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2015-09-16(Wed)

暴力をふるう家族(恋人)や、ストーカーから 「逃げている人」 に、伝えて


日本では現在、国民の情報を管理するのに、
12桁の番号を使うシステムが、作られつつあるのでした。

この12桁で、国民のデータを 管理するシステムは、
マイナンバー制度と名付けられ、平成27年10月5日 から 動き出すそうです。

10月5日 から 「通知カード」 の 配達が始まるそうですが、
実は 8月24日 から、ある登録の申請が 開始されていたのです。
この申請の 受付期間は、わずか1ヵ月間 です。

第1段階 【申請】 9月25日 まで、家を離れて暮らしている人(※)が対象。
第2段階 【通知カード】 が(住民票に 名前が載ってる人の)家に 送られてくる。
第3段階 【申請】 身分証明書として使いたい人が、個人番号カードを申し込む。
第4段階 【運用開始】 来年(平成28年)1月1日

暴力をふるう家族(恋人)や、ストーカーから「逃げている人」 に、伝えて下さい。
つきまといや 虐待から逃れるために、住民票のある家に 住めずにいるならば、

住民票の住所に、「自分の番号が載ったカード」 が 送られてしまったら、
虐待する家族や、ストーカーに、個人情報が 伝わりかねない。
その情報から、居場所(避難先)を つきとめられてしまう 可能性が あります。

そうならないためには、早急に、
住民票の住所の 市役所か、区役所、町役場、村役場などに 相談して下さい。

住民票以外の住所で、あなたの「通知カード」を 受け取ることは 可能です。
居所情報の登録申請書を(来週 金曜 9月25日 までに)届けて、認めてもらえれば。


※ 東日本大震災の被災者
※ 家庭内暴力や デートDVの被害者・ストーカーの被害者・児童虐待などの被害者
※ 1人暮らしで 長期間、病院や施設に 入院・入所中の人
 
 
 
 
 
 
 

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2015-02-28(Sat)

実感した面従腹背

半分あきらめて生きる


『週1日の日勤だけでも出てくれたら、助かる』
上司に そう言われ、
2ヵ月の期限つきで、警備会社に残った。

本当に、あの現場に残って、
『週1の日勤で済む』訳がない。

…そんなことは、頭では分かっていた。

他部隊から応援者(複数)が来ることになったが、
絶対的に人数が足りない。
特に夜勤者が。

だから、身体が壊れかけてたのに、
頭のネジも焼き切れかかっているのに、
「週1の夜勤と、週2の日勤」を申し出た。

週3日だけ?
『楽ですね』と思うかもしれないが、…

16時間拘束される夜勤は、実質2日の勤務に等しく、
他所(コールセンター)でも私は、週2日働いている。
まともな睡眠がとれる環境にもなかった。

ほとんど自殺行為。
役に立てるギリギリのところで、申告したのだが。

週1回の夜勤で済んだのは、1月中旬だけ。
笑っていたけど、疲れ果てた。

どこかで、死ねればいいと思っていたのかもしれない。
この世で休めないなら、
限界を超えれば、あの世にわたれるのじゃないか?
この世にいるから、休めないのじゃないか?

親に殺されそうになった 子どものとき、
抵抗したのが間違っていたのじゃないか?
こんなにキツイのは、そのせいか?
そんなことを考えた。

上司は、物凄い無茶なシフトで動いてた。
『俺の方が、連勤できつい』
と言われれば、もう何も言えない。

けど、
(部下を充分に休ませないで、完璧を求めていれば、何かが起きる)

(他部隊で、若い隊員が急死した)
(なぜ、秘密になった?)

