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2010-07-22(Thu)

もはや 期待せず

新商品の 講習会に出て、資料と レポートを 事務所に届けたら、
夕飯を 食べていけと 云われた。
(用意した と云うのを、断わるのも 大人気ないから、食べる ことにした)

『新しい テレビの 使い方が 分からなくて、●(私の弟)に電話したら、
見た方が 早いからって、これから来るけど』と母。

(しまった)

弟たちは、それぞれ 電気通信関係、医療関係の専門家だ。
(ご立派な 稼ぎがあって、賃貸ではない マンションに住み、
両親や、私を、…街路樹 程度の 価値しかないと、思ってる? 様子)

●は 長男だから、祖父に 可愛いがられた。
いろいろ 仕込む つもり だったろう祖父は、●が 幼い頃に、寿命が 尽きてしまった。

1度、父に 殴られただけで、白眼を剥いて 倒れるほど、弱かった ●は、
甘やかされ、私立大学を出て、好きな仕事に就けて、伴侶にも 恵まれたが、
俺の人生は、親に壊された…などと、(酔えば)言う。

親の暴言に、傷ついたと 言いながら、
大言壮語し、…それがために、私や 末っ子が、不信の念を 抱くと、
敏感に 察知し、被害妄想の塊になり、酒に逃げ、
聞くに耐えない 罵詈雑言を、言ったりした。
(その恫喝ぶり、下品さは、親父を超えていた かもしれない)

雁金(かりがね)の 家紋(雄が、弱者を守る 盾となり、隊列を組んで 飛ぶ、家族の象徴)が、泣いとるわ。…

私の嘆きは 先祖の嘆き。
私の怒りは 先祖の怒りじゃ。

おんしは この春、親父を 責めた そうじゃのー、
『姉が あーなったのは、親父が 殴り続けた から』だと。

『俺は そんなに 殴ってない』と、云った 親父に、
『毎日 殴った。どれほどの 恐怖だったか』と、言うた そうじゃのー。

『何故、お前は 止めなかった』と、親父に 言われたら、
『幼くて、いつものことで、悪いこととは 思わなかった』と、答えた そうじゃのう。

親は 騙せても、先祖と 私は、騙されんぞ!
おんしと お袋は、安堵しとったろうが!
姉(娘)が、犠牲になっとる間は、自分は 怒鳴られずに 済むとな!

それを認めず、親父だけを 責めた?
ふざけなさんな。
恐怖に 怯えて、私を 盾にした おんしらは、私から見たら、虐待の加担者よ。

おんしは 知るまいが、…
(親父も 都合よく 忘れ、今では 拙い乍ら、女房孝行さえする 人間に なったが)
…私は、性的にも 恐ろしい目に 遭っていたのだ。

だけど、世の中 見渡せば、
『原因は、本人が 作っている』とか、
『人の言葉を 素直に 聞けない、陰気な人間は、救いようがない』とか、
『当たり前の ことに 感謝できない 人間は、決して、幸せに なれない』と 云う 考えの 人らが、
何時でも、何処ででも、胸を 張っとった。…

疲れと 痛みを、とり除きたい…云う、願いは 叶わんで、
信じられる人、頼れる人の像が、心に 結べない内から、
感謝を 強要され、…
加害者と 呼ばれた 私の、…
恐怖など 超えた憤怒、
【私】など 超えた義憤が、おんしに 分かるかえ?

