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2011-04-23(Sat)

ナカナイデ

若い 父親の声として、
『軟水のペットボトルが、店頭にない』
『我が子の ミルクを溶く 水が買えず、泪した』
『大人は、硬水のペットボトルを 買ってください』
『軟水は、乳児に まわしてください』と、ラジオが言った。

なんたることか(泣)。
ただ、…どこの話ですか?
4月21日 時点(日本では)、被災地以外は、水道水か、井戸水か、湧水が、ミルクに 使えるのでは?
(お店で 売られてる水だけが、飲み水では ないことを、思い出して下さい)

飲み水の硬度は、日本では、
カルシウム濃度( ㎎ /リットル )×2.5 + マグネシウム濃度( ㎎ /リットル )×4.1 で はかられます。

世界保健機構のガイドラインでは、
60未満:軟水
60〜120未満:中軟水
120〜180未満:硬水
180以上:非常な硬水です。

日本の水道水は、軟水や 中軟水が多いけど、120mg/L 以上(硬水)に なるところも あります。
(各地域の水質については、各地域の水道局が ご存じかと…)

昔、お世話になった 大分県日田市の深井戸水は、
1リットル中の カルシウムが 9.6mg、マグネシウムが 1.9mgだから 硬度は、
9.6×2.5 + 1.9×4.1 = 31.79
≒ 32(mg/L)
軟水
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2011-04-19(Tue)

麗人の言葉によせて

【こんにちは。観月環です】
【震災から1ヵ月が経ち、季節も いつの間にか 春になっていました】

【まだまだ 心が明るく晴れることはないですが、どんな時でも 春はやってくるのです】
【桜前線も、東北に向かって進んでいます】
【彩りを失ってしまった被災地にも、桜色のエネルギーが 広がることでしょう】

【心が 不安と怖れで いっぱいになると、明るい考えが 浮かばないどころか、美しいものに気づくことも 忘れてしまいます】
【幸せ感度が いっぺんに ダウンしてしまうのです】

【心が 冷たく凍ってしまったままの方に、温かい氣を届けたくて】
【関東から東北にかけての 読者の皆さまに 先日、今年の桜を撮影した ポストカードを、お送りいたしました】
【「桜のピンクのエネルギーが、暗い気持ちを 明るくしてくれました」というようなメールを 多くの方からいただけたことは、とても嬉しいことでした】

【沈みがちな心に 明るいエネルギーを巡らせていくことが、これから いちばん必要なことだと感じています】
【心が穏やかであるという ニュートラルポジョンを、どんな逆境においても 維持できれば、未来は 明るいものになるはずです】

【私たちは、今、大きな課題を 天から与えられたのです】
【私たちが 本来持っている 強さと優しさを 発揮しなければなりません】
【あなたの強さや優しさが、人や地球を 甦らせるのです】

【あなたの 明るい気持ちが、喜びに満ちた世界を 創るのです】
【今日1日、あなたが 明るい気持ちでいるだけで、明るい氣が発散されて、誰かに伝わるのです】

【家庭でも 職場でも、ひとり不機嫌な人がいると、何となく雰囲気が悪くなるように】
【明るい人が ひとりいるだけで、雰囲気は とても良くなるのです】

【特に 満月のエネルギーが巡る 21日までの間は、どんなエネルギーも 増幅されますから、明るい気持ち、優しい気持ちで過ごしましょう】
【それが、今、すべての人ができる 復興に向けての、大きな支援だと思うのです】

【今日1日、あなたの心が 穏やかで明るいものでありますように】

観月先生、メールマガジン ありがとうございました。
幼少より、心に『冷たく凍った』処のある私は、
『みんな つながってる』などと、公共広告に言われると 片腹痛く、

(普段は、気心の知れた仲間と、利害関係者と、マスコミが 取り上げる人…芸能人や アスリート、遠い国で難儀している人など…以外、眼中に なかろうに?)とか、
(この社会の底辺で 押し潰され、子どもや 大人しい人を 虐待する同胞や、
その標的になって苦しみ、魔に魅入られて育った者や、精神を病んだ人のことは、
自己責任と斬り捨てて かえりみないくせに?)などと、冷笑を 禁じ得ませんでした。

『心 穏やかに ニュートラル』でありたい。震災前から、強く願っていました。
けれど、凍った心を、
(何もかも 自己の責任に帰す世界で)
穏やかに保つなどと云うことは、自分を殺さねば 出来ませんでした。

『津波で 何もかも流された人のことを思えば、何でもできるでしょ』
そのように言われたときは、人であることが 嫌になりました。

おのれに 喝を入れるために、不幸な人を必要とするほど、私は腐ってません。

被災者の苦しみを 持ち出して、…
それ以前から苦しんでる者に、感謝を 思い出させようとか、…
気合いを入れようとしてくれても、…
逆効果にしか ならないんだよ!
(そう云うことを する人の、無意識下の 心の闇が、震えて私を見てる気がする。
癒されるときを待ち、待ちくたびれた、痛々しい魔物の姿で。
それは、精神を裂かれて 投げ棄てられた、被虐待児(私)に似ている)

