通りにならないと、
『こんなに○○したのに』などと、恨めしく思ったり、それを 口にすることもある。

◆ ストップ自殺!サイトに、私が 投稿したとき、
回答者Q氏の闇(舞い上がる様)には、心底 うんざりした。

Q氏は、自分が評価、感謝されることを前提に、
悩める者の 自尊心を踏みにじる、的外れな回答をした。
『親と共依存だと自覚してますか?』だと。
(医師でもなく 面談もしていないのに、診断を下すとは。…冗談じゃないぜ、まったく)

私は、虐待に遭っていた。
羽根を もがれて、『飛べ』と 言われている、鳥のような状態だった。
経済的に 自立できずにいた。
身体を痛めつけ、体力も落ちていた。
精神的にも 孤独だった。
(ときおり現われる 驚くべき小動物や草木に、和み 励まされ、生きていた)

だけど 私は、人に評価など 求めていなかった。(自分を 人の仲間だと 思ってなかったし)
人を 操りたくもなく、被害者意識も稀薄だった。
つまり 共依存症じゃなかった。
(臨床心理士も、共依存ではないと言った)

しかしQ氏は、豊かさの象徴として『札束の写真』を出してくるような人。
経済的に分離していない =『共依存』と、早合点した。

私は 面倒くさかったので、
【存じてます】と書き、感謝の言葉を 無理やり添えて、Q氏との遣り取りを 終わらせた。

打たれ強い私は、それで済んだけど、
あれを読み、投稿前に 怯え、勇気を くじかれた 悩める人も、…いたかもしれない。

私が 9ヵ月、書き込みを 続けたのは、人の世に絶望しながらも、
【自殺回避】を願っていたから。
あの場を設けた人の、良心を 信じたかったから。

…非常口あります と書いてあった
…通して下さい 逃がして下さい
…私がいるのは、死神が支配する世界、息もできない
…非常口を 開けて下さい
…いくら叩いても、開かず
…錆びてた?
…絵に書いた扉だった?
(今の私には あずかりしらぬこと)

八方塞がり。
幸せ自慢をしていた人は、
虐待してた親や、傍観してた親戚と、似たような価値観で、
私を 見下していたことが 分かった。…

でも 私の 真の親(宇宙?)は、きっと、
稼ぎが少ない子を、軽蔑したりしない。
感謝と慰労以外のことを 手紙に書いた子を、憎んだりもしない。
保身のために、子を盾にしたりしない。
(宇宙の愛に? 報いたいと願う)子が、人の世で 漂流してるのを、見殺しにしたりしない。

地震、津波、落雷などに遭う時節でも、
呪われた(自分を許せない)子に、最期の一瞬くらいは、光を見せて(人の世のさいわいに 参列させて)くれるはず。
その光は 多分、自殺したら 拝めない。

2011-09-15(Thu)

狂ってる…

◆ 貧者は、月末の 口座振替の後に、
残高の【小銭】を ATMから 引き出し、食費などに充てる。

しかし、金融機関を経営する人たちは、
そんな、残高 千円未満の 預貯金者の存在を、認めない(らしい)。
土曜・日曜の『ゆうちょ銀行』の ATMを見れば、分かる。

以前、本局の ATMの前で 会った人は、何度も 操作を遣り直し、
『あれ?』と 言い続けていた。
(残高が 千円未満だった)

999円でも、100円でも、平日なら、本局の機械で 引き出せる。
しかし、その機械(同じ ATM)が、土曜・日曜は、硬貨を扱わない。
(残高が 999円以下だと、払い戻すことができない)
そのことを説明する表示が、分かりにくい。不親切なのですよ。
(食い詰め者の、間接的な 自殺の動機に なりかねない)

腹を空かせ、判断力も鈍っているとき、…
わざわざ本局まで来て、徒労に終わった人の嘆きは、何処へゆく?

