母猿に育児放棄された(忌み嫌われた)子猿が、…身体機能には異常が無いのに、大きくなっても、ひとりで動けず、飼育係に 背負われて 生活している話を、教育心理学の講義で 聞いていたので、「あの子なの?」と思ったりした。
実習が多い 短大(家政科)の、教職課程で学ぶことは、詰め込みで 広く浅く だった。
母親からの愛情(絶対的信頼)が、子猿の精神的基盤(足場)となる。その足場から、子猿は 未知なる世界へ、勇気を持って 踏み出すことができるのは 分かったが、…
そう云う 足場を、築き損なった子猿(私など)が、健やかに穏やかに生きる術を、獲得する方法については、机上では学べず、…
手探りで 今にいたる。
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