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2010-12-04(Sat)

かわせ!(負の循環を)

悪をなす人も、善を行う人も、【自分は正しい】と 信じてることが多い。

陰口を 聞いてしまい、苦しくなった。
『あの人の話を聞くと 頭に来る』
『真剣に考えてない感じ』
『一緒に手帳を 買いに行った時も…』

パソコン室で、授業が始まる前だった。
いつもの教室から 閉鎖的な空間に移動し、ほとんどの生徒が 来ておらず、油断したのか。
(睡眠不足で、血も 生気も 薄くなってる 私は、…いないと思われてた?)

そんな 人の姿を 見たくないから、
(短期の職業訓練。皆の 良い面が 出るように 工夫して、楽しく 乗り切りたいね、…そんな思いから)
他ならぬ【手帳】の授業で 私は、自己紹介したのに。
直感が働くから、「占い」を 仕事にしていたと。…
ささやかな祈りは、枯れ葉のように 吹き飛ばされた。

(こんなことを書く私も、醜悪だ。何処の誰かは 分からないように書くので、見逃してほしい)
陰口の主の Aさんは、声が大きく、はっきり ものを言う。

Aさんの話を 聞いて(引き出して)いた Bさんは、第六感が あるとか。
(体調が悪いと、それは働かないらしい。最近、体調が 悪いと言いつつ 嬉しそうなのは、お化けが 見えないから?)

Aさんと 同じ手帳を買った Cさんは、神経の疲れによる 難聴を 患っている。

Aさんは、おとなしい Cさんを 子分扱いしている、…ように見える。
休憩時間に 私と話していた Cさんを(私に構わず)、命令一下、連れ去ったこともあった。

友人のように 自分に付きあってくれる人が、真剣に応えてくれないとしたら、…
その話に 興味がないか、
疲れてて 余裕がないか、
こちらに 辟易してるのかも?
…いずれにしろ、相手を責めることではない。
だけど、Aさんは、Cさんに お説教したりする。
ほとんど 暴力(狂気)だけど、Aさんに 悪意はない。
(あるのは、善意と寂しさ)

【周囲の人の、良い点を 意識する】
【周囲の人の、良い点が 引き出されるように 努める】
このことを 忘れるか、あきらめたとき、…
私も、Aさんや Bさんと 同じ過ちを犯す。
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2010-12-03(Fri)

謝謝

「もし良かったら、…
三笠宮崇仁(みかさのみや たかひと)親王殿下の本【古代オリエント史と私】を、読まれますか?

ちょっと 古いし、…
歴史と 関係ない、趣味の ダンスの話なども 出てきますけど。…
(外国の 偉い人と つきあうには、社交ダンスも 必要?)
よければ、差し上げます。
私は、今 持ち物を 減らしたい。
しかし、古本屋に売るのは、惜しい。

その本を、見てもらいたい人が、もう ひとり います。
その人に 見せ終わったら、もらってくれませんか?」

◆ 人に、何か 薦めるには、勇気がいる。
(断わる 余地を、残した上で 薦めないと、相手に 申し訳ない)

良いと思って 薦めたものが、相手の趣味に 合わず、受け取りを拒否されても、…
相手の心を ノックできたことに、意味がある。
それは どんな祭典よりも、私には 価値がある。

◆ 中国残留孤児が、帰国後 大切にされず、国を訴えているのを 知ったとき、何て悲しいことかと思った。
この国の 政治屋や 役人や 大手マスコミが 作り出す流れは、中国残留孤児だけに、冷たかった訳じゃない。
働く女や、専業主婦にも 冷たかったし、親に虐待された人間にも冷たかったし、拉致被害者にも、病める人間にも 冷たかったのだけど。…

中国残留孤児の方に、帰国して良かったと 思ってもらいたい。そう願っていた。
この秋、そう云う方の お子さん(30代)と、出会った。
兄弟全員、中国の大学を出ていて(お金持ちでは なかったけど、親が 教育熱心だったそう)、お父さんは、養父母を見送ってから(養父母の死後)、日本に帰国したと云う。
孫も たくさんいて、私(引き揚げ者:早い時期に 帰国できた人間の、子ども)の家族より、ずっと 幸せそうだけど、…
中国では、いじめられも したそうだ。乗り越えて、家族を守り、帰国されたのだ。大切にされて、然(しか)るべきだ。

(祈る他に、出来ることは?)
…そう云う方の 物語を、日本人が 知るべきだと思った。
そう云う方の 物語が 本になって、歴史研究家の 図書室に あるところを、想像した。
たとえば、「三笠宮記念図書館」などに。

そこで、まず お子さんに(お父さんのために)、三笠宮(昭和天皇の弟)殿下の本を、読んで戴きたい…と思った。
「読みたい」と云う 返事だった。うれしい。

2010-12-01(Wed)

制御可能な明日を夢見て

知人の兄は 山好きで、山の本も 書いていた。異国の山で、遭難して 亡くなった。
口の悪い人は、『おごれる日本人』と 批判した。
私は、その批判を、批判する。

「目の前で 困ってる人を、助ける気は ないくせに、正義や、人間や、理想を 語るのを、偽善とか ひとでなしと 云う」
そう 思ってるけど、…

大自然に魅せられて、命がけの遊びに 夢中になり、社会の矛盾に 目が行かない人がいても、いいのだ。
そう云う人の 手を借りたいとは、
…私(被虐待の 効果により、溜め込んだ 破壊衝動を 持て余し、しばしば 自分を 破壊する行動に 走りがちな人間)でも、思ったことがない。