『強さと優しさ』は、義侠心からも 立ちのぼりますけど、
『明るい気持ち』は、義務感や義憤からは 生まれません。

『不機嫌な人がいると、場の雰囲気が 悪くなる』
『場を穢してはいけない』
『明るくせねば』
『上機嫌でいよう』
…ときに 苦しかったです。

『エネルギーが 増幅されやすい時期、明るい気持ち 優しい気持ちで 過ごしましょう』
…出来ればいいけど。出来ないときに、自分を責めたら 最悪です。

明るくなるのは 難しくても、
優しさ(何かを 大切にする心)は、ささやかであれば、私でも 持てます。
スーパーマーケットで 清掃クルー(さりげなく 快適な空間を 作り上げている人)に 出会ったとき、敬意と感謝を込めて、挨拶するほどの 心ならば。

だけど、それさえ 出来ぬ日もあります。(疲れ果てて)
そんな日は、自分を責める自分を、無理に許そうとして…泥沼にはまらないように、
静かに 眠りたく思います。

2011-04-16(Sat)

心の杖 その1

F子様

カラスノエンドウ(豆科の花)と ハコベ、紫カタバミが 咲き揃っていました。お元気ですか?

先月末、陰々滅々たる気分を 浮上させるべく(※ 風邪っぴきで ノド痛なのに)歌を録音し、プロの絶対評価を仰ぐと云う 暴挙に出ました。
(ノド粘膜は、弱ってるときに酷使したらまずいです、
昔、無理に歌って、長い間 ガマガエルのような声で 過ごしたことがあり、懲りてる。…
けど、正直な人の声が 聞きたかったのです)

無理に 明るい曲(若者の歌詞)を歌って 失敗。70点を 戴きましたが、お情け(激励)でしょう。
(前払いで お金を払っていたから 強行したけど、…歌詞の気分に なれず、途中で辛くなり、後半は『嗚呼…』と 自嘲しつつ 歌いきったと云う 体たらく)

「演歌チックな節廻しが、歌唱全体を暗くしています。もっと弾き飛ばすように!この曲は歌ってほしいです。キーを上げるのもいいです」と云う 寸評でした。(恥ずかしい。…単に『暗い』と言われたら、私は 腐ったと思います)
鋭く判定しつつ、素人にも 分かりやすい 具体的な 助言。
流石プロ と思いました。

先生によっては、容赦ない 厳しい言葉を 畳み掛けて おしまい。…
『上手な人だけが 歌うべき』と、信じてるような方も いらっしゃいます。
(そう云う方の 寸評は、素人には 副作用が大きいです)

先生を 選ぶことは できないので、結果を見るのには 勇気がいりました。
お元気で。

◆ 人を励まそう(応援しよう)と云うのに、こんな手紙しか 書けなかった。…

歌を忘れた 金糸雀の、月夜の舟に 似た何かを、
あなたに会えたら 繰り出せる 道化でありたい。
その為にこそ 今を生きなん。

2011-04-14(Thu)

仮想空間 ノ 虹(某ブログ ノ コメント欄)

[11/04/14 09:22 御礼]
医科大学関係者に、
「3日で死ぬはず、治してみろ」と、癌細胞を注射された 小動物を渡され、
昼夜 祈り続けたところ、医学生たちが 仰天する結果になりました、
と ある本を、紹介されました。
「難病の肉親が、信仰で 安らかに逝った」と、幸せそうに語る人から。

その信仰が 個人(故人)崇拝でなく、揃いの服を来て 集まったりせず、塩水を飲むのでなければ、仲間に入りたかった。
穏やかで、たくさんの仲間がいる人生なんて 夢のよう。
それに 権威(医学関係者)を やり込めた組織に入れたら、狐狸でも 積年の怨嗟が晴れて いいかもしれない。

でも、塩水に苦しんだ記憶と 懐具合が、会費の要る宗教を 拒みました。

寝ても覚めても 自分を責める 時間の檻から、早く 抜け出たい。
来世は(もし あるなら)、草か 木に 生まれたい。
黙々と 茂り、穏やかな生物の 糧となり、黙々と 土に還りたい。

これぞと思う 意義ある人に、時間と命を 譲れたらいいのに。
(間接的には 出来る?! 私に も少し 分別があれば?!)