その人に、さりげなく私は、
「土・日は、硬貨を扱わない機械」だと 説明した。
籍だけは、金融機関(某 損害保険会社)に 残している者の、やりきれなさを覚えつつ。

◆ 待ってもらっていた、住民税と 国民健康保健(平成22年度分)の 払込用紙が、送られてきた。
パートに雇用されたとは云え、時給は安く、体調も優れず(横になってても めまいがしたり、とてもじゃないが、仕事なんて出来ない…と感じながら、出勤する日々)、
職業訓練期間中に、国から借りた 生活費の返済(月3千円)は、待ったなしで 始まっている。
パソコン整備を学んだときの ローンの返済も、毎月ある。

だから「分割にして下さい、月3千円以上は 払えません」と申し上げたのだが、
印刷された金額は、初回が 5千8百円。残り6回は、5千円。

住民税と国民健康保健料、それぞれは、月額 3千数百円以下に 分割されているが、合算されて、…
【払えない、暮らせない】と言ったはずの金額を、印字(請求)してきた。

親切そうな、担当者だったけど、…
人(貧者)の生活より、コンプライアンス(法令遵守)が大事ですか?
期限内(年度内)に、税金を徴収することが、最優先事項ですか?
その任務遂行のためなら、
税金を払えない輩が、飢えようが、自殺しようが構わない?
(構うどころか、意識すらない?)

更に、そんな人間(事情を話してある者)に、
督促状まで 送りつけてくる。
【平成23年度】の4月分の健康保健料を、9月上旬までに払えと云う、督促状を。
(平成22年度分を、これから 7ヵ月かけて、食うや食わずで 払おうとしている人間に)

赤い文字。
【差し押さえ】などと云う、恐ろしい言葉が 並んでいる督促状。

役所は言う。
『そう云う システムなんです、破棄して下さい』

自殺者を 減らす気があるなら、
弱った人間を 徒らに追い詰める システム(欠陥プログラム)を、放置しない方が いいですよ。…

◆ アルコール依存症者に 優しい医師は、(家族として)受診した 私に、言った。
『虐待を 乗り越えた あなたは、サバイバーで 強い』
『そんな あなたの 毅然とした態度に 接するだけで、弟さんは萎縮する』
『あなたも、飲ませていたのですよ』
『弟さんに 謝って下さい。飲みたくもない酒を 飲ませて、悪かったね と』
『私も大変だったけど、あんたも苦しんだんだね、…そんなふうに言えば、弟さんも 聞いてくれるかもしれない』
『次回は 2人で受診しなさい』
『あなたも 疲れているなら、鬱になれば 休めます。鬱になるのも 悪くないですよ』

精神科の診察室って何?
医師の独擅場(どくせんじょう)?

脳や身体を鍛え、難しい試験や、素人が出来ない 実習に耐えた、
選ばれた人である医師が、
気持ち良く 能力を発揮して下さるのは、よろこばしいことです。

アルコール依存症者に 振りまわされないために買った、30分。
効率よく ご指導下さい。
(保険外診療で 高額な分)
私に 耐えられるだけの言葉を、土産に下さい。
何でも 言って下さい。…

「私も苦しかったけど、君も大変だったと思う」
十年前、弟に 書いて送った。(心から そう思って、手紙に書いた)
…何の反応も(返信も 電話も) なかった。

…時間は戻せない。同じ心境に、私が戻ることはない。
…あの医師の助言は、十年以上 遅い。
(受診前に、ケースワーカーの 聞き取り調査があった。
私は A4用紙1枚に、家族構成や、問題点などを まとめて 持参していたが、
ケースワーカーさんに頼まれて、それも提出していた)

『次回は 2人で受診しなさい』?
女房と 共依存状態の男(40代)が、軽蔑している対象(姉)と、病院に来ますか?

