忍者ブログ

2009-12-22(Tue)

右手に絆創膏 左手に霜焼 (冬至)

20数年前、猿山で、飼育員さんに 背負われている猿を見た。

母猿に育児放棄された(忌み嫌われた)子猿が、…身体機能には異常が無いのに、大きくなっても、ひとりで動けず、飼育係に 背負われて 生活している話を、教育心理学の講義で 聞いていたので、「あの子なの?」と思ったりした。

実習が多い 短大(家政科)の、教職課程で学ぶことは、詰め込みで 広く浅く だった。

母親からの愛情(絶対的信頼)が、子猿の精神的基盤(足場)となる。その足場から、子猿は 未知なる世界へ、勇気を持って 踏み出すことができるのは 分かったが、…

そう云う 足場を、築き損なった子猿(私など)が、健やかに穏やかに生きる術を、獲得する方法については、机上では学べず、…
手探りで 今にいたる。
PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする