悪魔に ではなく、
「植物生態学」に 魂を奪われた男の、物語。
家庭を 一顧だにせず、部下の命を(自分の命も) 危険に晒しつつ、森林再生の研究・実現に 突き進む。
アマゾンからの帰途、アメリカに住む 娘夫婦を 訪ねたとき、3歳の孫娘に、…
「おじいちゃま、帰らないで」と、空港で泣かれ、飛行機の中で 嗚咽し続けた と云うエピソードが、何ともいえない。
こう云う 何かに憑かれたような活動家を支える 夫人や、部下には、絶筆に尽くし難い思いが、あることだろう。
研究以外は、殆ど 見えていない(人を人もと思わない?)鬼のような人が、結婚し 子・孫を残していることに、感動する。
立派な夫人の後ろに、夫人を育てた 人々や、大分県 杵築と云う 土地の力(豊かさ)が、きっとある。(うらやましい)
他者の あらを 探すことは、子どもでも できる。
寛容さを 発揮できる(逆風も受け入れられる)のが、大人?
判断(分析)しただけで、放り出せる(人間関係は 代替可能と思っている)のは、子ども?
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