子ども向けの啓発本を読んでいたとき(20年くらい前)に、…
『正しいと思うことについて、家族を説得できないような人は、何をやっても駄目でしょうから、生きている甲斐のない、死んだ方がいい人です』と云う文章に出くわした。
ジョージ オーサワ(本名 桜沢如一 さくらざわ ゆきかず)氏の本だった。
(抗生物質が効かない ひどい膀胱炎が)彼の弟子の料理で、完治した(出血が止まり 痛みも治まった)ことが、私にはある。
だから 恩義を感じたし、その系統の料理も学んだ。…
1つの文に こだわって、彼を 死神のように感じる私は、…冴えない奴だと思う。
しかしながら、言わせて戴く。
「子どもや 心の弱った人に、…毒気の多い言葉を 食べさせるのは、暴力・破壊行為ですよ、人間と云うものの存在を、危うくしますよ」
明るく 優しく 甘い言葉に終始するのも、…嘘っぽい 気がするけど。
【良いと思ったことを やり抜く】
【説明や実績を 重ねて、理解や協力を 得る】
…あらまほしき 成人の姿ですね。
(根なし草には 雲をつかむような話ですが)
何よりも自分が大事な人間が、自分と同じか それ以上に大切な存在を得て、よろこんだり 悲しんだりするのが 家族かな?
(データ不足で よく分からない)
産み 育て 食わせ、いざとなったら、子どもを売りに出したり、殺す。…そんなのは 生物の道理に反してる、動物の家族とは 云えないのじゃない? と言いたくなるけど、自分の親が そうだった場合、現実は 認めなきゃならない。逃げるにしろ 受け入れるにしろ。
私は 命を拾ったけど、…
『あっさり死ぬべきだったのでは?』と云う思いから 逃れられない。
自分を肯定することや、子どもが欲しいと思うことは、…
身に備わる 出来の悪い遺伝子や、…暴力的・独善的・破壊的・否定的な 生き物(わざわい)を、再生産するような おそろしさを 感じることでもあった。…
分かっている。…
私が 自分に対して 考えていることは、…ジョージ オーサワの暴論と 大差がない。(私こそが死神)
また、情けないことを 書いてしまった。…
海のような 広い心で 許されたい。…