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2011-11-15(Tue)

人の世で、遭難しても…

空腹をなだめつつ、軽車両(自転車)を 適当に走らせた。
パートタイマーの昼休み。
立冬の頃、午後4時過ぎ。

路(アスファルト)上に たたずむ、褐色の大カマキリに出会った。
(道路を横断中?)
微動だにしない。
(こんな処で 休んでたら、車にひかれてしまう)

軽車両を 路肩に停めた ヒトノコは、綿手袋をはめ、道路に かがみこむ。
カマキリの両脇から、両手の平を近づける。
腹部だけ、鮮やかな黄緑色だった。

手袋に乗ってきた カマキリは、…じっとしていない。
ヒトノコの 右手から 左手へ、また右手へ、…

大きな前足(カマ)を、地肌に 突き立てられたくない ヒトノコは、
カマキリが、手袋を乗り越えようと(上腕に這い上がって来ようと)するたびに、
もう片方の(手袋で覆った)拳や指先を、カマキリに 差し出す。
(カマキリが 動き続けるので、延々と 繰り返した)

前カゴに 重いバックを乗せた 自転車を、片手で操作しながら、…
動き続けるカマキリを 護送(?)する真似を 続けていたら、
休み時間なのに、疲れてしまった。
(自転車を 手で押して 歩きつつ、右手には 動きまわるカマキリ)

線路脇の金網から、草花が はみ出していた。
ここでどう?

「・・・」
金網に移った カマキリは…
(不満足そう)
ヒトノコが 適当に選んだ場所で、固まっている。
ヒトノコが 見上げる位置(地上160センチ弱)に、留まったまま。
(気に入らないのね?)

再び 右手に移して(乗せて)、軽車両を 杖にして、歩き出すヒトノコ。
(あたっ)

手袋してても、手の甲に、大きな 前足(カマキリのカマ)が 当たり、痛い。
(さっきまでは、痛くなかったのに…)
(線路際の金網に 立てかけられたのが、よほど不快だったらしい?)

しばらく行くと 畑があり、道路脇に ツゲの生け垣があった。
(ここでいい?)
手を差し入れてみる。
(良かったらしい)
早速、垣根の奥に、移動するカマキリ。
(ほっ)

荒れはてた庭(に 見えるが、実は、災害時の アパートの避難用通路。草花や野菜を 繁茂させては、いけないことになっている場所)に、
久しぶりに 足を踏み入れたら、…
物干しの下の たたき(コンクリート)の裂け目から、白花菜(ギナンドロプシス)が 咲いていた。

最近、布団は 室内に干し、洗濯物は 台所に干し、洗濯機は使わず、南の窓は 閉めきっていたので、…
この 愛しい夏草が、(1株だけ)育っていたことを、知らずにいた。

花の盛りは 過ぎていて、インゲンを小さくしたような実が、青々と伸びていた。

このコンクリートの裂け目に、
過去、何度か 白花菜は 芽を出したが、殆どが 大きくならずに枯れた。
(根が深く、充分に張れないと、育たない)

厚いコンクリートの わずかなヒビ割れから、
立派な 白花菜を、拝める日が 来るとは。…
(去年もだったか?)

今年の夏は、軒下をドクダミが占拠していた。
(完全に除草してしまうと、土が剥き出しになり、ホコリっぽく、見た目も殺伐となるので、災害時に困らない程度に、緑の絨毯にしておきたい 住人のエゴ)

プランターに(白花菜の)種を蒔く ゆとりもなかったから、…
今年は、この花を あきらめていた。
(思いがけず会えて、うれしい)

「カポカポ」
「アワワ」
「ア〜ア」
カラスの声、面白すぎ。
(笑ってしまう)

ピョンピョン、跳んで歩く雀。
(楽しそう)

民家の前に 置かれた、自転車の前に 座っていた、尻尾の長い黒猫。
(絵になるなぁ)

楽しい奴等よ、ありがとう。
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2011-11-07(Mon)

野獣と勲章とぬいぐるみ

罪を犯して、逮捕され、裁かれ、服役し、社会に復帰しようとする人に、
住まいを提供し、お弁当を作って 仕事に送り出す。
身元引き受け人と、寮母と、教師と、大家を 兼ねたような仕事。

