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2011-04-01(Fri)

ルサンチマンに 粉雪のような花粒を

ハナイバナは、葉や 茎や 種に 産毛のある草で、ペンペン草のように 上へ上へと 伸びたりは しない。
葉の元に そっと咲く花(2〜3mm)は、忘れな草に 少し似ている。

個体の先端が、渦巻き状に ならないところが、忘れな草や、キュウリ草と、違う。
ほどけてる感じの草。

花は、5つの花びらが あるように見える 冠状(?)で、白っぽい。
つぼみのときから、淡い桜色に 見えたり、淡い水色に 見えたり、藤色に 見えたりもする。

その花は、咲いたまま 散っていたりする。
散った花は、言葉を発しているように見える。

「ほ」とか「フ」とか「あ」とか。
そんな気が するだけだけど。…

咲いたまま、ほころんだ笑顔のまま? 落ちた花を 拾って、水に浮かべたら、
しばらく 美しかった。

ハナイバナの ガクは、5つに割れた星型。
その中心に、4個の種がつく。サイコロの 四の目のように、整然と。
五角の器に、四個の宝珠が おさまっている様子が、私には 不思議に見えてしょうがない。

◆ 私の膝には、三角の傷痕がある。
11歳〜12歳の頃、砂利道で転んで、大人が手当てしてくれたのだけど、いつまでも 痛かった。

しつこく痛がる子どもに、親も 担任の先生も 冷淡だった。

数日後、絆創膏を はがして 傷口を見たら、小さな四角い(サイコロみたいな)石が、そこに はまってた。

子どもは ピンセットを 探して来て、(先端が 太い ピンセットで、やりにくかった)膝に 埋まってた石を、自分で掘り出して 捨てた。
傷口から、溜め息がしたようだった。

傷は じきに 治ったけど、
心に 埋め込まれた石は、なかなか取れなかった。

(私は 大切にされるに値しない存在なのだ)と、思い込んだ 理由の ひとつが、あの怪我の 処置だった気がする。

よるべない子どもの心を、闇に向かわせてまでして、大人たちが 求めてた(守っていた)のは、何だったの?

◆ 私にとって、特に恐ろしかったのは、殴られたり、蹴られたり、怒鳴られたり、罵倒されたり、無視されたり、物凄く濃い塩水を飲まされたりする(具体的な暴力の的に なること)よりも、
周囲の大人が つぶやく言葉に、嫉妬や 怨嗟(えんさ)を 感じることだった。

殴られる、蹴られる、怒鳴られる、罵倒される、…どれも じゅうぶん苦痛だけど、
それが日常で、逃げる所が なければ、動物はいつか、そこに馴染んでしまう。

無視されるのは 特に こたえたけど、それも、心を捨てれば(人であることを あきらめれば)、我慢できた。

だけど、麻痺しない感覚もあった。
『誰が死んだって? 仕事中? …じゃない? 遊びに行ってた? じゃあ、可哀想じゃないね』とか、
『仕事中に 事故で死んだなら 気の毒だけど、遊びに行ってて死んだなら 気の毒じゃない』などと言う 大人の言葉を、繰り返し 耳にするのが、私には 誤魔化しようがなく 恐ろしかった。

そう云うことを 言う 大人に、悪意は ないようだった。
だから、よけい怖かった。

馬車馬のように 働かざるを得ない 己の末路を、仕事中に 亡くなった人に 重ねて、
仕事中に 死んだ人には、深く同情し、…その反動か、
まとまった休みが取れて、観光・遊園地・冒険旅行に行ってた人には、同情より、嫉妬が 先に来てしまうようだった。

『娯楽に興じていたのだろ、よろこびの最中に 死ねるなんて、むしろ うらやましい』と 思っていたのかもしれない。

それは、しあわせな人への 呪いのように、私は感じた。
人が 趣味や 旅行で 楽しみながら、リフレッシュしてるのを、
死んで当然の 贅沢みたいに言ってたら、
いつか、自分たちに余裕ができて、孫なんかと遊んでいるときに、
過去の自分の呪いで 死んじゃったりしない?
(それを怖れて、要領のいい私の兄弟たちも、子どもを産ませなかった?)