(うちの部隊とくらべられ『まだましな勤務だ』と、決めつけられていたそうだ)
(気の毒なことだ、代わってやりたい)
(うらやましい)
(彼はもう、解放された。むなしい徒労から)

2月中旬、後輩と2人で、夜勤明け、
脳が殆ど仮死状態で、
始末書もののミスを起こしてしまった。

上司に、
『俺がこんなミスを起こしたことがあるか?』
『1度もない!』
と言われたときには、

(そりゃそうだろう)
(あなたは 殆ど中央統制室にいて、細かい検品作業など、滅多になさらないのだから)
(部下の報告書を、チェックするだけの立場では、ミスのしようがないわね)
と、思う私がいた。

そのミスのおかげで、私の評価は地に落ち、用無しになったらしい。
これでもう、引き留められずに済む。
3月中旬には、解放される。



※※※※※  以下は、いたく感動した、内田 樹さんの ブロブの引用  ※※※※※

【「半分あきらめて生きる」という不思議なお題を頂いた。】
【「あるがままの自己を肯定し、受け入れるためには、上手にあきらめることも必要なのでは。閉塞感漂う現代社会で どう生きていけばいいのか」という寄稿依頼の趣旨が付されていた。】

【『児童心理』という媒体からのご依頼であるから、不適切な(過大な)自己評価をしている子供たちの自己評価を 下方修正させることの効用と、そのための実践的な手順についての お訊ねなのであろうと思った。】

【なぜ私に そのような原稿発注があったかというと、ずいぶん前に 学校教育について論じた中で、】
【「教師のたいせつな仕事のひとつは 子供たちの過大な自己評価を 適正なレベルにまで下方修正することにある」と書いたことがあるからである。】

【これはたしかにほんとうの話で、「宇宙飛行士になる」とか「アイドルになる」とか「サッカー選手になる」とかいうことを「将来の夢」として 小学生が卒業文集に書く分には可憐だが、二十歳過ぎて仕事もしないで家でごろごろしている人間が語ると 少しもかわいげがない。】

【そういう人はどこかで「進路修正」のタイミングを失したのである。】
【むろん、そういう人の中にも10万人にひとりくらいの割合で、それからほんとうにNASAに就職したり、グラミー賞を受賞したり、セリエAにスカウトされたりする人も出てくることがあるので、あまり断定的には言えないが、】

【そういう「起死回生の逆転劇」を演じられるような大ぶりな若者は 年寄りの説教など端から耳を貸さないので、】
【こちらが がみがみ言ったくらいで「大輪と咲くはずだった才能が 開花せずに終わった」というような悲劇は起きないから、いささかも懸念するには及ばないのである。】
【というようなことを 書いたかに記憶している。その意見は 今も変わらない。】

【才能というのは まわりの人間が その開花を妨害しようとすればつぶせるような やわなものではない。】
【むしろ「自分をつぶしにかかっている」という現実そのものを滋養にして 開花するのである。】
【説教くさい一般論で すぐにつぶれてしまうような才能は「才能」とは呼ばれない。】

【真にイノベーティブな才能は、その人の出現によって、】
【それまで「旧いシステム」に寄食していた何千人か何万人かの面目を丸つぶれにしたり、失業に追いやってしまうものなのであるから、】
【その出現が「既得権益者」によって 妨害されて当然なのである。】
【万人が その出現を 諸手を挙げて歓迎する才能などというものは この世に存在しない。】

【かつて 白川静は 孔子を評してこう書いたことがある。
【「孔子の世系についての『史記』などにしるす物語は すべて虚構である。孔子はおそらく、名もない巫女の子として、早くに孤児となり、卑賤のうちに成長したのであろう。そしてそのことが、人間についてはじめて深い凝視を寄せた この偉大な哲人を生み出したのであろう。
思想は富貴の身分から生まれるものではない」(白川静、『孔子伝』、中公文庫、2003年、26頁)】

【思想は富貴の身分から生まれるものではないというのは 白川静が実存を賭けて書いた一行である。】
【「富貴の身分」というのはこの世の中の仕組みに スマート適応して、しかるべき権力や財貨や威信や人望を得て、】
【今あるままの世界の中で 愉快に暮らしていける「才能」のことである。】

【「富貴の人」は この世界の仕組みについて 根源的な考察をする必要を感じない(健康な人間が 自分の循環器系や 内分泌系の仕組みに 興味を持たないのと 同じである)。】
【「人間いかに生きるべきか」というような問いを 自分に向けることもない(彼ら自身がすでに成功者であるのに、どこに 自己陶冶のロールモデルを探す必要があるだろう)。】