バカとか 死ねという言葉、自分も 使いたくて たまらなかった。
散々、身に浴びた言葉なのに、使うことは 許されなくて。

こちらのブログは、私には 難解でしたが、母国語に会えたようで、嬉しかったです。


[11/04/14 10:09 返信]
【言葉は 人間の思いを込めるための 器に過ぎなくて、ただ 思いには 形がないから、代わりに 言葉にしてあげるのでしょうね】

【だから 形になれない、だから 出て行く場所がないまま 自分の中に 澱のように溜まって、自分を責め続ける その思いを、なにかしら言葉にして 外へ放り出すのですね】

【いうなれば言葉は 思いを捨てるための入れ物、ゴミ箱みたいなものです】

【言葉という形と それに込められる思いの 違いが わからない人にとっては、見える言葉だけが全てで、だから 延々と それに執着し続けます】

【けれど 言葉が 思いの器に過ぎないという事実を 理解している人にとっては、言葉は 決して 躓きの原因にも 心の障りにもならないのです】

【しょせん 言葉は 言葉に過ぎないのだと 割り切ればいいのです】

【だから 誰にも遠慮せず、どんどん 自分の思いを 言葉にして 外へ吐き出し 捨てていく】

【外に出た言葉は、訳を知らぬ人達によって 如何様にも 解釈されることでしょうが、それは 基本 どうでも良いことです】

【人が 言葉に込められた 個々の人々の思いを掴みとることは、いつだって困難なことであり、殆どの場合 曲解される運命なのですから】

【あなたも、誰か 特定の人に向かって言うのではなく、ただの虚空や どこぞにあるはずの 神仏に向かってなりとも、時に 痛罵の言葉を投げかけてもいいのですよ!】

【人と違って、虚空も神仏も、あなたの切ない思いが ことごとく尽きるまで そっと聞いて 受け止めてくれますから】

【やがて思いが尽きれば、神仏とも和解でき、自分の存在をも 許せる時が来ることでしょう】

【そしたら今度は、人に対して 優しい言葉で思いを伝えられるように なっているはずです】

2011-04-12(Tue)

莫迦ばっかり

自分が【津波】だったような気がした。

「陸の生き物を 殺したくなかった」
「大地が震えたら 私も震える、そうなってるだけ」
「逃げてー!」
「引いては 揺り戻す 潮の力を、人が 完全に 阻止できるなんて思わないで!」
「場所を空けて! 私は止まれない! 逃げて! 早く!」
(号泣)

自分が、【冷却機能を失った 原子炉】だった気がして 悲しい。
【止まるに止まれない 原子炉】に、同調してると云うべきか。
間に合わなかったと、自分を責め続けた。

(ずっと、40年も 寂しくて 悲しくて 辛かった)
地震国でない アメリカで 設計された原子炉は、地震大国に居るのが 怖かったに違いない。

(死ねとか、化け物とか、末恐ろしいと言われて、心が ねじ曲がり、ねじ曲がってた お陰で、厳しいときも、笑ってやり過ごせたけど、ねじ曲がったままでいるのは 苦しい)
(でも身構えずに生きるのも 怖かった)

食うために、稼ぎなさいと言われるのが、悔しかった。
私は 喰うより、休みたかったのだから。

自分が生きていることは 災いなのだと 洗脳された心を 雪(すす)いで、明るくなりたかった。

ひとりでは難しい。
でも、誰も、助けては(共に生きようとしては) くれなかった。
(寄りかかろうとして、一緒に暮らそうと言う人はいたけど、それは 論外)

地獄の沙汰は、金次第?
(そうじゃない人も いたよ!)
(そう、通りすがりの人や、遠いところの人や、みずからも 大変で てんてこまいな人たちの 情けがあったから、今、私は此処にいる)

でも、
好きで 不幸なんでしょう?
好きで 不細工なんでしょう?
好きで ひとりなんでしょう?

違うよ、嫌いだよ。孤立とか、汚い貌なんて。
嫌いだけど、…
ひとりでいれば、きたなくしてれば、期待とは 無縁でいられて、抵抗が少なくて済んだ。
(でも それは、不自然なこと。結局 苦しいことだった)

誰のせいでもない。
私が とてつもなく孤独なのは、
誰のせいでもない。
私のせいでもない。
(自分の心の 底無しの闇に、人を引きずり込みたくなくて 頑張ってたら、こうなった)

好きで こうなった訳じゃないけど、
最悪を 避けようとして、こうなった。
(私には、そうせざるを得ない 苦しみがあった)

人間(他者)のことは、本当に 分からない。
重荷を背負い、潰れかけている者に、
説教して(独善を押しつけて) 追い詰めて、死にたくさせたり、…
苦しんでいるのを見て 笑ったり、…
人の助言を 聞き入れないから 助からない、などと、言い放つ人のことは。

神経が 焼き切れるほど 疲弊した者の心が、
ますます かたくなになるように しむけて どうするつもり?
増えすぎた人間が、地球を 喰いつくすことに 怯えてるの?
目障りな奴には 死んで欲しい?
人生を 椅子取りゲームと 信じてる?

私に そうせざるを得ない 訳が あったように、…
自分の正義で 他者(私)を裁いた人にも、
そうせざるを得ない 理由があったのかも。…

もう いい。
私は もう、いたいけな私を むごく扱った 過去の人(悪を 斬り捨てられると 思ってた人?)と 同じ道は、行きたくない。