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2017-02-09(Thu)

今だけ

50代で銀髪(薄毛)の人が、70代で黒髪に戻っている。
そんな写真が表紙を飾っている本に出会った。

最近、生え際が貧相になってきた自分には、見過ごせない。
でも パラパラめくってみたら、字が小さくて、
情報量が多過ぎて、くたびれた自分には難しそう。

そこで、その本は あきらめて、
著者の講演(ラジオ)を 聴き返すことにした。

現在はもう、時間切れで 聞けなくなったが、
節分の日くらいまでは、
らじるらじる(インターネットの ラジオの ホームページ)で、
昨年11月の 日曜日(午後9時頃)に 放送された
藤田紘一郎さんの お話(腸内フローラについて)を聴くことができた。

私は その講演録を、何度も何度も 聞いていた。
(お話が、ユーモラスで 面白かったから)

リーキー・ガット症候群などといった、腸の損傷についての お話は、
(ジョコビッチ選手などの スポーツ選手が、云々…)

自分にも 当てはまるような 気がしたものの、
自分は【オリンピックで活躍するような人とは 違う】から と、
ひとごとだ、…と思ってた。


小腸の粘膜は、
入り組んだ壁のようになっていて、

病原菌や 毒物や、大きなままの タンパク質は、
血液に入れないように、小腸が ガードする仕組みに なっているらしい。

だけど、小腸で 炎症が起きたり、
ヒビ割れ みたいなことが起きると、

本来 入れては いけない 異物が、腸壁を通過してしまい、
血の中に入り込み、
血管の中や 細胞の中で、トラブルを引き起こす らしい。

免疫システムの70%を担っている という腸に 異変が起きれば、
アトピー性皮膚炎などの 免疫にかかわる病気や、
心の病も 起きかねない と、

腸内細菌(腸の中だけに いるべき細菌)も、血液に入ってしまえば 有害で、
脳や心臓の 病気の原因にも なりかねない と、

その、小腸のバリア機能を、
品種改良された 美味しい 小麦の成分が、損なっているかもしれない と、
藤田さんは 話していた。


私の アレルギー性鼻炎も、心の病(いわゆる PTSD)も、生え際も?
もしかしたら、改善できる?
幾らかでも ましになる?

小麦(グルテン)断ち。
2週間が 目安だそうだが、

1日も 出来ない 気がした。
ゴール(2週間後)を考えたら、たちまち くじけそう。
…で、今だけ やろうと思った。

亀のように、足元だけを見て進もうと、
立春の日から 試みている。














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2017-01-31(Tue)

油断大敵

東日本大震災のあった年、ある信仰を持つ人から本を貰った。
その本の内容は、古くて、
『原爆投下は真珠湾攻撃の報復であるから、仕方ない』 とか、
『宣戦布告なしに攻撃をした日本が悪かった』 とか、…
私には、賛同できない言葉が多かった。

昭和天皇陛下による「開戦の詔勅」を、
平らな心で読めば、
当時の日本は、戦争に追い込まれた上で、宣戦布告をしたことがわかるし、

原爆の使用は、
人種差別の思想を持った人々が、
ソビエトに対する威嚇と、人体実験のために行なった。

その2点だけは、
たとえ生き神様の言葉とて、反論せずにいられない。

21世紀を生きている私たち(歴史に学ぼうとする者)は、
昭和の時代には隠されていたことを、
識ってしまっているのだから。

それでも、その本をくれた方が親切で、穏やかで魅力的だったから、
イベントに呼ばれると、2回に1度は足を運んだ。

知人に好意を持っていたから。
それに、救いも求めていたから。

でも去年、その教団のホームページの相談メールを利用したら、
困窮している人間に対する配慮が、著しく欠けてた。

有り難いはずの教団本部に、何度か お参りもした。
親切で美しい人々が、対応してくれたけど、
『教祖様にすがる気持ちが 最も大切』 とのことで、

神仏に自分の願いを訴えることを、良しとしない私には、
ご利益がなかった。

それでも、そこの入門書を合計3冊購入した。
そして、年末には御礼参りをさせて戴いた。
それが私の精一杯。

教団のネット担当の方々には、
命懸けで対応してくださいと、
本当に救いを求める人が、自傷他害に及ぶ前に、
救いの場所にたどり着けるように、旗を立ててください。
そう お願い申し上げた。
その用意が出来たら、連絡を下さいと。

