「貴女は大丈夫」
数え切れない人に、そう言われましたが、私は 信じませんでした。そんな私が、…
夢人さんの「大丈夫」は、信じました。
何故?
以前の『大丈夫』は、
強がって、笑っていた 私の『演技への 褒め言葉』に、思われたのです。
けれど、夢人さんの言葉は 違った。
かつて 私の内臓(胆嚢)が、病んでいた(膿んで 腫れ上がっていた)頃、
すさまじい めまいと 疲労感から、職場で倒れたりしました。
原因を探るため、病院を 訪ねました。(立派な病院を、幾つも)
脳には異常がない 血にも異常はない、…
白衣の方々は、首を捻るばかり。
内臓からくる 疲労らしい と云うことは、
遠い町の クリニックで、やっとわかりました。
その 開業医の先生は、触診と 超音波の映像で、病気の場所を 見つけてくださいました。
(患部に 触られたときは、うめき声を上げるほど 痛かったです)
それまでの医師は、コンピュータ画面や 検査データばかり見て、触診などは しませんでした。
その医師に 出会えなかったら、…どうなっていたか 分かりません。
そうして 身体は助かりましたが、
精神は、危ないままでした。
明るく あたたかく 謙虚で 素直であれば、重宝がられる。…そう計算し、ずっと演じていました。
シンプルな頭を 持っているので、
化け物、人格破綻者などと 言われ続け、信じ込んで いたのに、…
新たな 思い込み(気合いと暗示)で、自らを 作り変えようとして、表面上は、上手くいったのです。
あたたかい人でありたい、
謙虚な人でありたい、
心のやわらかい 素直な人でありたい、
…それは、私の願い(本心)でしたから、
辛い演技では ありませんでした。
しかし、
明るい仮面を被り、自由に振る舞えるようになるには、時間が要りました。
『暗い人間』は、嫌われる。特に女は。
(そう思い、恐れていたから)暗い と言われないように、努力しましたが、…
傷ついた心を、癒さぬまま、無理やり 明るく 振る舞うのは、危険なことでした。
隠された 心の病が 進み、…
心の根が 腐り、…
善悪の区別も つかぬほど、狂ってしまう可能性があった。
根が、真っ黒になるほど腐ったら、…
被害は、周囲の人にも 及ぶでしょう。
傷ついて 暗くなるのは、健康な 心の動きだと 思います。
悩みの原因を、解決し、傷が癒えたら(癒えない傷でも、背負う覚悟が できたとき)…
無理に 作らなくても、明るくなれる(笑えるようになる)。
それが、自然な あり方だと 思うのです。
(無理な演技を続け、心の芯が 腐ったとしたら、周囲は 困惑するだけでしょう)
夢人さんは、魂の手当て(触診)が、出来る方だと、拝察いたします。
患者は多く、癒し手(導き手)は 足りないので、お忙しいことでしょう。
充分な睡眠を 確保されますように。
良い人の氣は、充分 集めていらっしゃるでしょうが、
大自然の氣も、ときには 存分に浴びて、補充なさって、
健康を保って戴きたく お願い申し上げます。
血の通った、心に 届く言葉を、戴きました。
その うれしさが、私の「生きる糧」と、なっています。
治療者(臨床心理の先生)も 見つかりました。
感謝しております。