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2014-08-13(Wed)

腱鞘炎、睡眠不足、気が遠くなる夏の日

週末(金曜と土曜)の夜は、
コールセンターで、働いている。

それ以外の曜日は、
警備の仕事に就いている。

6月上旬から7月中旬までは、
休みの日が なかった。

「月に2日くらいは、休める日が欲しい」と、 警備の上司に相談し、
1ヵ月半ぶりに、
休み(24時間以上、職場から 離れられる日)を もらうことになった、

先週は、
その 2週間に1度の 休みがある予定だったが、
変更になった。

隊員の1人が 妊娠したので、
【妊婦さんに、夜勤や X線操作は させたくない】と云う、
上司・先輩・私も含めた 隊員の総意により、
少ない人数で、穴埋めすることになった。
 
私は、
日曜~金曜の朝まで、
警備(夜勤)が 5日連続になった。
 
金曜~土曜の夜は、
コールセンターへ行ったが、…
 
眠くて もう、
何を遣っているのか、
怪しい状態だった。

その後の、
日曜~火曜の朝までは、
警備の夜勤(2夜連続)だった。

X線操作機のタッチパネルが、反応しにくくなっており、
人が通るたび、スイッチを 入れたり 切ったりするのに、
指に 力を込めねば ならなかった。

しっかりと ボタンを押したり、
押し直しているうちに、
右手の筋が 痛くなってしまった。
…帰宅後、湿布薬(2003年まで 使える。と書いてあった 貰い物)を貼った。
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2014-08-12(Tue)

安全配慮義務?

 
先日 パート先で、
焼きトウモロコシを戴いた。

夏祭りに参加した パートの先輩から、
参加できないパートへの 差し入れ。
(翌日、お昼に戴いた)

コールセンターで働いて 4度目の夏。
お祭りの夜は、いつも仕事だった。
(5時半で退社する社員さんは、
仕事の帰りに行けるけど、
正社員のほとんどが帰った後に働く パートタイマーは、
お祭りには 参加できない。
休暇を申請しない限り)

暮らし自体が スリル満点だった私は、
(ずっと余裕がなかった)
日々、ハラハラ・ドキドキ。

予約して チケット代を払ってまで、
お祭りに参加する必要は なかった。

でも、差し入れなど戴くと、
イベントには 興味がない私でも、うれしい。


◆ その日は 警備の夜勤明け(5夜連続)で、
10時半頃に帰宅。
19時から(23時まで)、コールセンターの仕事だった。
睡眠不足で 脳が沸騰している感じだった。

パートの出勤時、遅刻寸前で、
お祭りの人波を かき分け、
小走りで急がねばならなかったが、

次元の違う世界が、干渉しあうことが ないように、
重い荷物(水筒など)を抱えながら、
無事に通り抜けられた。


◆ 夜勤も3日以上続くと、意識が朦朧としてくる。
コールセンターの夜勤(拘束8時間、仮眠1時間)を 半年勤めたときは、
白髪が増えたけど、

警備の夜勤(拘束16時間弱、仮眠休憩4時間)は、
孤独で、
自由にトイレに行けない制限つきで、
あらかじめ 飲み物を用事しておかないと、ノドが辛くなる。

その緊張感、疲れ方は、…
コールセンターが 天国に思えるほど。

『人の出入りが少ないから、夜は楽』
先輩は、そう言うけど、

深夜に 目を醒まし、
制服を着て かしこまっているだけでも、
…私には、楽じゃない。

数時間かかる パソコン操作も、
(日報・週報を記入したり、
各ゲートを出入りした人数を 所属会社・作業内容ごとに 分類し、
膨大な表に打ち込んだりすることも)
…私には、楽じゃない。

警備従事者には、突然死・孤独死が多いと聞き、
(私に ふさわしい?)と、思ったりしたが、
…そんな状態、放置しているのは まずかろう?