人格者じゃないと 出来ないだろう。
(尊敬に値しない人に 生活指導などされたら、ヤンチャな男たちは 反発するだろう)
頭も 並以上じゃないと 出来ないだろうし、
24時間、不測の事態(呼び出し)に 備える、…
誰にでも できることじゃ ないから、長年やると 叙勲の対象になる。
(天皇陛下から勲章を賜わる)
福祉業界のエリートみたい。

そんな親戚が、私に してきたことの大半は、痛いこと。

私が 子どもだったとき、親の暴言や 無視や、暴力に 耐えていたことに、
親戚は 誰ひとり 気づかなかった。
(母の兄弟姉妹、その伴侶も入れれば 10人以上の 大人が、親戚に いたのだが)

『あの家(私の両親)は 変だ』と笑い、迷惑がり、遠巻きにしていた。

皆、遠くに住んでいた。
たまに会うと、子どもには 優しい人たちだった。
(うさぎのぬいぐるみをもらったときは、うれしかった)

実家のあった 土地の念(マイナスのエネルギー)…
父の狂気の底にあった孤独…
母の狂気の底にあった精神的飢餓…
そう云ったことに気づく大人(身内)は、(当時)いなかった。
だから私が 理解する他なかった。

長じて、父母の 心のケア(?)に疲れ、
自分の生活が ボロボロになり、助けを求めた私に 親戚は、
『お宅のお父さんに、かかわりたくない』と言い、私を追い返した。

私は 虐待の被害者だったのに、
世間(親戚)は、加害者である父母と、セットで扱った。
(排除の対象だった)

あの頃の私は、刑務所帰りの男たちの 寮の廊下にでも、寝泊まりさせて もらいたいくらい、思い詰めていた。
それくらい 私は孤立していた。

選択肢がない人間は、アフリカ、南米、などと云う 大陸だけに いるのじゃない。
日本国内にも いるのですよ。
国際貢献も大切だし、元犯罪者の社会復帰支援も大事でしょう。
だけど、バラバラにやっていると、誰かを傷つけますぜ!
(弱りきってる人間を)

福祉の専門家が、心の専門家でも あることを祈る。
助ける人間を 差別しないことを祈る。
ネットワークを 築いて下さることを、…
窓口で、弱った人間を 追い返すことが、ないように祈る。

追い返された人間の行く先を、想像して下さい。
…自殺、自傷、犯罪、薬物依存、売笑…

先進国を気取る日本で、性感染症が多いことと、
闇で春をひさぐ人間(素人のふりした sex worker)が多いことは、無関係ではないと思われます。
(私ほど 自尊心が低いと、sex worker はできませんから、半分は想像ですが)

私は 自分の野蛮さから、愛する人を守りたかった。
1番望ましいことは、愛する人に 出会わないことだと感じてた。
私は、愛する心を、異性に向けることを、封印した。
(それでも、アンパンマンみたいな男に惚れてしまったが、…
彼のママと 信仰が、 私から、彼を 守り抜いてくれた)

私が そんな 痩せ我慢をして、…
会わずに 守ろうとした片翼は、…
何処かで、…
私以外の 野獣の毒牙に、かかったのかも しれない。

(話を戻す)

この秋、改めて 事情を説明した私に、親戚が、3万円貸してくれた。
そのとき、親のことで怒られた。
『お宅の親は、葬式や病人の見舞いには行くが、祝いごとには来ない。失礼だ』

『実家に帰って、親を安心させるのが1番いい』とも言われた。

…親切にして、何度も金をせびられたら、困ると思ったのですか?
…ヤクザみたいな男の娘に、これ以上 かかわりたくないですか?

『話なら聞いてあげるから、また電話しなさい』と言ってくれたけど、
もう、助けを求めたりはしません、どうか安心して下さい。

憂いある者を、『祝福の歌をうたわない 無礼者』と断定するような、…
弱き者の心を 想像できない方と、語らう ゆとりはない。
被・虐待者に対して、『お前を虐待する 親の巣に戻れ』などと云う、…
むごい助言をする方と話し続けたら、私の心は こわばり、裂け(壊れ)てしまう。

2011-11-05(Sat)

悲しいよ!