分かるまいが。

『こんばんは』と、すかして言った ●に、
「こんばんは」と 返した。

そして、両親が、席を 外さなければ、避けられただろう 恐怖が、●を襲った。

「●君、君は、去年の夏、私に 言ったよな。坂本龍馬ばりに、頼もしいことを。…今後 一切、先祖と 家のことは、俺に 任せてくれ、と」
『あー 何も 出来てないな』
「こっちから、頼んで いなくても、期待してくれと 云われたら、人は 期待して しまう ものよ…フッ」

ビール1杯 飲んだ途端、心因性の下痢が ●を襲った。…

期待など、しとりゃせん。
好きに 生きたらええ。

ただ、人を ダシにして、誰かを 責めたり、
無責任な 放言は、してくれるな。
(先祖が 悲しむ)
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2010-07-21(Wed)

パーラー テンテコ

帰宅したら、アパートの壁に 小さい ヤモリがいて、頭を カサカサ いわせてた。
(あ、何か 食べてる)

以前 カゲロウを 食べたときは、瞬時に 丸呑みしてたけど。
今日の餌は 大きくて、一気飲み できないらしい。

光化学スモッグ注意報が、連日 出る土地は きついけど、
こんな 美しい 生き物に 会えるから、…私は 明日に 希望を つなげる。

部屋の窓を 開けて、こもった熱を 追い出しながら、背骨を伸ばして(ちょっと横になって)いたら、
右足ばかりを、無数に 蚊に食われた。

網戸は、入居時から 壊れてて(ゆがみが ひどく、隙間が出来てしまい 蚊が入り放題だが、管理者に言っても 改善されず)、使う気に なれない。

蚊取り線香? これ以上、空気を 汚すのもなぁ。…
虫よけ? 買ってない。…(経済的事情)

…私は 蚊の餌なのか?

「今月中に、献血 お願いします」と 云う 葉書が、(日赤から)来てたけど、厳しいわ。
(蚊に食われた痕を、掻き壊さなければ、…掻き傷に なっても、カサブタが 出来ていれば、私は 献血できるはず だけど)

足の指を 刺され、掻いたところの皮が、なかなか塞がってくれない。
(T-T)

2010-07-20(Tue)

師範へ

過日、●●●市へ参りました。
遊びに行ったのです。
交通費は、バスカードと 回数券を使い、水は携帯し、現金は 200円(入場料)で 済みました。

以前から 見たかったものを、見に行くのだから(素晴らしい絵を 撮した写真と、おそらく 多分 ルーマニアの 美人の写真も 見られるだろう)、
…うれしい筈なのに、
何故か、心が 重かったです。

睡眠不足に 猛暑が重なり、ふらつき気味でしたが、
来週末では、もう 回数券が 使えません。

人生を、気合いで 乗りきって来た 私のこと。
行くと決めたら、行くのです。

高原に 向かうバスで よろけて、左手をぶつけました。
高原から 離れるバスで よろけて、右の脛(すね)を ぶつけました。

ずいぶん痛い 遠足だな。…
…そう云えば、師範が 生涯を終えたのは、この地でしたね。

先生が アルツハイマーと 判明したのは、
奥さまが 大怪我をされ、離れて 暮らしていた娘さんが、異変を知り、
医師の診断を、受けたからでしたね。

奥さまは、娘さんに、隠していたと おっしゃいました。
数年前から 始まった、先生の ボケ症状、
夜の徘徊や、人が変わったようになり 暴力を振るう ことなどを。

隠さなければ、早期治療 出来たかもしれない。
でも、奥さまには 分かっていらしたのです。
娘さんが、先生の 病を知れば、夫婦が 離れ離れに なることが。

娘さんの 行動は、迅速でしたね。

仲のよい 夫婦を、引き剥がして 片方(ボケた方)だけを、施設に入れるために、
『夫婦で 引っ越す。お母さまは、怪我の手術が 済んだら行く』と言って、先生を 騙しました。

認知症患者 専用の グループ・ホームには、家族が入居するスペースなど、なかったのに。

奥さまは、怪我が治ったら、毎日でも通うつもりでしたね。

弟子たちも、できる限り、面会に行くつもりでした。

尊敬する 師範に、会えなくなるのは 嫌でした。
だから、施設の スタッフの 指示には、逆らいませんでした。

『面会には、なるべく来てあげてほしい』と言われ、面会時間も、スタッフの都合に 合わせました。

先生に 会わせて戴く前に、毎週のように、約1時間ほど スタッフの 愚痴を、拝聴しました。

毎週のように、スタッフに 手土産を持参し、先生に 会いに行きました。

ある日の面会は、玄関先に、先生を 呼ぶかたちで、行われました。

話が終わり、
来週また 参りますと、挨拶を 済ませ、スタッフさんを 呼びました。

スタッフさんは、そこで、過ちを 犯しましたね。…

先生を、自室に 送ってから、
次週の 面会の予約を 入れるべき、だった。
【病人を 最優先すべき】だったのに!