◆ 人であることを、あきらめても、救われなかった。

御寺ネットでは、亀のような 心境だった。
浦島太郎の いない浜辺で、延々と 子どもたちに 虐められる亀。…

『てんてこまいまいには、複数の人が相手してるから 充分でしょう』などと、論じてた人も いたけど、
【手負いの獣の神経を 逆撫でせず】かつ【継続して】書き込みしてくれてたのは、2人だけだった。
お2人は 悩める人で、現実社会で 忙しい方らしく、
書き込みは、2日〜半月に1度 程度。
ありがたいことで、恩義を感じたが、そうして励まされた日より、
挙げ足を取る輩、正義を振りかざし 心をえぐるような言葉を 書く輩、心ない荒らしなどに、苦しめられる日の方が 多かった。

そんな人の気も 知らないで、表面的に 私のスレッドを見て、
こいつの相手は 間に合ってるとか、もっと苦しめば 謙虚になる筈だとか 言い放った人は、おめでたい。
悩める者に、更なる苦しみを与えて 悦に入るような人は、
弱者の心を 闇に落とし、嫉妬の化け物や、殺人鬼を 間接的に養成してるのに、その自覚がない。
まったく無関心な人より、半端に かかわる(無駄な期待を抱かせたり、裁く)人の方が、始末が悪い。

(私のことを)陰ながら、祈って下さっていた方々が いたのは、後で知った。
感謝しないと、バチが当たると思ってる。ありがとう。

現実で 会えたら、龍宮城に お連れしましょう。
海神の ご馳走や 飲み物を、口にされると、現実に戻れなくなりますので、…
そう云う物が 用意される前に、元の浜辺に、お帰りいただく約束で。
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2011-03-29(Tue)

25日の金曜日

『●●●市社会福祉協議会の、Aでございます』
「私、てんてこ舞々と申します。住宅手当ての申請をしてて、今週 早々に 結果が出ると 担当のBさんに言われて、ご連絡いただけるとのことで、ずっと待っていたのですが、家の電話(留守電)にも、PHSにも 連絡がなくて、… どうなったのでしょう?」
『Bですか?』
「Bさんです」
『お待ち下さい』

『お待たせしました、担当のCです』
「え?」
『面接 何時(いつ)にしますか』
「は?」
『月2回の 面接が 必要ですから』
「わわわ私は、申請が通るか否かの 連絡を待ってて、連絡がないので 電話をしたのです。通ったのですか?」
『ああ、決定してますよ』
「・・・いただけるのですね」
『ええ』
(思わず)「ああ 助かります、ありがとうございます」
「担当の方は、Bさんだったはずですが、替わられたのですか」
『ええ 私です。それで、面接の予定ですけど』
「すみません、今日は、職安の カウンセリングを 予約してて、もう出ないと 間に合わないのです。今日は 確認のために電話したので、面接の件は 後日・・・」(半泣き)
(聞いてない)『早く面接の日時を 決めたいんですよ。いつ来られます?』
「あの・・・」
『私、月曜日 休みなんです。火曜日 来られますか?』
(以下 省略)

心身ともに くたびれてたので(心は 罪悪感に さいなまれ、身の膀胱炎は 慢性化して痛い)、些細なことが こたえる。
ただでさえ、怒りが吹き上がって(平等に扱われないような処に 生まれて来やがってと)、諸悪の根元である自分を、眠らせまいとする。

そこに、社協での 恐怖体験が 追加された。
『軽蔑の まなこで 私を見下ろす B青年の顔』が、大きく 目に 焼きついてしまい、怒りと 自傷が 進行した。

(こんな程度で、精神が 制御不能になるのかい? 莫迦な! 子どもかよ)
理性は 否定しようとしたけど、感覚と感情の 暴走が、止まらなかった。

自分が いかに 無能で 駄目な(死んだ方がいい)奴か、証明しようとする狂気に、拍車が かかってしまった。

だから、Bさんと話すのは、恐怖だった。
それでも、たとえ 申請が 通らなくても、お礼は 言いたいと 思ってた。人として。
(Cさんに、ことづけを 頼んだ)