断酒会に出席して 半年にもならないのに、3人の訃報を聞いた。

直接の死因は、知らない。
事故かもしれない。心不全か、肝機能不全か、自殺かも。
まだ 若い方も(30代?) いたようだ。(泪)

アルコールによって、いったん【理性が 吹っ飛ぶ 回路が、できた人】は、
2度と【お酒を 適量で、楽しむことはできない】と云う。

幻聴・幻覚・切れると苦しい、…
そう云った、薬物中毒の症状が (アルコールに対して)出る体に なってしまったら、…
量を コントロール(節酒)して、ほろ酔い加減で 楽しむことは、できなくなると云う。

断酒会の皆さんから、教えられたことだ。

金曜日の夜10時過ぎ、スーパーの食品売り場で、尋常ならざる 怒号を聞いた。
『何年 勤めてんだ!』
『そんなことも知らないのか!』
『知っとけ!』

ギョッとして、目を遣ると、店員(男)を叱り飛ばしているのは、Sさんだった。
(宗教活動に熱心で、2度 離婚している。
電話で罵倒された私は、アドレス帳から 彼女の情報を 削除した。
幸せになって欲しいけど、もう かかわりたくなかった。
あれから1年は経っただろう)

正気ではない 様子だった。
かかわりたくない自分と、彼女の寂しさに 引き寄せられる自分がいた。

(見かけたら 声をかけよう…)
(出会わずに 帰った方が 平和だ…)

「Sさん…」
『…まいちゃーん』

充血した目。千鳥足。アルコールのにおい。

…プライドが高い 医療従事者であるSさんが、
…あんなに激しく、他人を怒鳴りつけるなんて、おかしいと思った。
…これが【酒害】と云うものか。

毎日、仕事の後にも 宗教活動に励み、
熟睡できないから、眠り薬を 服用しているそうだ。
晩酌し、アルコールが 分解される前に、眠り薬を 服用していると云うの?

彼女を惹きつけ、彼女を孤独にしている、彼女の信仰が 悲しい。

2011-11-01(Tue)

この会長、あってこそ

断酒会の参加費(百円の献金)を、重荷に感ずる 私は、…
自助グループ(某 断酒会)に 通っている、当事者(アルコール依存症の患者さん)より、多分 貧乏だと思う。

【入院中】の 方も いる。
【飲酒欲求が 強くてつらい】方も いる。
【闘病中】の方も いる。三途の川を 渡りかけ(危篤状態に陥り)、やっと治療する気になった方が 複数。
【家族と暮らせない】状況にある人、錯乱して、家族を傷つけてきたから、別居している、(独り暮らしで)寂しいと 云う方も いる。
【子どもの説得では、酒を止められなかった】けど【孫の言葉】で、正気を取り戻した と云う方も いる。

さまざまな方が いる。
経済的には、余裕のある人もいる。

休職中で、給料は 出ていると云う人や、…
仕事は失ったが、生活保護または、障害者年金を もらっていて、…
1年くらい 治療に専念できる 見通しがあり、かつ、
医師や ケースワーカー、ナースなど(味方)が、複数 ついていると云う人が、比較的、多いみたいだ。
(長年、断酒を続けている 断酒会の 中心メンバーは、いろいろな仕事に 就いている様子)

アルコール依存で 入院した人が 10人いたら、断酒を継続できるのは 約3人と言われている。
断酒会のメンバーは、その【10人中の3人】の、運が良い人たちなのだ。

「孫の話」や「楽器を始めた」話を、
苦しみを 乗り越えた人(乗り越え中の人)が 語るとき、
…純粋な よろこびを、私も味わう。
(共有する。うれしくなる)

私も 明るい話を したいけど、2〜3分に おさめる必要がある。
だから、1番 言いたいことを(そこでしか 言えないことを)、ひとつ 話す。

くどくど話すと、他の人が 迷惑するから、言葉を はしょる。
(このブログより、支離滅裂に なっているような 気がする)

1番 苦しい感情を、叫ぶように 吐き出して 終わる日は、…
司会の人が、黙ってしまったりする。
(一瞬だけど、お通夜みたいになる)

情けないけど、仕方ない とも思う。
資格を持った 臨床心理士(それも複数)から、…
苦しい状態に あるときに、…
『自殺』を 暗示するような言葉や、『手遅れ』と 決めつけるような言葉を、与えられた…
にも かかわらず、…