【富貴の人は根源的になることがない。そのやり方を知らないし、その必要もない。】
【そういう人間から思想が生まれることはないと 白川静は言ったのである。】

【同じようなことを 鈴木大拙も書いていた。『日本的霊性』において、平安時代に宗教はなく、それは鎌倉時代に 人が「大地の霊」に触れたときに始まったという理説を 基礎づける中で 大拙はこう書いている。】
【「享楽主義が 現実に肯定される世界には、宗教はない。万葉時代は、まだ 幼稚な原始性のままだから、宗教は育たぬ。平安時代に入りては、日本人も いくらか考えてよさそうなものであったが、都の文化教育者は あまりに現世的であった。外からの刺激がないから、反省の機会はない。(・・・)
宗教は 現世利益の祈りからは生まれぬ」(鈴木大拙、『日本的霊性』、岩波文庫、1972年、41-42頁)】

【白川静が「思想」と呼んでいるものと、鈴木大拙が「宗教」と呼んでいるものは、呼び方は違うが 中身は変わらない。】
【世界のありようを根源的にとらえ、人間たちに生き方を指南し、さらに ひとりひとりの生きる力を賦活する、そのような言葉を語りうることである。】
【思想であれ 宗教であれ、あるいは学術であれ 芸術であれ、語るに足るものは「富貴の身分」や「享楽主義」や「現世利益」からは生まれない。二人の老賢人はそう教えている。】

【これが話の前提である。私が問題にしているのは「真の才能」である。】
【なぜ、私が「自己評価の下方修正」についての原稿をまず「真の才能とは何か?」という問いから始めたかというと、】
【「真の才能」を一方の極に措定しておかないと、「才能」についての話は始まらないからである。】

【というのは、私たちがふだん 日常生活の中でうるさく論じ、その成功や失敗について 気に病んでいるのは、はっきり言って「どうでもいい才能」のことだからである。】
【 「富貴」をもたらし、「享楽主義」や「現世利益」とも相性がよいのは「どうでもいい才能」である。】
【それは思想とも 宗教とも関係がない。そんなものは「あっても、なくても、どうでもいい」と私は思う。】

【ところが現代人は、まさにその「あっても、なくても、どうでもいい才能」の多寡をあげつらい、格付けに勤しみ、優劣勝敗巧拙をうるさく言挙げする。】

【今の世の中で「才能」と呼ばれているものは、一言で言ってしまえば「この世界のシステムを熟知し、それを巧みに活用することで 自己利益を増大させる能力」のことである。】
【「才能ある人」たちは この世の中の仕組みを理解し、その知識を利用して、「いい思い」をしている。】

【彼らは、何故この世の中は このような構造になっているのか、どのような予見によって この構造は形づくられ、どのような条件が失われたときに 瓦解するのかといったことには 知的資源を用いない。】
【この世の中の 今の仕組みが崩れるというのは、「富貴の人」にとっては「最も考えたくないこと」だからである。】

【考えたくないことは、考えない。】
【フランス革命の前の王侯たちはそうだったし、ソ連崩壊前の「ノーメンクラトゥーラ」もそうだった。】
【そして、「考えたくないことは考えない」でいるうちに、しばしば「最も考えたくないこと」が起き、】
【それについて 何の備えもしていなかった人たちは 大伽藍の瓦礫とともに、大地の裂け目に呑み込まれて行った。】

【この世のシステムは いずれ崩壊する。これは約束してもいい。】
【いつ、どういうかたちで崩壊するのかは わからない。】
【でも、必ず崩壊する。】
【歴史を振り返る限り、これに例外はない。】
【250年間続いた徳川幕府も崩壊したし、世界の五大国に列した 大日本帝国も崩壊した。】
【戦後日本の政体も いずれ崩壊する。】
【それがいつ、どういうかたちで起きるのかは 予測できないが。】

【私たちが「真の才能」を重んじるのは、】
【それだけが「そういうとき」に備えているからである。】
【「真の才能」だけが「そういうとき」に、】
【どこに踏みとどまればいいのか、何にしがみつけばいいのか、どこに向かって走ればいいのか、それを指示できる。】
【「真の才能」はつねに世界のありようを 根源的なところから とらえる訓練をしてきたからだ。】

