私、動物としては、しあわせです。
床は、一部分、踏み抜いてしまったけど、雨をしのげる処に 住んでます。
(いつか返す 借りの住まいを、壊したくは ありませんでした。私が 入居したときには、既に、床板が きしんでいました。管理人の 手ぬかりでしょう。大人が転倒した、それだけの衝撃に、床板は 耐えられませんでした)
きれいな水が、毎日飲めます。ありがたいです。
(冬は冷たくて、水仕事が、辛いですけど…)
鳥の声を、日に1度は聞きます。
自分が 唄えなくても、
雀か、シジュウカラか、烏か、ヒヨドリが、…生きてる よろこびを、日々 うたい、
その幸せを、私にも 分けてくれます。
道化を演じ 疲れ果て、遣りきれない思いで帰宅した 晩秋の夜更けには、
アパートの 外灯の下から、ヤモリが 頭だけ出して、迎えてくれました。
あの日、自分は 何かに(大自然?) 愛されてるらしいと 思いました。
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