睡眠時間が 充分に とれないことについて、
上司に相談したら、
『労働基準監督署から、褒められた現場です』と 言われた。

労働局に電話したら、
『安全配慮義務を果たしていない様子』
『労働基準監督署に 相談すべき』と 言われたが、
…そんな所に行く余裕、ありません。


◆ メンタルヘルス・マネジメントの教科書には、
睡眠不足のリスクについて、こんなふうに書かれている。

【睡眠が健康な間は メンタルヘルスに 深刻な問題は 生じない、といっても 過言ではありません】
【しかし、現実には 睡眠より業務が優先され】
【不眠不休が 甚大な事故やミスの原因に しばしば なっています】
 ( スリーマイル島 原発事故など )
 
【実際、4時間睡眠を 1週間 続けると】
【ホルモン・血糖値に異常が生じ】

【4~6時間睡眠を 2週間 継続すると】
【記憶力・認知能力・問題処理能力などの 高次精神機能は、】
【2日間 眠っていない人と 同レベルにまで 低下することが 指摘されています】

【つまり、睡眠を削って 頑張り続けることは】
【健康に悪いだけでなく】

【集中力・判断力低下の結果 生じた】
【パフォーマンスの低下を 補うために】
【時間外勤務が増え】
【さらに睡眠が減る、という悪循環を招き】
【非効率的で ハイリスクなのです】

【何時間 眠ったらよいかは】
【体質的にも、short sleeper、long sleeper などの 差異が認められますが】

【2日単位で考えて】
【12~16時間が 一般的には 必要と考えてよいでしょう。】

…私の睡眠時間は、最近、
…2日単位で考えて、5~9時間くらいだった。


◆ 昼間 3~4人で待機する 広いフロアに、
深夜から 早朝までは、1人。

人が出入りするときに、
カードを貸したり、
X線を使い 手荷物検査や、身体検査(金属探知)、場合によっては写真も撮影する。

仮眠で、ギリギリまで 眠ってしまった晩は、
配置に戻る前に、トイレに寄れなかった。

3時間弱、1人になる覚悟はしていたが、
仮眠前(深夜10時)に 水を飲んでいて、
配置についた2時半には、既に トイレに行きたかった。

4時40分まで 我慢したが、
(膀胱炎になるリスク)を思い出し、
監視室に連絡した。
「トイレに行きたいので、配置を抜けたく、カメラにて監視願います」

監視室も、深夜は1人~2人体制になる。
警報が鳴ったら、誰かが現場に駆けつけねばならない。
…仮眠中の人が、叩き起こされるかもしれない。
そんな 申し訳なさを伴って、トイレに行った。

自由が好きな自分には、
楽な仕事では 決してない。

気絶しそうなほど 真面目に働いても、
この現場で、私の給料が 20万円に届くことはない。
24時間勤務(拘束時間25時間弱になる)を、拒否しているからだ。


◆ 先日来た新人さん(男子)は、1ヵ月もたなかった。
先輩の1人は、適性がないと見なされ、配置を外された。

女子は9月に、1人が おめでたで辞める。
その2~3ヵ月前には、増員しておく必要があったはずだが、
応募がなかったそうで、
(命を削るような仕事、したがる人は多くないだろう)
新人が来るのは、9月とか。

それも『来る来る詐偽』かもしれないと、
先輩が呟いていた。


◆ 22時~2時まで 仮眠できるときもある。
0時に 床の中に居られるなんて、何十年ぶり?
日付が変わる頃、寝床に居られるなんて。

それは、心底 ありがたく思う。
(仮眠室が 更衣室を兼ねており、…
目覚まし時計より 30分も早く、
清掃業者の方の声で、
起こされてしまうときがあっても)

2014-07-07(Mon)

誰か教えてくれまいか?