信者でもないのに 3冊の本を買い、広報に これ務めた私には、
それくらいの提言する権利は あろうかと。

信者だけが 守られればいい…と 思っているかのような姿勢を、
外部の人間に見せるな、情けないから。

そのように、教祖様が心配しているのでは?
などと思うのは、私が傲慢だからでしょうか?














2016-12-10(Sat)

しますえ よしおさんの「枯葉」 朝吹タツヤさんの「サン スーシの女」

足が動いて、四谷の「蟻ん子」に行ける。
耳が聞こえて、歌とピアノの共演が聴ける。
目が見えて、しますえさんの絵画を見られる。

それだけで、この上なく幸運だというのに、
「リクエストがあれば」という言葉を耳にすれば、遠慮なく願い出てて、
『来年の舞台に出演する』という方の話を聞けば、うらやましいと言う。
そんな自分に呆れてしまう。

端正な美しい宝石のような、あの空間。
自分が そこに行けた縁の不思議さに、いまさらながら驚く。


シンプルな舞台に、
照明が美しく映えて、歌の世界を引き立てていた。

雄太さんのピアノは、
足の裏からも聴こうと、私は欲張っていた。
素人の悲しさで、その場では、きれい としか思わなかったけど、

心の栞を残そうと、
「蟻ん子」の記憶を キーボードで入力していて、泪が出たのは多分、

ピアノの響き も、
お土産に もらえたからだと思う。


朝吹さんのステージに、
最高にドラマチック! な 歌が 多かったのは、
幾つもの リクエストに 応えてのこと だったようで、

アンデルセン童話の 小夜啼鳥のように、
どこかの王様が 虜になって、ひとりじめしたくなるかも。

最強の歌姫(初音ミク)でも、決して敵わない。
それを、ときめき、と 言うのかもしれない。


しますえさんの「枯葉」を聴いて、あたたかいと感じたのは、
散りゆく恋でも、心に何かを残すからかな、などと思った。

映画(邦画)音楽のカバーは、
純然たる日本歌謡でありながら、粋で、

人に生まれたことは、
うれしくて、楽しいことだったと、思い出させてくれる 至宝。












2016-11-01(Tue)

無知は罪悪

平安名 純代(へいあんな すみよ)さんの書かれた
沖縄タイムス 平成28年10月31日の記事 に 出てくる言葉について…


チャルマーズ・ジョンソン:
Chalmers Ashby Johnson( チャルマーズ・アシュビー・ジョンソン)
1931年8月6日  アメリカ・アリゾナ州出身 の 国際政治学者
2010年11月20日 没(79歳)


同化政策:
植民地の先住民、または、国内の少数民族の
母語や、独特の文化、生活習慣などの 価値を認めず(棄てさせ)、
一方的に、自分たちの生活様式になじませ、一体化しようとする政策。


軍産複合体:
軍需産業を中心とした 企業と、軍隊、政治家、官僚などが一体となって、
戦争による利益を追求する組織。
人の生命や尊厳を、平然と踏みにじれる集団。


海兵隊:Marine Corps:
海軍内にある陸戦部隊、または、陸軍内にある水陸両用部隊。
アメリカの場合、
Marine は、敵地を征服(侵略)するために 最初に派遣される軍隊で、
海を越えて、上陸作戦を行うために存在するので、
隊員は、陸でも、海でも、空でも戦えるように 訓練する。











2016-10-30(Sun)

森を殺せば、人も健康でいられない

なぜ、沖縄の基地問題が、
人種差別に通じるこの国の病(もしくは、未熟さ)なのか、

武力ではなく、話し合いで、
問題を解決すると決めた 憲法を戴く国に住む者(大人)なら、
考え抜かないでどうする?

詩人が訪ねた やんばる