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2010-05-10(Mon)

安部浩之先生、今は こんなことしか 書けません

感謝に根付いてこそ開く運、5月8日に更新された、SAS総合研究会の記事。
もう痛い 痛い、野獣の頭は。

どんなに不本意な今だとしても、その今を足場としなければ、人は現実を生きられない。

今を肯定することは、自分の未熟さや欠点を、反省せずに開き直ることとは違う!

野獣は 学んできた。…
・ 感謝(肯定)を忘れた人が、寂しさを隠して、他者を責め、寂しい現実を 産み出してゆく、哀しみを。
・ 笑いを忘れることが、人を弱らせることを。
・ 掃除(後始末)をいい加減に済ます人の 無責任さ(矛盾)は、誰かが いつか 処理しなければ、弱いところに のしかかることを。
・ 知識を集め、努力し、力や 知恵を得ても、謙虚さを学ばなければ、優しくなければ、人の行いは、限りなく 醜くなってゆくことを。

だから、…
醜悪なことをされても『醜さ と云うものを、教えてくれて ありがとう』と思ってみたりした。

始業 数時間前に、出勤し(掃除が趣味なんです と云う顔で、働けることを よろこびつつ、同僚の心を 傷つけることなく)、お客さんの笑顔が 増えるように、工夫してみたこともある。

だけど、息切れしてしまう。長続きしない。

殴られながら、怒鳴られながら、…感謝しろ、感謝しろと 言われて育った私は、…心の底からする感謝と、義務として無理やりする感謝を、使い分けている。

義務として無理にする感謝も、ときには必要と思うが、…私の場合は、度を越している。
やればやるほど、感情と思考が 喧嘩して、離れてゆく。
怒りや 寂しさが 募ってゆく。

「もし貴女に、自分を笑う強さと、相手の立場・心情を思う バランス感覚がなければ、貴女は 狂気の世界に引きこもり、私とは 閉鎖病棟で お会いしていたでしょうね」
臨床心理士さんは、そう言った。

「今を肯定して、そして、…」
そう願って生きてきたことが、多少は 実になっているのだろうか?

偽りの感謝や 笑顔を説く人は(テレビに出ていようと、有名タレントが支持していようと)、師と呼ぶに値しない。
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2010-04-24(Sat)

専門家の目

ハーブ(治療用)の選択について、心理士の先生に相談したら、

・ 大甘菜(おおあまな、スター オブ ベツレヘム) 心的外傷に働きかけるハーブ
・ 西洋栃の木(せいようとちのき、スイート チェストナット) 葛藤に作用するハーブ

…が、何かを動かすのではないか、

経済的に 3種類が限度ならば、

絶望に効く【西洋栗】は外さずに、
「山林檎」と「西洋赤松」を外す、…と云う アドバイスを戴いた。

汚れちまって、凍えて固まった 心と身体は、
清めの山林檎と 恩赦の西洋赤松を、渇望する。…けど、

自分の中に、汚す人と 裁く人がいて、
『恥』と『罪の意識』を、際限なく 作り出していることは、…認めざるを えない。

2010-04-06(Tue)

感謝

京都西川の 敷き布団パッド。(中国製)
K子さんから もらったもの。(お下がり)
これのお陰で 冬が越せた。

つめきの:ポリエステル100% 0.4kg ヤキコ系で クリーニングするように…と、印刷されている。

つめきの とは、詰め物(中綿)のことで、
ヤキコとは、セキユ(石油)の ことだろう。…

何処の国で 作られたか 分からない、オイルヒーター( MANNHEIM )にも 助けられた。

「AUS・EIN」と印刷されたスイッチは 壊れてしまった。
  …固まってしまい、動かない。原因不明。

多分 私と同じ頃に、誕生したもの。

電源コードが、タイツをはいている。
   …ビニールではなく、細かく編まれた 布のような物で、覆われている。

コンセントの 抜き差しが、スイッチの代わりに使えて よかった。
電気代は 大変なことに なったけど、
空気を汚さず(換気 要らずで)、よく働いてくれました。

これも 戴き物。

人の情けで、私は生きている。

2010-03-15(Mon)

講演が何かも知らないで

何を間違えたか 昨日(日曜日)、
「アジアの都市形成」と云う 考古学の講演会に行った。
(円形劇場みたいな 教室の隅で、借りてきた猫に なっていた)