先生を、階段の下に 立たせた 状態で、
自分の シフト表を、取り出したのでした。

先生の顔色が、変わるのが 分かりました。
あのとき、介護スタッフに どう言えば 良かったでしょう?
『スタッフに 疎まれたら、先生に、会えなくなる』と 恐れ、私は 何も言えませんでした。
申し訳 ございませんでした。

次週から、私は 面会禁止に なりました。
私が 帰った後、先生が 暴れたから、と云う理由でした。

他の弟子も(息子同然の 師範代 以外)、面会禁止に なりました。

奥さまさえ、面会を許されませんでしたね。
(帰りたがっては、困るからと)

そのうち、手紙も 禁止されました。

スタッフさんは、約束してくれました。
『落ちついたら、施設に慣れたら、穏やかに面会できる日が、必ず来ます。その日が来たら、必ず連絡します』と。

奥さまを 訪ねて、私は 寂しさを 紛らわせました。
奥さまには、いつも、
「行ける日が来たら、一緒にいきましょう」と、励まされました。

3ヵ月を過ぎても、施設からは、連絡が ありませんでした。

奥さまが、面会できたのは、
先生が衰弱して、●●●市 郊外の病院に、移された後だった そうですね。

私が、最後に お会いしたのは、
面接を禁じられた 夏から、半年以上過ぎた、春でした。

施設の『求人』に 応募し、面接に こぎつけ、施設内に 立ち入る 機会を得て、…

ひとりで、空を 見つめる 先生の横顔を、遠くからですが、拝見いたしました。

帰りに、施設の玄関で、(必ず連絡すると、私に 請け合った)スタッフさんに、出くわしました。

『どこかで お会いしましたか?』と 聞かれました。
「いーえ」と 微笑んで答えましたが、私は 憤死しそうでした。

いくら 忙しくても、
自分から約束したことは、守るのがプロでしょう?
約束した相手の 顔も忘れるって、どう云うこと?
あの約束は、最初から『嘘』だったのでしょうか?

スタッフとしては、採用されませんでした。
(有資格者が、たくさん応募してきたそうで)
心は、先生の 近くに いたくても、
体力的には、勤まらなかったと思います。…

でも 万一、採用してもらえたら 首になるまで、働かせて戴く覚悟でした。
(滅茶苦茶でした)

…光化学スモッグの、警報か 注意報が、発令されたようです。
(それらしい放送が、空に向かって 流されたようですが、はっきりとは、聞き取れませんでした)
しかし、そろそろ 出かけねばなりません。行って参ります。

2010-07-19(Mon)

遠足

仕事に ほとんど 行けず、電車の回数券が、無駄に なりそう。
来月から 使えなくなる バスカードも、元が取れずに 終わりそう。
…悔しい。

無駄にする くらいなら、何処かに 行くべー。
写真展に 行ってみた。

往復4時間半。最寄り駅から バスを 利用すれば、片道1時間半くらいで、行けたかも しれないけど、…回数券が その手前の 駅までで、バスを 乗り継いで行ったから、時間が かかった。

バス料金は、往路と 帰路で、値段が違う。
何故…?
ああ、そうだった。
市内からの バスには、山岳料金(?)が 加算されるとか。
登りには、燃料が 余計に かかるから、同じ道でも、割高なのか?

バス停で 20分待ってる(立ってる)だけで、焼き豚に なりそうな 快晴だった。(猛暑とも云う)

高原下行きの バスの窓から、川が見えて、泳ぐ魚が 見えて うれしかった。
ニジマスと? ハヤ(うぐい)?