そんな、プロの体裁を、かなぐり捨てた人たち をも、
【尊いもの】として 認めようと、私は 闘ってきたのだから。

治療(私にとっては 殆ど 役に立たず、有害だった可能性さえある 出会い)に、
治療者たちが 要求した対価は 高額で、
『ドブに お金を 捨てたようなものだ』と、笑う 知人もいたけど、
当事者(私)は、違う 見方を している。

私が払ったのは、【敬意】と【日本銀行券(お金)】で、
得たのは【失望】と、経験値(教訓になるかもしれないもの)だった。

治療者たちは、私の【敬意】を 受け取り、
同時に、私から(無意識に)脅威を、…
自分の存在意義を、脅かすような【恐怖】と【不安】を、津波のように 感じ取り、…
狂った。

治療者としての 体(てい)を なしていなかった、治療になど なって いなかったのに、恥ずかしげもなく、治療費として【金】を 受け取った。

クライアント(私)に、実際に提供したのは、【侮蔑】や【絶望】や【気休めの言葉】や【暴言】や【あわれみ】だったのに。

治療者たちが 差し出した『負の念』を、私は 捨てずに 受け取り、揺り籠に乗せ、あやし、味方に つけようとして、…
自分の心(感情)を、おろそかにすることが、多かった。

知らぬ間に、生き埋めにしてきた 感情(自分の心)を、
断酒会と云う 空間で、解凍している(弔っている) 気がする。

先日は、叫んでた。
「夫の欠点を 愛せない人が、妻の座に 執着するから、子どもが迷惑する!」と。

さんざん殴って、暴言を吐きまくり、ぶっ壊した 娘の心。
(殴ったのは父、暴言を吐いたのは両親)

娘が長じて、亡き祖母の年齢を こえたとき、父は、
夭折した祖母(父にとっては 母)の面影を、娘に見た。…

娘(私)にとっては、迷惑千万だけど、…
心弱い人の 行いとしては、珍しいことでは、ないような 気がする。

(経済的に困れば、私が、実家に 帰ると 思っている父)
(自分の 懇意の顧客と、娘が、結婚するといいな。小綺麗な家に 住んでほしいな。その場所が、俺の 憩いの家に なるといいな、そんな夢を 見ている父)
…気持ちは 分かるけど、考えると 死にたくなる。

妹への 対抗意識から、
理想の夫しか 認めようとせず、
ありのままの夫を、見ようと しなかった母。
夫の マザコンなところを 見下し、あざ笑いながら、
『子どものために 離婚しなかった』と言って、自分の心を だまし続けてきた母。
『厄介な人』と云う 精神的な檻に、父を 閉じ込めてきた母。
被害者を 装う母。
私を ダシに する母。
…気持ちは 分かるけど、考えると、私は 死にたくなる。

断酒会の最後に、会長さんが 話した。
会長さんの話は、いつもと 違っていたような気がする。
『かーちゃん出てってから 30年ずーっと1人だけど、自分が悪かったんだからしょうがない』
『酒やめたって、良いことは ないけど、それでも 1人でも 幸せだって思うことは ありますよ』
メンバー(特に苦しい状態にある人)への 激励が、(いつも以上に)こもってた気がする。

会長さんは、苦味ばしった良い男。
(服装だけ見ると 派手で、ちょっと遊び人みたいだけど)

彼が1人なのは、女どもに 見る目がないからでは ない。
(彼が「今も、前の奥さんを愛してる」か「罪の意識が 強過ぎ」て、新しい女が 入る 隙がないかの、どちらか だと思う)

2011-10-27(Thu)

生きるために ⑮

(ドクターXに もの申す)
…以下、ほとんど引用

> 思春期の頃から、私は、数々の矛盾に気づき、自殺について 考えてきた。
> また、結局 人間は、やがて死んでしまうという 絶対的事実を知り、
> 死について 広く追求してきた。

> こうした問題を 考え続けたことにより、私は、これまで 自殺という選択肢を選んで、死亡してしまった可能性が(すくなくとも)50% は、あったと思う。

> その選択は、どちらでも良かった と思っている。
> もう1人の私が 自殺したからといって、間違っていたとか 可哀そうだったとか、そんな風には 決して思わない。

> 生きている方を 選択した私は 今、次のように考えている。
> 『死を考えたことにより、自分の人生を考える『きっかけ』を持ち、『何のために生きているのか?』、『自分の人生を何に使おうか?』を、『本気で』考えるようになった』