時給で働く非正規社員。

日勤8千円(拘束時間 約9時間半)
夜勤1万円(拘束時間 約15時間半)

当直1万7千円(拘束時間 約24時間半)

「拘束時間が長く、
 24時間中の 睡眠時間が、4時間だけという、

 日勤の後に、3~8時間の残業をするにも等しい、
 身体に負荷のかかる当直の賃金が、

 日勤+夜勤 よりも、安いのは何故ですか?」
 
私の問いに、直属の上司(親切な方)は、
『そういう契約になっているから。
 1人1日その金額で、債務を請け負っているから』と答えて下さった。

先輩(親切な方)は、
『分からない』と答えて下さった。

部隊長(1番偉い人)は、
『改革中だから』と答えて下さった。

…私は、貝になっている(もう口にはしない)が、
…納得はしていない。

『慣れてくれば、当直の方が楽。
 夜勤明けに、日勤をするよりも。
 あなたも、きっと出来るようになる』

…冗談じゃない。
…夜勤(週3回くらい)だけでも、身体がこわばってる。
…嫌だと、悲鳴を上げているのだ。

家賃とか光熱費とか税金とか、そう云うのを賄うため。
+ 金銭がないと、食べ物を手にできず、飢えて悲しい。

それだけのために、
いっそ死にたいくらい疲れている私が、
馬車馬のように、夜中も駆けずりまわっている。

何の冗談ですか?
漫画ですか?

私が 夜勤明けで帰るとき(9時20分頃)、
出入り口ですれ違う ホワイトワーカーさんがいる。

その人が、帰宅のために退館するとき(18時半~20時くらい)、
夜勤の私が、手荷物検査をしていることが頻繁にある。

拘束時間は、私の方が長いけど、
私の方が、給料は少ないと思う。(半分くらいじゃないかな?)

せめて睡眠だけは、
まともに取りたいものだ。

今朝(未明)は、怖ろしいことがあった。

早く仮眠に行きたかった先輩が、
自動検知機が作動し始めているのに、
(出し忘れていたカードキーを、手荷物検査機の方に置こうとして)
検知機の中から、飛び出して来たのだ。

探査棒(拘束で回転する 大きな鉄柱みたいなやつ)に、
頭でも打ちつけたら、大怪我してしまう!

皆さん(上司、先輩とも)親切だけど、
皆さんが睡眠不足で、
ヒヤリ・ハットが、見逃されている気がしてならない。

労働災害と無縁でいられるように、
われらに(仮眠だけじゃなく)睡眠を。

2014-06-10(Tue)

時給で働く 非正規社員

新しい仕事に就いたら もう、
職場のことは ブログに書きたくなかった。

実名で 堂々と書けるような、
晴れ晴れとした、気持ちの良いブログにしたかった。
…でも、どうやらまだ無理らしい。

私に与えられた仕事は、
テロを防止する人に、少し似ている。

入場者と退場者の、
手荷物検査と身体検査を手伝う。

9時前に、オフィスに向かう レディを お迎えし、
17時過ぎに、退社する レディを送り出す。

昨日は たまたま 私が、
あるレディの、出社と退社に 立ち会った。

帰りがけに、彼女は、
不思議そうな顔で、私を見た。

彼女に 好意を持っている私だ。
夕方、彼女に会ったら、
寝不足だろうが、空腹だろうが、
誠意を尽し、純粋な気持ちで、
「お疲れさまでした」と言おうと、自分に言い聞かせていた。

…同じ人間なのに、どうして自分は、
…彼女より早く現場に出て、
…彼女より遅くまで現場にいなきゃならないのかな?
…とか、そんなことは考えるなよ。
…そう、自分に言い聞かせていた。

でも、
隠し切れなかったのかもしれない。
疲れや、理不尽さに対する遣りきれなさが。

同じ人間であっても、
頭脳労働者は、効率よく、短時間 働けば良くて、
肉体労働者は、長時間 働くのが当然?
そんなことは ないはず。

2014-05-30(Fri)

仕事

5月上旬から某企業と契約し、仕事をしている。

本当は、心身を休めたかった。
でも、金も頼れる人もないから、それができなかった。

生活保護の申請は、
立派な病名のついた診断書がないと、難しい。
以前、社会のゴミのような扱いをされ、
(こんな目に遭うのだったら、餓死したほうがまし)と思ったものだ。

反貧困NPOに相談に行く気力もなかった。
最寄り駅の近くで面接会があり、
本来なら、適格者じゃないけど、
(借金抱えてるし、精神的に疲弊してるし)
何故か、パスしてしまった。
(人手不足だからだと、後で知った)
(24時間拘束され、5時間以下の睡眠時間しかとれない現場であればね)