新聞記者は 死の動機を、…野次馬は 死者の顔を、知りたがる。…
20年前は これほど 自殺者が多くなかったから、救いのない 哀しい歌詞を ランラララン…と うたい上げても売れた?
私は たびたび その歌の世界を訪ね(幻想)、新聞紙で隠された 死体になり、新聞記者になり、野次馬になった。
歌詞は 嫌いなのに、曲の明るさに惹かれ 繰り返し 聴いた。甘い毒を 含んでいると感じる。
不自然な死を 日常の風景にしてしまう歌(シャンソン?)って こわい。
子どもの耳には 入れたくない。
20歳過ぎに この歌に出会った私は、歌の中で 何度も 死を遂げて…溜飲を下げ、生き延びられた(幸運だった)けど。…
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