B 『毎日、カルシウム補給のために、牛乳を差し入れたら?』
B は、コメンテーターとして好感度が高い作家さんの声だった。
A は、リスナーからの軽い相談。
このラジオ番組は、聴取率調査で最近1位だったらしい。
私の好きな番組だし、好きな語り手さんだ。
(彼女の小説は読んだことないけど)
だけど、…
牛の乳は、ヒトのカルシウム補給剤にはならない。
牛乳に依存して、昔 倒れたことがある私だから言う。
不自然な物を、疑いなく常用することは危うい。
私は昔、自然食品店に勤めていた。そこで印象に残っているのは、
とても親切な人が、口癖のように、
『今夜は ●●●●のクリーム煮にしよう』と言ってたことだ。
(クリーム煮、多いな~)と思ってた。
その頃の私は、お店で売れ残った牛乳でチーズを作り、
それが売れることを 無邪気によろこんでいた。
桜沢 如一(George Ohsawa)氏の本を読んだり、
玄米菜食の料理教室に通いながら、まるで子どもだった。
(クリーム煮、多いな~)と思ってた奥さんは、
最初のお子さんが死産となった。
臨月を過ぎても、赤ちゃんが出て来なかったのだ。
ずっと後になって、
【牛乳を飲んでいると、会陰が硬くなる】と、ある本で読んだ。
真偽のほどは分からない。
分からないけど、…
自然食の八百屋で食材を買い、健康管理に気を配っていた人が何故、
出産で失敗したのかと考えるとき、
牛乳が無関係とは、私には思われないのだ。
会陰(えいん)を硬くするものなら、もしかして産道も硬直させるのでは?
(会陰裂傷や会陰切開が、日本のお産で頻繁に起きているのは 何故ですか?)
自分の奥さんの病気を改善しようとして、食べ方を考えるようになった小児科医、
真弓 定夫さんが、牛乳を飲むなと指導しているのは、 伊達や酔狂じゃないと思う。
内視鏡のベテランで、たくさんの生きた腸の映像を見てきた医師、
新谷 弘実さんが、牛乳を避けるように主張したのは、根拠のないことじゃないと思う。
ご自身の健康改善のために、海外で学んだ栄養科学者、
松田 麻美子さんが、牛乳を飲まないのも、体験に基づく確信があるからだと思う。
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