依存症者に 説教したり、振りまわされている、親や奥さんに、
自分のやっていること(負のサイクル)に、気づいてほしいとは 思ったけど、
弟を 動かそうなんて気は、私にはない。

『鬱になれば 休める』?
『鬱になるのも 悪くない』?
…鬱病になる人は、嫌でもなる。
…ならない奴に、(社会制度上、優遇される、休めるから)なれと言って、なれるものではない。

『虐待を 乗り越えた あなたは、サバイバーで 強い』?
…乗り越えられずに、苦しんでいるのです。
…サバイバーなどと、安直に呼ばれたくない。
…まして 私が、弟を害し、飲酒させたと断じるなど、暴論でしょうが。

【猛々しい姉に 接する】ことに、弟が怯え、
飲酒欲求に つながったことは、事実として あったかもしれない。

しかし、
姉が謝罪して 改善する病でしょうか?
100% 飲みたくない 酒だったのでしょうか?

あの医師は、
大事なことも 教えてくれたけど、…
余計な、私を萎えさせることを、言い過ぎた。

(私を)素直な人間と思い込み、調子に乗って 舌が滑ったのでしょう。
(得意分野で、人は油断する…)

私は もう 生きていたくない。(自殺する気力もないが)

医師の言葉や、社会福祉協議会での出来事、国会議員秘書の言葉、…
ひとつひとつは 些細なことでも、積み重なれば、…
生きる価値のない、ムダ飯喰いだと、自分を裁く 根拠になってゆく。

2011-09-14(Wed)

あれもなみだ これもなみだ

すべては波なのでは…?
玉蔵さんに言われる前から、思ってた。

昔、ある物語の解説本に、分からないところがあって、質問状を送ったら、…
『文句があるなら 読むな』と云う返事が、著者から来た。

「莫迦なりに、誠実に尋ねたのに…」
「質問と批判を 混同するとは…」
「異世界の人で、私のことを、ゴキブリみたいに思ったんだな」
そう思い、原書(ひふみ神示:日月神示の意訳本)を買って 読むことにした。
(あきれるほど 高価だった)

原書に書かれてた。
「とりつぎさん、我が強い」
「親神も、我でしくじった。我、捨てて下されよ」

あの 天狗どん、今や、精神世界の重鎮みたいな貌して。
困ってる莫迦(私)に 投げた言葉、お忘れなのでしょうね。
…いい根性ですね。ケケケ。
…ナカヤさん、貴方は、弱った者を、異物を、排除したのですよね。ゴミのようにね。ケケケ。

この次元は、私が 他の波と 干渉して 作り出した 波紋。

【自分の波を変えれば、世界が変わっていく】
【人は、現実の奴隷ではなく主人】
【目の前の現実は、自分が作り出した 映画のようなもの】
【自分で、自由に作り替えられる】
本当かいな? 玉蔵さん。

波なのは 分かる。

【自分を傷つければ、相手も傷つく】
【人を傷つければ、自分が傷つく】
【自分の内側と外側は、つながってる】
【心の中が、外に映し出されてるだけ】
…かもしれない。

【変な物差しで 自己否定するのが、劣等感】
【相手を否定するのが、優越感】
【物差しに狂って 人を犠牲にするのが、悪】
【物差しで 相手を否定するのが、正義】

【怒りや憎しみは、周囲を否定してるから】
【後悔や罪悪感は、自分を否定してるから】
…それは、分かる!

私は 懸命に、外(環境、他人)と 内(自分)を、肯定し、受け入れようとしてきたのよ、
玉蔵さん。

不協和音に満ちた世界は、疲れる。
否定のエネルギーは、好きじゃない。…

ただ、今 いる世界が、あんまり重くて、苦しくて、死ぬことでしか、受け入れられない気が するだけ。…

宇宙にあるのは、斥力と引力?
拒否するか、受け入れるか?
『同じエネルギーが、引き寄せ合って ここに存在してる』?