【問題は「すべてが崩れる」ことではない。】
【すべてが崩れるように見えるカオス的状況においても、局所的には秩序が残ることである。】
【「真の才能」はそれを感知できる。】

【カオスにおいても 秩序は均質的には崩れない。】
【激しく崩れる部分と、部分的秩序が生き延びる場が 混在するのがカオスなのである。】

【どれほど世の中が崩れても、崩れずに残るものがある。】
【それなしでは 人間が集団的に生きてゆくことができない制度は どんな場合でも残るか、あるいは瓦礫の中から 真っ先に再生する。】

【どれほど悲惨な難民キャンプでも、そこに暮らす人々の争いを鎮めるための司法の場と、】
【傷つき病んだ人を受け容れるための医療の場と、】
【子供たちを成熟に導くための教育の場と、】
【死者を悼み、神の加護と慈悲を祈るための霊的な場だけは残る。】
【そこが人間性の最後の砦だからである。】
【それが失われたらもう人間は 集団的には生きてゆけない。】

【「裁き」と「癒し」と「学び」と「祈り」という根源的な仕事を担うためには 一定数の「おとな」が存在しなければならない。】
【別に成員の全員が「おとな」である必要はない。】
【せめて一割程度の人間が どれほど世の中がめちゃくちゃになっても、】
【この四つの根源的な仕事を担ってくれるならば、】
【システムが瓦解した後でも、カオスの大海に島のように浮かぶその「条理の通る場」を足がかりにして、】
【私たちはまた 新しいシステムを作り上げることができる。私はそんなふうに考えている。】

【自分の将来について考えるときに、】
【「死ぬまで、この社会は今あるような社会のままだろう」ということを不可疑の前提として、このシステムの中で「費用対効果のよい生き方」を探す子供たちと、】
【「いつか、この社会は 予測もつかないようなかたちで 破局を迎えるのではあるまいか」という漠然とした不安に囚われ、その日に備えておかなければならないと考える子供たちがいる。】

【「平時対応」の子供たちと「非常時対応」の子供たちと言い換えてもいい。】
【実は、彼らはそれぞれの「モード」に従って何かを「あきらめている」。】

【「平時対応」を選んだ子供たちは、「もしものとき」に自分が営々として築いてきたもの、地位や名誉や財貨や文化資本が「紙くず」になるリスクを負っている。】
【「非常時対応」の子供たちは、「もしものとき」に備えるために、今のシステムで人々がありがたがっている 諸々の価値の追求を断念している。】

【どのような破局的場面でも揺るがぬような 確かな思想的背骨を求めつつ 同時に「富貴」であることはできないからである。】
【人間は何かを諦めなければならない。これに例外はない。】

【自分が平時向きの人間であるか、非常時向きの人間であるかを 私たちは自己決定することができない。】
【それは生得的な「傾向」として私たちの身体に刻みつけられている。】
【それが言うところの「あるがままの自己」である。】

【だから、「あるがままの自己」を受け入れるということは、】
【「システムが順調に機能しているときは羽振りがよいが、カオスには対応できない」という 無能の様態を選ぶか、】
【「破局的状況で生き延びる力はあるが、システムが順調に機能しているときはぱっとしない」という 無能の様態を選ぶかの 二者択一をなすということである。】
【どちらかを取れば、どちらかを諦めなければならない。】

【以上は一般論である。】
【そして、より現実的な問題は編集者が示唆したとおり、今 私たちがいるのが「閉塞感漂う現代社会」の中だということである。】

【「閉塞感」というのは、システムが すでに順調に機能しなくなり始めていることの 徴候である。】
【制度が、立ち上がったときの鮮度を失い、劣化し、あちこちで崩れ始めているとき、私たちは「閉塞感」を覚える。】

【そこにはもう「生き生きとしたもの」が感じられないからだ。】
【壁の隙間から腐臭が漂い、みずみずしいエネルギーが流れているはずの器官が硬直して、もろもろの制度がすでに可塑性や流動性を失っている。】
【今の日本は そうなっている。】
【それは上から下まで みんな感じている。】
【システムの受益者たちでさえ、このシステムを延命させることに しだいに困難を覚え始めている。】