墓参(遠方)や、
ご祈祷や(…古代蓮が咲く神社に 尋ねたら、伍千円 用意して下さい とのことだった)、
苗木(…謎の落葉樹 2年くらい前、軒下に 芽吹いたもの)を 預かってくれる約束の、山に行くことや、
知人が勧める スポーツ・ジムに 行くことや、
漬かれる海に 行くことや、
映画・舞台の鑑賞、
唄う・踊る などは、
私の経済状況では 無理だった。
心理療法を 継続できる あてもなく、…
腐りかけていた…1月末に、チラシをもらった。
「無料? 研究発表? 内容は 分かるまい。でも、好きな仕事をしている 幸せな人が 話すのを、見てみたい」と 思った。

歴史に 興味は あれど、基礎知識がない。…
専門家の話を 聞くのは、辛いのでは?
高いびきで 眠ってしまうかも?
…などの 不安があった。

実際、猛烈な眠気に 襲われた瞬間も あったけど、
目から 鱗が 2枚くらい落ちたので、行けて よかった。
(寝不足の 素人の記憶だから、勘違いした 恐れもあるけど)

(Ⅰ) 古代、自給自足が できた、東の地【アジア】では、
血縁が、集落の 構成の単位で、
個人が 物を所有する と云う意識は、稀薄だったらしい。

家長制度や 先祖祭りがあり、多くの人は 自己主張など しなくて済んでいた?

政治家(王族)が、目立つ集落の 無かった場所に、
管理機構(都)を、作ったのだ と云う。
お上の意志で 作られた 都だから、【都城】と云うらしい。

王の城を、壁で囲い(四角く)、
その前や 左右に、役人や 王族の 住まいを構え、
その外側に、一般人の住まいを 配置したと云う。

政治の拠点が 別の地域に、移動すると、
その場所は、田園に 還ったそうだ。

(Ⅱ) 一方 厳しい自然環境で、生活必需品を 他の地域から、分けてもらう 必要があった 古代のヨーロッパ【西域】では、
まつりごと(政治)の中心より 先に、商業の拠点(市場)が できたと云う。

それが 発展して、【都市】ができた?

中心に王族、そのまわりに 役人が住み、
その周囲に 一般人が住むと云う、同心円状の 住み分けが なされ、
都市全体を 囲む壁が、築かれた。

都市には【広場】があり、人々は、未来などを、語りあった らしい。
市民(個人)の 意思が、都市の将来を 左右したと云う。

政治の中心が、別の場所に 移っても、
商工業の 拠点としては、機能し 続けた と云う。

(Ⅲ)「昔、カンボジアには【なんとか〜バルマン】と云う王が 多数いた。バルマンとは、サンスクリット語で、盾の意味」と言われ、何を守る盾か 知らないけど、…うれしくなった。

権力者(王)たるもの 民草を守るべし、などと、
底辺の人間(私)が 考えても、何の得るところもなく、自分が嫌になる ばかりだった。
でも【盾】と云う名の 王が、昔 たくさん いたのなら、…
私は 少し、救われる気分。

※ お上が つくった 都に、慣れ親しんだ 人々の DNAは、
『市民が 盾になり、王が 逃げる』ゲーム(将棋)に、違和感がない?
(私は 駄目です。違和感を、覚えまくり)

2010-03-14(Sun)

青いチューリップ、青い魚、青いカバ

博物館に行った。

割引きで、入場料が 定価の8分の1だったから 行かれた。
うれしい。

ロゼッタ・ストーン(複製)や、ミイラの木棺蓋は 素通りして 私は、
青いカバ像と、
鳥のミイラと、
目が笑っているような 魚の絵皿と、
チューリップや ヒヤシンスが、舞い踊るような デザインの、大皿を探した。

最初に、鳥(トキ?)のミイラを 見つけた。
人に馴れて、愛し 愛された 鳥だったことが、伝わってくるよう。…

笑っているような 青い魚や、チューリップ、カバ(蓮の花や 鳥が描かれた 豊穣の御守り?)にも 会えた。
昔の人(エジプトや、トルコの人々)の思いが 残っているような、…
生まれてきたことを、よろこんでいるような 遺物たち。
ただ 凄い、と思う。

香料のサンプルが、5種類くらいあった。
龍涎香(りゅうぜんこう)と云う、黒い粉には、
マッコウクジラの 腸の結石 と云う、説明書きがあった。
(クジラの お香があるとは、…知らなかった)