このゲーム(相手が どう出ようと、己の言動に 責任をもち、思い遣りのない言葉は 吐かない遊戯)は、私の勝ちね。

2011-03-28(Mon)

空まわりの怒り

★ なめんじゃねーと思ったこと その1

3月22日の 午前9時に、
粉ミルクで 乳児を育ててる人には、聞き捨てならない データが 検出されたのに、
一般人が そのことを(ニュースで)知り得たのは、24時間以上経過した 翌日の午後だった。

★ なめんじゃねーと思ったこと その2

24時間以上 過ぎて、こわいニュースを発表するからには、
(水と云えば「水道水」か「ペットボトル入り ミネラルウォーター」しか 知らないかもしれない育児中の人が、あわてふためく可能性が 高い情報を、遅れて出すからには、
「備蓄している水があります」とか「給水車で安心な水を 供給します」と云ったことも、同時に言わないと、危機管理にならない(騒乱を招きかねない)だろうに、

【乳児のいる家庭に、水(550ミリリットル入り ペットボトル3本)を 提供します】と云う 報道があったのは、更に 数時間後だった。

★ なめんじゃねーと思ったこと その3

【業界に対しては、ペットボトルの増産を要請します】と、水道局や産業労働局は、おっしゃってるらしい。

「ミネラルウォーターで溶ける 粉ミルク」とか、
「そのまま 飲ませられる 災害時の 乳児用ドリンク」とかも、用意しておく必要が ありはしませんか?

2011-03-25(Fri)

光りあれ

Kay(ケイ)さんの ブログ「ITスペシャリストが語る芸術」の 3月24日の記事で、腑に落ちた。

ずっと不思議だった。
昔、「青年の樹」を作詞した人が、何故 暴言を吐くのか?

(ケイさんの言葉を、私は 部分的にしか理解できないけど、引用させて戴く)

【技術的、理論的なことを知らなくても、人間の感覚は 読心術のような働きをする】
【それは、多くの人と 深く関わるほど、磨かれる可能性が高い】

【下手な役者の演技は 嘘っぽく感じるが】
【名優となると 文字通り 視聴者を騙す】

【政治家や経済の大物は、必ずしも名優ではない】
【冷静に見れば、彼らが 嘘を言っていると 感じるかもしれない】
【彼らの多くが、特に緊急事態では、本当のような 嘘を言う】
【自分の意志で、嘘を言っているのでは ない】
【脅されて 嘘を言っている場合もあるし】
【何らかの事情で、善意を隠して 本当ではないことを 言う場合もある】

【都知事などは、善意で やむなく 嘘を言うことが 多い人かもしれない】
【善意はあっても、あまり 本当のことを 言えないのだろう】
【オリンピック招致は、はじめから 負けると分かっていた】
【しかし、東京が立候補しなければ、リオ・デ・ジャネイロではなく】
【別の あるところに なることが 決まっていた】
【それは まずいことだった】

【新東京銀行にしても、あそこに金をつぎ込まないと】
【それ以上の金が、別の あるところに流れていた】
【それは 日本にとって 困ることだった】

【プロ野球に関しても、世論に逆らって 強硬に 早期開幕や ナイター実施を 主張する者は】
【善意は ないかもしれないが、自分の考えで 言っているのでもない】
【半ば 脅されて言っていると 見るべきだ】

【今回の 原子力発電所事故や、少し前の 日本の金星探査衛星のことでも】
【関係者は 善意で 本当ではないことも 言っているかもしれない】

【大切なことは、人の言動を あまり 悪意に とらないことだ】
【悪意にとると、本当のことが 見えてこない】
【何でも悪意にとる者ほど 騙されやすい】
【批判癖がついた者は、残念ながら 正しい判断はできない】

【我々は、幼い頃から、人の言動を 悪意にとるよう 習慣づけられている】
【神にさえ 悪意を感じる者も多い】
【だが、神に悪意がないように、人の場合も、ほとんど悪意はない】
【悪意にとった場合にだけ、本当に悪意になる】
【そして、人の言動を 悪意にさせない人間が 本当の大物であり】
【この世の光である】

2011-03-24(Thu)

元気いっぱい(PHSでは 見られない動画)

http://www.youtube.com/watch?v=W_rH3WEJh6c&NR=1