(過去に)手を貸して欲しいと 思ったのは、医療関係の人や、福祉関係の人だけ。

専門家らしく 見せている人ほど、
ある特定の 弱者にしか、関心が なかったり、…
得意分野【以外】の 弱者には、虐待同然のことまで やってしまう。
…それが、私の生きてきた現実だ。

冒険せざるを得ない衝動に、突き動かされる冒険家には、期待も 批判も しないけど、…
孤立してる弱者を、更なる孤独に 追いやるような、
受験を最優先し、弱った者の心を 置き去りにするような、…
そんな 福祉教育をする方は、殴って差し上げたい。
(人の痛みが 分かるまで)

2010-11-29(Mon)

洗濯機

買い換えて、1年半以上。
使い勝手が 悪かった。
(水が、チョロチョロしか 出ない。20年前に買った、前の洗濯機の 3分の1 程度の勢い)
途中で 動かなくなったり。…
(アパートの戸外に 据えてあるので、段差のある部屋から 降りて、靴を履いて 出ないと 使えないのも、病める者には 面倒だった)

何とか 使いこなそうと 努めたけど、駄目だった。
そのうち、見るのも 嫌になった。

毎日、手で 洗濯した。
保証期間内(1年以内)に、メーカーに 問い合わせるべきだったけど、不愉快すぎて、何も できなかった。

先日、やっと、メーカーの人に 来てもらった。
(\4,310円なり)

フィルターに、水道管の赤錆(あかさび)が 詰まっていた。
フィルターを、数回 洗い直してもらったら、普通に 水が出るようになった。
水の出が 悪く、給水に 時間が かかりすぎると、モーターが止まるように 作られているとか。…
嗚呼。

槽洗浄は、月に1回(粉石鹸を使ってる場合は、週に1回!)必要だそうだ。

「昔の 洗濯機は、使いやすかった…」と、つい 言ってしまった。

「そうなんです。ひとり暮らしの 高齢の方は、特に 苦労されてます。昔みたいな洗濯機も 売ってくれと、工場に言ってるんですが」
何と まあ。

2010-11-27(Sat)

優先順位?

保育者訓練(福祉の学校)では、…
知識を得たり、技術を身につけたり、目から鱗が落ちるような「いいこと」が、…
気が滅入ったり、悔やんだり、暴れたくなる(義憤を覚える)ような「嫌なこと」より、多いといいな、…漠然と そう思ってはいた。

【養護学校や保育園で 働いていた】と 云う先生が、何人もいて、
そう云う 現場を知る人の 授業は、聞き逃(のが)すまいと 思った。

先生に、期待した つもりはない(何かを 求める気は、…最初は なかった)。
ただ、現場の話を 聞ける機会が、貴重だと思った。

先生がたは、合格率が低い 保育士資格試験に 狙いを定めて、授業を進めて下さった。
それは、【職業訓練生】と【訓練を委託された専門学校】の、輝かしい未来を 願えば、当然の ありようかもしれない。

そのことに感謝し、よけいなことは考えず、(会計士の試験より、合格率が低いと 噂される)保育士試験に 臨むのが、上手くやる コツだったのかも しれない。
だけど 私は、試験以外のことで、頭が いっぱいになった。

【訓練生】と【学校】の前に、【福祉を必要とする すべて人】の、明るい未来を 考えなければ 始まらないと思ってて、
そうでない気配を感じると、憤慨する。

なるべく穏やかに、感情を排し(冷静に)、切り口を変えて、先生たちに 尋ねる 自分がいた。
わずか 3ヵ月の ご縁なれば、…いい貌(かお)を 見せて戴けそうな 機会は、1瞬たりとも 逃したくなかった。

いい貌(かお)が 見えにくい(苦手なタイプの) 先生であれば あるほど、喰らいついた。
…蝿のように、思われたかもしれぬ。
…疲れてしまった。

良い貌(福祉の担い手を 育てる人として、尊敬できる言動)を 見せてほしいと云う、…
切なる願いを、受け止める 気のない人を わずらわすのは、もう よそう。

相手のない【問い】は、この仮想海岸に流し、忘れよう。…

◆ 訓練生2人に 尋ねてみた。
『施設育ちの子は、昔は、法律上 障碍者と 同じ扱いだった。健常者なのに、障碍者と同一視されてると 知った子は、ショックを受けたものです』と、先生が 語ったことについて。…

「そこで 話を終わらせたのでは、障碍者差別では? …と、私は 思っちゃった」
「障碍者(弱さを持った人)は、集団の精神を 健全にするために、一定の割合で 生まれてくる。大切な 仲間ですよね」
「福祉を教える人なら、そこまで言わないと 手落ちだと、私は 思ったのですが?」

『障碍者と 同じ扱いで、養護施設の子が ショックだった話は 覚えてるけど、授業に ついてくのが 精一杯だから、(あーそうか)としか、思わなかった』
『言われてみれば、そうかもしれない』

「私が 考えすぎかな?」
『良いのじゃない? 先生は、よく言ってるもの。暗記だけじゃ 駄目だって』