> 子どもの頃に(教育として)与えられた『倫理観』を、1度、全て 無に帰し、
> 全ての 根源的な『問い』の答えを、自分で考えるようになった。
> 倫理教育を、1から自分で 自分に 行うのである。(ある意味では)非常に 危険な行為かもしれない。

> こうして、私の自我が 形成されてきた ように思う。
> いずれにしても、『死』も『自殺』も、常に私とともにあり、忌み嫌うものではなく、
> 時に それを 選択する可能性もあり、
> だからこそ、今 この瞬間も『私は、間違いなく、自分で 生きることを選択している』

> 『どうして、今 私が生きている必要があるのか?』
> その理由を、刻一刻と、脳に刻みつけながら。

…ドクターXの 独擅場(どくせんじょう)。
…ご本人が、満足してるのだ。てんてこまいまいも 合掌し、
…「ようございましたね」と 申し上げることにする。
…ドクターXの 記した よろこびが、
…仮想空間(インターネットの海原)を、飛び魚のように 跳ねている。

> 私が 自殺したからといって、間違っていたとか、可哀そうとは 決して思わない。

「そうよね。らって、ドクターは、自分の命を【預かりもの】とは、思っていないもの」

…………以上で、反論を 終わる…………

今月の上旬〜中旬、
2人の人に(先月と合わせると3人に)、電話と手紙で 窮状を訴えたが、…
1人には、『お金がないから助けられない』と断わられた。
1人からは、3万円と叱責を頂戴して、終わりそう。
残る1人からは、反応 無し。
…笑うしかない。

先日(記録的な 強風の数日後)、母から 電話があった。

3月に、福祉関係者に振りまわされ、
個人情報に かかわる 資料を提出し(預金の通帳コピーなど、収支にかかわる あらゆる資料、課税証明(有料)も 取って来させられた)、クズ人間扱いされた挙げ句、
生活支援のお金を 借りられないことが 決まった際は、
『仕送りしてやる』、『1人食う分ぐらい まかせとけ』などと言いながら、
翌月から、暴言・恫喝が 始まった父とは「もう 話したくない」と、私は 母に言った。

弟のこと(アルコール依存症への対処)でも 喧嘩になり、
聞くだに おぞましい(事実でない)暴言を吐かれ、うんざりしている。
(自分を 襲った 男に、媚を売ってた、そう云う女だから、自分を バカにしている 弟を、しつこく心配する などと言った)

(誕生日には、親への感謝を 言葉や贈り物に してきたけど)
今年は、止めますと。
「電話もしません、感謝の気持ちは ありますが、もう何も できませんから」
そう言ったら、母は『分かった』と言った。
母は 少し、うれしそうだった。…
(母は、父から、私を遠ざけたい)

昨日、留守番電話に伝言があった。
『話があるので 電話ください』
母の声。嫌な予感がする。

「留守電 聞きました。何でしょう」
『誕生日のことで、お父さんに替わるから』
なんだと!

『誕生日は 何をしているのだ!』
「市の要請で、町づくりディスカッションと云うのに 出ます」
『うろんな政治活動か!』
「市が主催です。2日間で昼食つき」
『金は出るのか!』
「2日で 5千円くらい」
『そうか、日頃 世話になってるからな! たまには そう云うのに、協力しないとな』
「ええ」
『じゃあ、お前の 都合の良い時で、良いから』
「…はい」
『元気か?』
「お陰さまで」
『じゃあ、都合の良い時に 来れば良いから』
「…はい」

「話が違う」と、母に言ったら、
『そうだけど、お父さんが。やっぱり 会いたいって 言うから』
…この人は!

何故 父が、私を困窮させようとしているか、分からないのか?
(私と 同居したいから)

分からないのか?
昔は(自分の)姉と混同し、殴った娘を、
今は(自分の)母と混同し、甘えたいのだ 父は。

妻である【あなた】が、そんな男(夫)の弱さを、否定しつつ(見下しながら)、
『私だけが、この厄介な男を支えられる』と、決めつけてきたから、
【あなた】は 夫を 追い詰め、夫は 暴力に 訴え【続け】た。
【あなた】は 本当に、哀しいことをなさいますね。(狂ってます)
いつまで いけにえに する気ですか、私を?