【同じエネルギー】は【弾き合う】のでは?
磁石などは、…

そんな理屈、どうでもいい。
肯定だけで 生きられる世界があるなら、行きたい。

先日、パート就業中に 思い知った。
隣には、優秀かつ厳しいと評判の上司(思い遣りもある)が、坐ってた。

(どんなことをしても 私は、自分が 駄目人間だと、証明するつもりだ。そう云う 病気だ)
…痛感したのです。

境界性人格障害でも、適応障害でもないよ。
強いて云えば、過剰適応。…
被虐待(洗脳)で、刻印された絶望(死刑相当の 悪人になり、親の暴力を 正しかったことにするプログラム)に、忠実であろうと しているようだ。

『愛する人がいて、打ち込める仕事があれば、人は苦しみを越えて生きられる』
医師の鎌田實さんが言う。
治療者は、そう云う発想でいい。

当事者は、死の誘惑に負けそうな者は、愛着のない人間社会でも、ただ生きるだけ。
与えられた命を まっとうするだけ。
苦しくても、誰か(セミとか)の 役に立つことが、あるかもしれないから、生きている。

あまり眠らず、なるべく食べず、駆けずりまわり、歩き続ける。
…苦しみ(ひとり相撲)を、長引かせたくないと、
…自分を酷使する程度の、平衡感覚(狂気)がなかったら、
(たったひとりで)どうやって、正気を保って、居られようか。
(私を笑っていいのは、私だけです)

何でも肯定してみたよ。
あれもこれも、みんな良いじゃないか。

いろんな洗脳を受けて、一方的な解釈法を 叩き込まれ、
ありのままの自分など、忘れてしまった。

そんな自分の、偏った思考回路から 脱け出したくて、
何でも肯定するように つとめてみた。

環境は、肯定しきれなかったけど、…
人のことは、案外、肯定できた。(その気になったら)

許容することに、挑み続けた。
心から、こだわりを無くしたい。
変なしこりや、変な物差しを、取っ払いたい。
すべてを受け入れ肯定し、軽い心でいたい。

怒りと罪悪感を 抱えていると、苦しいし、不便だ。…
掃除できたら、どんなにいいか。

善も悪もない、単純な 波の物理法則?

いい波に乗って、すがしい世界に行きたいよ。

こだわりを捨てて、心を解放して、…
妄想が暴走したって、…良いじゃないか?

【ありのままで良い】
【自分の内側の感情を 吐き出し、すべてを溶かす】
【今まで、生活の中で 毎日、その修行をしてきた】
【苦しい生活でも、それを受け入れてきた】
【もう最終段階なんだ】

【あなたの背中には 羽がある】
【その羽で 光り輝く 新しい世界へ行こう】
【うれしうれしの世界は もうすぐだ】

2011-09-13(Tue)

お目にかかれて(蛾)

8月中旬、午後9頃。
駐輪場に、飛来したのは、
開いた文庫本くらいの大きさの、前翅長が10センチも ありそうな、白い虫だった。

私の自転車の先の、草の葉に とまった。
蝶番を180度開いたように、平らに、
丸みをおびた、逆三角形に(うちわみたいだった)。

前翅の上の縁(ふち)が 茶色で、
漢字の「一」の文字を 背負っているように見えた。

駐輪場の前のフェンスは、隣の敷地から草が はみだし、垂れ下がり、緑のカーテンに なっていた。

ひとけのない駐輪場。
自分の車に、たどり着いたとき、…
その大きな虫も、私の目の前に来て、とまった。

緑のカーテンは、幅が10メートル以上あった。
自転車は、20台以上あった。

何故か、私の目の前に、
「時間」と「空間」を はかったように、
その 幽玄な(学名に 月の女神を戴く)生物は、出現した。…

初めて オオミズアオ(と云う蛾)に、対面した夜。
端正で 大きな 生き物が、忽然と現われ、
目の前に来て、静止したものだから、…
美しさと畏れで、震えがきた。