【一番スマートな人たちは、そろそろ店を畳んで、】
【溜め込んだ個人資産を無傷で持ち出して、「日本ではないところ」に逃げる用意を始めている。】
【シンガポールや香港に 租税回避したり、】
【子供たちを 中学から海外の学校に送り出す趨勢や、】
【日本語より英語ができることを ありがたがる風潮は、その「逃げ支度」のひとつの徴候である。】
【彼らはシステムが瓦解する場には居合わせたくないのである。】

【破局的な事態が訪れたあと、損壊を免れた わずかばかりの資源と 手元に残っただけの道具を使って、】
【瓦礫から「新しい社会」を再建するというような面倒な仕事を 彼らは引き受ける気がない。】

【だから、私たちがこの先頼りにできるのは、】
【今のところあまりスマートには見えないけれど、いずれ「ひどいこと」が起きたときに、】
【どこにも逃げず、ここに踏みとどまって、】
【ささやかだが、それなりに条理の通った、手触りの優しい場、】
【人間が共同的に生きることのできる場所を 手作りしてくれる人々だということになる。私はそう思っている。】
【いずれ そのような 重大な責務を担うことになる子供たちは、たぶん今の学校教育の場ではあまり「ぱっとしない」のだろうと思う。】

【「これを勉強するといいことがある」というタイプの利益誘導にさっぱり反応せず、】
【「グローバル人材育成」戦略にも乗らず、】
【「英語ができる日本人」にもなりたがる様子もなく、】
【遠い眼をして物思いに耽っている。】

【彼らはたしかに 何かを「あきらめている」のだが、】
【それは 地平線の遠くに「どんなことがあっても、あきらめてはいけないもの」を望見しているからである。たぶんそうだと思う。】


2014-08-24(Sun)

心の世界は、見えないけれど

 

ブログ【ITスペシャリストが語る芸術】で、
ケイ(kay)さんが語ったこと(8月14日の記事)が、面白い。

半分、引用させて戴く。

【情報漏洩(ろうえい)事件は、ほとんどの会社で、今日にでも、今すぐにでも 起こる】
【その理由を述べる】

【ベネッセほどの一流企業ですら】
【大切な情報処理業務を】
【子会社の、しかも、派遣の、39歳にもなって】
【月給30~40万の 安い システムエンジニアに やらせていたのだ】

【2流、3流以下の企業なら、それどころではないだろう】

【つまり、コンピューター業務は】
【それほど 軽く見られているということだ】

【言ってみれば、大統領の護衛を】
【経費節約のために、道場で稽古したことしかない】
【しかも、柔道2~3級程度の ボディーガードに やらせているようなものだ】

【要人の護衛なら】
【一流の格闘家や、修羅場を潜ってきた】
【本物のプロフェッショナルを 当てるはずである】

【大手企業であれば 重要な情報処理は】
【少なくとも、その会社での 平均的な給与である】
【900万円クラスより上の システムエンジニアに やらせなければならない】
【超一流企業なら、もっと 有能な人間を当てても】
【少しも おかしくはなく、当然である】

【しかし、電算業務の重要性を 企業の老人達は】
【根本において 分かっていない(分かろうともしない)ので】
【真っ先に 経費削減の対象にするのだ】

【この 本当に重要な点が 問題にされることは 一度もなく】
【的外れな議論が されているのだ】

…中略…

【では、どうすれば良いか?】
【まず、上に書いたことが 当然と】
【認識することが 何より大切だ】
【そうすれば】
【解決策は 当然 見つかるのである】

…引用 終わり。


上記のような、
危ない橋を渡る ようなことを、
あらゆる分野の 偉い人たちが やっている。

…億万長者の介護を、
…生活苦の人に 遣らせたらどうなる?

私が盗賊なら、
その介護人を利用して、ひと儲けしようと企むだろう。

…要人の護衛を、
…借金苦の警備員に 任せたらどうなる?