目当ての写真は、
素晴らしい絵と、その絵を描いた ルーマニアの人々 と云うことで、1度は 見たいと、思ってた。

素晴らしい絵を、撮した写真と、
絵を描いた(意志と 故郷と 夢と 希望を 持った)、人の写真と、
そんな 素晴らしい人々が、生きている国の 風景の写真が あった。

誇りがあり、歴史があり、国土を愛する 心があり、希望があるから、…
豊かに 表現できるの でしょうか、心の宝を?

…野獣病の 発作が、出てしまった。
(そんな 素晴らしい人々が いらっしゃるなら、そーゆー人々に、世界を 任せりゃ いいやね)
(そーゆー 素晴らしい 人々の 世界と、私の世界は 断絶しているのだ、別世界なのだ、私なんぞ 居らんでも、…)

…最悪な客だ。(泪)

郷土の 写真家による、風景写真も あったから、ついでに見た。
美しかった。(淡々と 見られた)

鎌田實さんの 言葉が、写真の中に おさめられた 作品も あった。
鎌田さんの本には 興味があったので、思わぬところで 彼の言葉を 読めて、うれしかった。

だけど、…言葉の力を 識り、大切にしている 医師(鎌田實さん)の 文章でも、
今の 私には、きついところが あった。

2010-07-18(Sun)

半月に問う

繰り返し 巻き返し、
駄目な奴、忌むべき存在、取り柄がないと、言われ続けた 私の(心にある)生傷(トゲが 刺さり放題)には、…
ときには、そよ風も しみる。

そんなときは、
闇を 求め、光を 避けたくなる。

集団生活が したいのに、…
傷の上に、挫折(新しい傷)が 重なり、神経細胞が 剥き出しに なってるようで、…

【人の役に立たないと、存在が許されない】と云う、強迫観念と、
【明日は ないかもしれない、あの世に行ってからじゃ、頼まれごとには 応えられない】と云う、責任感(?)からか、

自分の限度を 超えて(倒れて)も、依頼された仕事(私にとって、遺書がわり)を、仕上げようとした。
そして 疲れ果て、孤独を 好むように なった。

休みたい。
自然の中で 充分 休んだら、
忘れた歌を 思い出し(本来の役目を、キッチリ果たし)ますから、
だから、今は、休める方法を 探している、…と 云ってる者に、

自己中とか、わがままで 進歩なし女 と書いた、
@;;@ さんは、…私に『死ね』と云ったも、同然でした。
彼女の 心の ねじれが、あまりに ひどくて、怒り 以上に、哀しみを 強く感じて、辛かった。

責任者 不在の 駆け込み寺で(インターネット上 とは云え)、自分の言葉に、責任を持とうと、
本来の目的(自分の救済)を 横に置き、必死で 言葉を 探し続ける 私がいた。

最近は、母から紹介された ボランティア婦人に、閉口している。

『停滞している人間 = 劣った存在』
『暗い人間 = 感謝不足 = 自分より、重い障碍を 背負っている方の 苦労などを 想像できない 莫迦 = 視野が狭い = 努力不足』と 決めつけ、
読みたくもない 精神科医の本を、送ってくれて(それだけでも 負担なのに)、…

やっとの思いで、お礼の(くじ付き)ハガキを 出したら、次は、
『本の感想を 聞かせて』と 書いて(要求して)くる。

身体が 不自由に なってきた 老人の、玩具に されてる 気がする。
(やってらんねーよ、と 思う)

だけど、彼女の、暴力的な ボランティア精神を、看過することは できない。
(彼女が くれた本には『ボランティアは 自己満足でよい、何故なら ボランティア無しでは、生きられない人が いるから』と 書いてある。今は、そんな 雑な 考え方が、通用する 時代じゃ ないのに)

施しを 受ける側にも 意思があり、尊厳があることを、
思い出して もらうことが、私に 与えられた 役目なのか…