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2010-08-09(Mon)

棄児行(詩吟)に思う

【この身 飢ゆれば この児 育たず
この児 棄てざれば この身 飢ゆ
捨つるが是か 捨てざるが非か
人間の恩愛 この心に迷う
哀愛禁ぜず 無情の涙
復児顔を弄して 苦思多し
児や 命なくば 黄泉に伴わん
児や 命あらば この心を知れよ
焦心頻に属す 良家の救い
去らんと欲して 忍びず 別離の悲しみ
橋畔 忽ち 驚く 行人の 語らい
残月 一声 ほととぎす 啼く】


「ひもじさ には、体の飢えと、心の飢えが あるけど、ヒトには 違いが 分からないのかな? にーちゃん」
『腹一杯 食べる 野の鳥なんぞ おらんのに、ヒトは 飲み過ぎたり 食べ過ぎて、たまに 戻しよるもんなー』
「食べ過ぎが 癖になると、元気で いられないのでしょ?」
『心の渇えを 放っておくと、そんな 生き物の 掟も、忘れるらしい』
「僕等の親は、子育てしないけど…」
『俺等は、養い親の 卵を、巣から落として、皆殺しにするが…』
「カッコー」
『いや、俺等は ほととぎす…』
「必要以上の、無益な殺生は しないよね」
『しない』

…なんて会話を、何処かで 聞いたような気が、しないでもない。

散々 私を殴り、
『この子(てんてこ舞い舞い)が 生まれた為に、夫が おかしくなった』
『この子(てんてこ舞い舞い)さえ いなければ、…殺してやる』と、母に思わせた 人物(父)が、
絵本を 買ってきて、末っ子に 読んでいたのを、
赤子だった 末っ子は、覚えておらぬ らしいが、…
私は 覚えている。

否定され、殴られ、無視されるのが 日常で、
健康な 精神状態の 子どもでは、なかった。
心の綺麗な 子ども でも、なかった。(断言できる)

けど、
…私には、理不尽なだけの 人物にも、
…人(末っ子)を 無条件に 愛する心が あるらしいことは、
…私にも 分かった。

(きょうだい なのに、何故、待遇が 違うのか?)
…などと 云うことは、案外、考えなかった
(そんな思考力は、なかったらしい)
けど、 心は 真っ黒で、飢えていた。
…だから、恩愛を 見つけ、それを 心の糧に したのだろう。
(そうしなければ、生きられなかった と思う)
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2010-08-08(Sun)

絶望の果てに

「自ら 死を 選ぶ人が 多のではなく、
理不尽に 追い込まれて 自殺する人が、多いのです」

NPO(自殺対策支援)関係者の言葉。

私も そうだった。
(命を 捨てなきゃ、救われないような 心境に、追い込まれた)

・ 1回1万円を超える 住民税、
月額1万円の 国民健康保険料+介護保険料、
月額1万5千円を超える 国民年金保険料(25年以上 払わないと、受給できない 仕組み)は、…厳しい。

・心が 膿み腐ってしまい、精神科医や 心理学者を 尋ねても、
しかるべき 臨床の治療者に、取り次いでは もらえず、…
治癒力が 活性化するような、言葉も もらえず、…
お金を払って、悲しい目に 遭い(忌まわしいモノ 扱いされ、追い返すことを 意図して 罵倒されたり、侮辱される体験を 繰り返し)、どんどん 追い詰められていった。

・ 見込みの ある人から 救うべきで、あんな奴は 放置するのが 正解などと(討論の 肴にされたり)。
問題を 多く抱えるほど、社会の支援も 後回し(たらい回し)に され、
解決から 遠くへ、追いやられた。

・ 元気になれば なったで、また、心の不安定な 双親の、精神的介護のような 役割を、死ぬまで(1人で)遣らされそうな 現実への、深い 絶望。…

でも、そんな私に、
池谷 直士さんは 希望をくれたのだから、凄い。
安部 浩之先生には、写真と 言葉で、助けられた。
(辛い状況に ある人から、手紙をもらって 返事に困ったとき、…
パソコンを借りて、SAS総合研究所の サイト内の、1頁を 印刷して、ミニレター(郵便書簡 60円)に入れて、送らせて戴いた)

本当の 自殺防止ネットが、現に 出来つつあるのを よろこぼう。

2010-08-07(Sat)

立秋?

『私が 癒してあげる』と書かれた、音楽CDを 見たことがある。
海外の アーチストのだった。

私が 思ったことは、…
(あなたが、私を 癒すことは ないだろう)だった。

その頃は、常に死を考えるほど 苦しかったけど、
慰安など、欲しくは なかった。

『相手を 癒そう などと 思った瞬間に、その人の 行いは、すべて 偽善になる』
そんなものは 役に立たないと、(身体が 不自由な)ある人は、断言した。

(ごもっとも です)と 得心しつつ、…
正論すぎて(厳し過ぎ)、受け入れ られない人も いるのでは?
正論を 言っても、相手の心に 響かなければ、啓発に ならない。
…と、私は 思った。

◆ 斜位の矯正、進まず。

左右差 8〜9cm
上下差 1〜1.5cm
(前回より、後退している)

(T-T)

…情けない。
…どうしたら、この 野獣を 啓蒙できるのか?
(まったく 分からぬ)

堅イ コト、言ウナヨー
生キテル ダケデ、ビックリ 仰天 ナノ ダカラ

2010-08-06(Fri)

ほとんど 空まわりだった けど

IT技術者 Kayさんの ブログを読んで、唸った。

何故、親を 敬うべきか?

(感情に 反する ことなれど)
私が 自分に 命じ、何を置いても 遣り抜こうとしたことが、何だったか 分かった。

【人の 愚かさを 軽蔑したくなる 欲に負けず、
あるがまま(本来)の 相手を 見ようとする意志を、貫くこと】

「人を 軽蔑しなければ、穢れた幻想(優越感)も、消えるだろう」
「軽蔑しやすい 両親を、あるがまま 認め、批判しないことが 基本」と、書かれていた。

2010-08-05(Thu)

心は自由…

かっこいい…

それが、スタッフ・ベンダ・ビリリの ポスターを見て、私が思ったこと。

メンバーの 半数以上が、車椅子に乗っている。
コンゴ民主共和国から、この秋 来日する、ストリート・ロッカーズ?
楽器や 車椅子も、手作り?
聴きに 行きたい。…

チケット 4,000円ですか。…
(T-T)

メンバー8人が、アフリカから 来るのだから、… あまり 安くは、できないよね。…

「ベンダ・ビリリ」とは、
「外見を 剥ぎとれ」
「内面(の精神)を 見よ」
「外見は 不自由でも、精神は 最大に自由」と 云う 意味ですか。