私が暗殺者なら、
当然、その警備員を色仕掛けにして、…
(以下 省略)

あらゆる分野で、責任重大な仕事を、
信じられないほど 安い賃金で、
請け負ってる人たちが 大勢いる。
 
日本と云う 国は、…
10億円出しても 買えないような 宝物を、
生活苦のガードマンが 守っている。

そう云う、
お伽話に 支えられてきた国。


世を忍ぶ 仮の姿で、最近、
超一流(と、新聞には 書いてある)企業の 警備を請け負う会社で、
契約社員に 身をやつしている私も、…

生活保護を受けている 知人たちより、
不自由な暮らしをしている。

満足に 炊事する時間がない。
洗濯機を買う 余裕もない。

夏(お盆)休みなど なく、
日曜も祝日も、平日と変わりがない。

3時間以下の睡眠で、呼ばれれば 駆けつけ、
体調と判断力に 不安を覚えつつ、
『体調良好』と申告すること(嘘)を 強いられる。…
 
『ケイさん』流に 言えば、
『月90万円くらい もらっても良い』仕事を、
 20万円以下で 引き受けている。

差額を補っているのは 何なのか?
…矜恃(きょうじ)か?
…意気地?

主婦も、
コンビニの店員さんも、
ビルを清掃する人も、…

ありとあらゆる場所で、
【価値】を守り【秩序】を保つために、
【たくさんの人】が、
信じられないほどの 低賃金で、働いている。

価値と報酬の ズレ(差額)は、
見えない資産となり、この国を 守ってる。
…ように思う。

2013-06-25(Tue)

θさん、昨日は電話に出られなくて、失礼しました。

「IT スペシャリストが語る芸術」と云う ブログで最近、
『現在が、最終戦争中である理由と 勝利の方法』について 書かれた中に、
弥勒菩薩(ミロク ボサツ)が出てくる。

弥勒菩薩の仏像は、
昔「切手」になっていたので、うっすらと覚えていた。

その(指の)修理を、西村公朝さんが なされたことは、
五島勉さんの本で知った。

公朝さんを 好きな私は、
毎日新聞社発行の「魅惑の仏像4 弥勒菩薩」の中の 彼の言葉に触れ、
弥勒菩薩に会いたくなり、はるばる京都(広隆寺)まで行った。

(その旅で、θさんに会えたのも、弥勒のお陰か?)

◆ 昨日は、疲れ果ててしまった。

闇は正義をかたり、
私の心を 奈落に誘う。…

たとえば、
人の愚かさを、口を極めてののしるならば、
愚かさに気づかない人よりも、
(ののしる人の方が)闇を勢いづかせる。

昨日は、
正義を語る人からの電話を(職場で)受けて、延々と罵声を浴び続けた。
(私の属する組織を)最低だと、その(取引先の)人は 決めつけ、怒鳴っていた。

私に できたのは、
大きな罵声(末端の構成員である私や、上司でも、変えることができない『組織の仕組み』や『社員の器』についての 言いたい放題)が、
同僚や上司の耳に、伝わらぬよう、
電話器を 耳に押しつけながら、
相手の話(氣)を、全部 聞く(引き受ける)ことだけだった。

そこで、引き受けきれたなら、
闇から光を 呼べたかもしれないけど、…

闇に埋もれかかっていて、
正義感に だまされやすい 自分は、
陰氣を 発する側に、まんまと はまってしまった。
(罠に落ちた)

氣を取り直し、自分に言ってみた。
「あたしは今夜、●●さんを憎みました。だけど、これ以上は憎みません」
「あたしは ●●さんを『 嫌な奴』と思いましたが、今 以上は 嫌いません」

そして、『ニヤリ』と笑ってみる。
こうすれば、罪悪感に 歯止めがかかり、傷が浅くすむ。

2012-01-28(Sat)

前世で人を語れば 思い遣りがいらない 優しくなれない

2012-01-27 12:05:57(返信)

> 他者から 過度の虐待を受け、抵抗する気力をも 失った人間は、最後は自罰的になりがちです。

…私は…そうなり、…まずい…と気づいたのが10代後半です。
…自罰的行為(おのれを傷つける…自傷行為など)は…エスカレートしており、自殺よりも…事故で…死にそうな…勢いです。…

> 実は これは 洗脳に使われているのと 全く同じメカニズムなのです。

…つくづく実感しております。

> 心を折るとか、精神を殺す、そういう表現で 呼ぶこともありますが、他人を支配する前には かならず この作業が必要なのです。

> であるなら、自分であり続けようと願う者が 決して 失ってはならないもの、どれほど辛くとも 持ち続けねばならないものとは、自分の存在を 死ぬまで 自分だけは 肯定し続けようとする 強い決意なのです。

…この言葉を、25年前(22歳のとき)に 聞きたかった!
…自分の…精神の よじれに気づいた人間…健やかな心を 取り戻したい人間が、…
…3年以上も…死神を伴って 試行錯誤の挙げ句、…
…孤独を深める…ことは、…
…自己責任だけで…かたつくこと…では ないように…思います。…

…3年以上、そんなことを やっていると、…
…この世の 常識に 守られ、…平穏に 暮らす人の 集団から、…感覚的に離れて…漂流するように…なります…
…アウトローの世界に…近づきます…

…私の 苦しみの一端を、…
…(覚悟の足らない 坊っちゃん治療者や、嬢ちゃん治療者(現実に対面した 有資格者)を 発狂させたり、…
…立派な言葉を…並べる…ネット論客を…逆上させて、…排斥される…浮き目を…見たことを)…

…ある人(おそらくは…祈りが云々…などの本も…書いている…心理学者と…思われる…人物)は、
…個性だと、…インターネット上で 笑ったけど、…
…それは…個性ではなく、…虐待の後遺症。…

…そんなことも…分からない人が、…祈りのプロだとか、…心理学の権威だと、…おっしゃって…いたのですから、…寒い世界でした。…
…3年前の…ことですから、…笑った方は…忘れたでしょうが、
…私は、…この社会の病理だと、…認識しました。
…私だけが、…病み狂っているのでは ないらしい。…
…病んだ私を、笑う人(精神科医、臨床心理学士)には、…現実に…何人も…会っていたが、…
…信じられなかった。…そんな莫迦なと、…
…何度、現実の治療者に…遣られても、…信じられ…なかった…けど、…
…インターネット上で…(笑)と書かれたら、…認めざるを…得なかった。…
…臨床心理士を…教育する立場の人が、…そう云うことをするなら、…病者を笑うなら、…
…その子弟、同業者が、…弱い立場の人間を、非情に処理しても、…不思議はない…

> 人間である以上、誰しも過ちを犯す、いたたまれない惨めさ 辱めに晒された経験もある。
> それは確かに故意でないにせよ、自分にも 些かの非は あったに違いない。
> けれど、そうだとしても、本来それは 他人が 肯定否定を 決め付けるべきものではなく、最後は 自分自身で 是非を判断するべきものであり、だから相手が どれほど偉い人であろうと、しょせん 神でもない 他人の決め付けに過ぎないものに 唯々諾々と 従ってはならない。

> 自分の価値や存在を 他人の判断に委ねない、他人が決めつけることに いちいち素直に従わない。
> 自分が 何を どう考え どう振る舞うかは、自分で決める。
> それが 自分が生きているということの 証なのだ。

> そのプライドが 大切なのではないかと思います。

…そう思います。…できずに…途方に暮れながら。…

> あと 僕が想うに、「DVの被害者は、昔(前世で)、加害者だった」という主張をして 得があるのは、自身 DVの加害者側だった人 だけですね。

> つまり その精神的指導者とやらは その性根において すでに罪人です。

> なんなら 明き盲目そのものの そいつに向かって こう言い放ってやりなさい。

> 「なるほどそうかもしれないが、自分には確かめようが無いので、とりあえず目の前に その前世とやらを持ってきて見せてくれ!

> そうすれば 如実に反省して 人生を悔い改めましょう。

> しかしもし、あなたに その程度の力も 権威もないのに、神のするが如くに 前世云々を騙り 他人の心を支配するような 邪な真似をしているのであれば、それは あなたの罪となり、来世は あなたがDV被害を受ける側になるでしょう」

> この世界には 何も反省しない人と、不必要に自罰的に なりすぎる人は 多いのですが、その中間にあって、自分が 安心して生きるための方便として 反省を 適度に用いることの出来ている人間は 少ないのです。